勝手に岐阜県観光大使

岐阜県民の岐阜県民による全国民のためのブログです。

岐阜県観光大使のボランティア研修~スーパーカミオカンデ潜入編~

先日の大雨皆さん大丈夫でしたか?

岐阜県内はけっこう被害が報告されているみたいです。

JR高山線は飛騨萩原~飛騨小坂間で土砂の流入があったためその日のうちに終日運転見合わせ。それ以降復旧作業は続けられていますが復旧のめどはたってないようです。

海外からのお客様等が高山線を利用して来岐阜のつもりが...

なんて寂しいことが頭をよぎります。

ちゃんと下呂~高山間でバスの運行はありますのでご安心ください。

早く復旧してほしいと願う、大使です。

 

※JRを利用される方は最新情報を確認ください。

 

今月7月14日15日神岡町で大きなイベントが開催されます。

それは名も...

GEO SPACE ADVENTURE(GSA)

です。

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(写真:Natuurkundigen zien neutrino’s van gedaante veranderen - New Scientist

 

なんじゃそりゃ。

 

簡単に説明すると、神岡鉱山の本物の坑道」と「スーパーカミオカンデ」や「カムランド」などの宇宙物理学最先端の研究施設を活用して行う、地中1000mでの探検体験イベント。

 

そもそも「神岡鉱山って?」「スーパーカミオカンデって?」など疑問多めですよね。

 

写真等を使用して説明しますね。

 

神岡鉱山

養老年間(717年~724年)、今から約1300年前まで遡ります。

その頃から天皇に黄金を献上していたという言い伝えが残っているそうです。

その後江戸幕府の直轄鉱山になり、明治時代には三井金属が経営に着手。採鉱されたのは非鉄金属(鉛や亜鉛)で採掘量も多く、当時は「東洋一の鉱山」とも呼ばれていました。

環境問題等もあり現在は海外輸入鉱石による操業を行っています。

三井金属が経営を始めて以降、総採掘量は75,000,000トン。

現在も鉱山内に当時も坑道は残されており、その総延長は1000㎞とも言われております。(東京~博多間が約1000㎞)

鉱山内は一年を通して13~14℃です。ひんやりします。

神岡鉱山って、どんな鉱山(やま)? | 三井金属鉱業株式会社

 

スーパーカミオカンデ(SK、大型水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置、上写真)

1991年より作り始めて5年の歳月をかけ完成。東京大学の研究観測装置です。

池ノ山の山頂から約1000m下に約5万トンの超純水を蓄えるための直径40m、高さ40mのステンレスタンク。上写真はかなり有名ですよね。

陽子崩壊探索等の研究、ニュートリノの観測に使用、現在も稼働中のノーベル賞受賞経歴を持つ実験装置。

宇宙から飛んでくるニュートリノがSKに飛び込んでくると、タンク内の超純水と反応しごくまれにチェレンコフ光という光を発する。それを光電子増倍管で検出し観測。

光電子増倍管ちはSK内に取り付けられている世界最大の直径50㎝の光センサー。

浜松ホトニクス社製です。これを11,146本使用。

安心、安全、信頼のMADE IN JAPANです。

www.hamamatsu.com

www.hamamatsu.com

 

カミオカンデに関しては説明をするとかなーり長くなるので以下を参照。

www.mugendai-web.jp

 

前置きが長くなりましたが、GSAの話でしたね。

そのGSAでボランティアスタッフをさせていただく機会をいただきました。

昨日はその事前研修。

 

神岡鉱山内に入ってきました。

岐阜県民にとってこんなに贅沢な経験はないです。

特別な許可を得ないと入れない場所ですからね。

 

鉱山の入り口に到着し、ヘルメットを受け取り説明を受けます。

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そして入口。

鉱山内部は13~14℃なのでひんやりした空気が外へ漏れてきています。

まさに天然クーラー。

 

内部潜入です!

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まるで映画の世界。

岩盤むき出しの行動を歩きます。

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海外の一流研究者もお越しになるので、一部英語表記も。

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実際に鉱山で稼働していた(現在は採掘作業は中止している)重機たち。

当日は実際に動かしていただき、迫力を体験できるそうです。

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歩いていくと過去に使われていたトロッコ電車が。

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こちらは駅でしょうか?

あ、見てもお分かりのように鉱山内真っ暗なので懐中電灯の明かりだけが頼りです。

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左右配管だらけの道を進んでいきます。

GSAでは実際にここを歩きます。

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道中なにやら難しい名前の研究室も。

同行した詳しい人によればこの写真を撮影した頭上3mにKAGRAが建設中なんだとか。

gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp

 

さらに坑道を進んでいくと、「ヴォーーーーン...」という低温が響いてきます。

「それ」に近づいていくにつれて大きくなる音。

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おっ?

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でたーーーーー!

スーパーカミオカンデや!

工事中で内部には入れませんが、岐阜県民としてここまでこれただけで光栄です。

扉の向こうに世界が最も注目している研究施設があるって考えるだけでゾクゾクします。なんてったってノーベル賞受賞施設ですからね。

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この後も世界屈指の実験設備や実験施設が目に入ります。

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それより本当にどこまでも続いていく坑道。

本当に出口はあるのか不安になる。

だってここ山の山頂から1000m下ですからね。

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過去に稼働していたトロッコの軌道。

このレールもどこまでも続きます。

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途中鉱石が見えるところも。

全然詳しくないですが、これは亜鉛だそう。

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過去に稼働していたトロッコ

まだ動くみたいですよ。

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実験室の扉には解説が貼られていますが、内容の意味がいまいち分からない。

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坑道内のお手洗い。

なんとワイルドでアドベンチャーなトイレ!

※GSAでは使用することはできません。

 

鉱山内は外に比べるとかなり寒く長袖がないとかなりツライ...

来られる方は羽織れる服をお持ちください。約2時間の滞在です。

 

以上研修で行ってきた鉱山内レポートでした。

 

 

今年で23回目のGSAです。

定員800名ですが若干空席があるみたいです。

”お子さんがいらっしゃる方”や”普段入れない場所に入りたいよ!”という変わり者の方、”単純に興味がある方”などご参加お待ちしております!

高山市の人もこのイベントを知らないよーって方が多かったです。

宣伝がいまいちできてない!もったいない!

 

7月14日、15日(どちらか一日)は予定を空けて飛騨市神岡町へお越しください。そして神岡の自然に触れ、文化、食、人に触れて魅力を感じてください。

とりあえず一泊して岐阜県を感じてください。

行きたい!って思う人は僕に直接連絡いただけるか、GSAの担当者へ連絡をお願いします。

gsa-hida.jp

 

まさに【非日常】を一緒に体験しましょう!