勝手に岐阜県観光大使

岐阜県民の岐阜県民による全国民のためのブログです。

岐阜県観光大使のボランティア~活動を少し共有します。~

水曜から長野に入ります、大使です。

 

 

皆さんから支援金をいただいて活動させていただきました。

活動もどんなことしたのか報告しないとね。

 

とっても印象深かった活動を報告します。

 

 

 

千葉県鋸南町の現場へ。

そこは農家。

まずボランティアセンター(以下VC)から農家への支援がグレーゾーンなことをお忘れなく。(営利が絡んでくるため、支援行けない場合が多い)

 

Tさんの農家へ行く。大使はチームのリーダー。

大使が唯一輝ける舞台が整いました。

 

ボランティア総勢20名の現場。

ガラスハウス内に落ちた天井のガラスをひたすら拾う作業。

 

 

僕はリーダーになると周辺を一回ウロウロします。

「何かないかな。」と。

 

それは使える道具でもいいし話のネタになるものでもいいし、

困ってる人がいるのかどうかも。

 

 

いました、困っている人。

 

 

同じ土地の中にガラスハウスが何棟かあります。(農家は別々)

僕たちが行ったハウスはあと2日もあればガラスは拾い終わる。

 

 

そんな時、ウロウロしてたら僕たちが活動している反対の場所からガラスを拾う音が。

近づくと、

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小さな体でガラスを拾う一人のおばあちゃん。

その小さく寂しそうな背中を見ていたら黙っておれず、声をかけた。

 

 

た「お体変わりないですか?」

お「んー、まあまあかなぁ。」

た「今日は涼しいね、朝とか寒かったくらいだね。」

お「そうだね、寒かったね。」

た「一人でやってるの?」

お「そうそう」

た「まだまだ片づけるモノたくさんあるねー」

た「ボランティア申請してますか?」

お「してるけど9月22日に来てから来てくれないのよ」

「え?」

た「ほぼ一か月経つじゃん!」

お「やっぱり自分で申請に行かないと来てくれないのかしらね...」

た「いやいや、そんなことない、まだまだやることあるのに。待ってて、VCに電話してみる。」

 

”たまたまもらっていた”おばあちゃんのニーズ票を見てみると。

 

「継続希望」に〇が打ってあった。

 

なのに約一か月誰も来ない。

おかしい。

まだまだやることあるし、継続希望じゃないなんておかしいと感じた。

 

 

VCに電話をすると、

「手元にはニーズ票としてきてない」とのこと。

 

でも継続ニーズとしてあがっている。

 

 

 

要するに最悪の管理ミス。

 

 

 

久々に声を大きくして強い口調で文句言ったな。

VCに対して今すぐおばあちゃんのハウスの片付けもできる許可を出すように要求。

早急に返答を出してもらいたい。

 

 

30分後くらい昼休憩にOKが出て、午後からおばあちゃんのハウスも支援することに。

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通路には大量のガラス。

ガラスが貫通しない靴を履いてないと危なすぎる。

お花やお野菜を栽培するベッドの上にも大量のガラス。

天井のガラスは風圧で吹き飛び残っているガラスの方が少ない。

どれだけ強い風が吹いたんだよ。

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上を見上げればビニールが線に絡みついている。

これはおばあちゃん一人で取れないな。

 

片方のハウスはすでに終了間近。

片方のハウスは取り掛かり始め。

 

 

これは重大なVCのミスだ。

 

 

なぜなら僕がおばあちゃんを見つけなければ今後二度とここに支援は来ない。

しかも僕たちの活動日の次の日にはボランティアニーズを上げる最終日。

”最終日”ということをおばあちゃんはずっとずっと気にしていた。

よかったなー、見つけられて。

 

ホントに気づいて良かった。

 

 

活動時間が短かったので絡みついているビニールを全てはずす作業を終えてこの日は終了。

外す時に前回の活動同様、また野菜を踏まなければならない。

 

た「ビニール外すのにお野菜踏んじゃうけど大丈夫?」

お「...」

お「いいのよ」

 

おばあちゃんの声は今までの感じの声色ではなく、悔しさ悲しさが溢れていた気がする。

震えてた。

 

 

 

終わらせることが目的だったにも関わらず、宝物を発見した気分。

結局最初に取り掛かったハウスもあと少しを残して終わってしまったけども、おばあちゃんを救った。

 

 

おばあちゃんは家も被害にあったそうです。

家の再建が最優先だし、おじいちゃんも今入院中。

 

 

そんな人を苦しめ続けていた。

 

 

VCにはこのことを重く受け止めてもらいたい。

 

 

そんな結構大きなファインプレーを今回できました。

ウロウロしてみるもんですね。

これからは支援がおばあちゃんのハウスにも行くはずです。

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おばあちゃんはししとうを生産していました。

こんな風に産直市場に並ぶ予定だったんだろうな。

またいつか、こんな風にお店に並びますように。

 

 

なかなか想像することが難しく、伝わらないことを長々とすみませんでした。

けど、行った意味がものすごーくあった。

 

皆さんの支援のおかげ。

皆さんの支援金がなければ、鋸南町まで行くこともなかったし、おばあちゃんを見つけることもできなかった。

本当に感謝いたします。

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少年よ!

僕の無茶ぶりに耐えてよく頑張ったね!

文句言ってくれてもよかったけども笑 

 

とーっても疲れた一日でした。

お酒が美味しかったよー!

 

 

 

こんな感じの流れですね。

今回に関してはとっても珍しいケース。

というかあってはならないケース。

 

 

基本的に僕たちは与えらえれたニーズをその日に終わらせようと活動してはいけない。

理由は、無理をしすぎる、ケガにつながる、家の人が過剰に期待をするなど。

ボランティアの基本です。

 

僕は現場を見た瞬間に終わるか終わらないかをまず家の人に伝えます。

 

 

長期的な戦いになるのが分かっているので、無理して終わらせなくてもいい。

もちろん畳一枚運ぶだけで終わるのであれば、終わらせなければならない。

臨機応変に対応しないといけませんが。

 

次に繋いでいく支援をするのが僕たちボランティア。

 

だから今回のように継続ニーズとしてあげることが最重要。

その最重要ニーズを取りこぼしたのが今回のVC。

 

終わらせないと「所詮ボランティア」とか思われちゃうかもしれないけど、僕は活動に命かけてるし、すごく責任持ってやってる。

 

「寄り添うよりも活動」

 

寄り添っても畳一枚も運べないし、泥なんてかき出せない。

「活動で寄り添う」

 

これが一番ですね。

 

 

やれることをやれる人がやれるときに。

 

 

ありがたいことに動きやすい環境が僕には用意されてる。

出来ない人の気持ちも背負って活動する。

使命ですね。

 

別にすごい事でもないし、偉いことでもない。

 

 

この先も支援を継続してみたいと思います。

僕にできることはこれくらいしかないですから。

 

 

ぶっちゃけ支援金をいただいての活動はありがたいです。

僕の経済的負担がなくなりますからね。

その分、現地に愛を持って行ける。

僕一人で活動してないんです。ということを現地の人に伝えられる。

それを言うことで現地の人安心します。

 

 

これが僕の活動記録。