乾燥しすぎて唇カサカサ、大使です。
リップクリームはすぐなくすので向いてません。
皆さん地元愛どれくらいお持ちでしょうか。
この話をすると大使の右に出るものはいませんが、果たして皆さんはいかほどか。(すぐ余計なことを言う)
ちなみに先日東京から高山大好き少年がやってきました。
彼の名はハヤト。
東京に住みながら高山をこよなく愛し、頻繁にバスで訪れる強者。
そんなに高山を愛せるなら、さぞかし地元を愛しているんだろうと思ったら、意外と地元のことを知らなかったり。
彼の家は埼玉県。
埼玉県って色々言われているじゃないですか、
「いいとこない」
「見る場所ない」
「ださいたま」
など。
なぜそんなに言われなくちゃいけないのか。
「不思議」
であります。
そもそも地元民がいいとこないとか見る場所ないとか言っちゃダメなんですよ。
大使はそういうこと言われると逆に燃え上がって行きたくなる性格ですが、大抵の人は地元民にそう言われると行く気をなくしますし、知ろうともしません。
まさに、
「東京のベッドタウン」
で終わってしまう。
しかもですよ、行動力を活かして色々なところに旅に出かけるのはいいとは思うんですが、その都道府県代表として旅をしているといことを忘れてほしくない。
行ったことない場所の人だったら話を聞きたいし、話をしてほしい。
そこでね、
「え、うちの県は何にもないよ。」
だと、
「あ、そうなんだ笑」
ってなるじゃないですか。
よっぽど話した人間が魅力的で素敵な人間なら「その人」を訪ねてくる人はいるとは思いますが、その土地を知ろうとして来ない訳です。
どれだけ伝えるかはすごく難しいとこなんですけどね。
ダァーッと喋っちゃうとその人引いちゃうし、話さなさすぎるとその人の興味を引けない。
た→大使 し→知り合った人
た「岐阜県出身なんです。」
し「岐阜県って何かありますか?」
た「海以外ならなんでもありますよ」
し「例えばなんでしょう?」
た「逆にどんなのが聞きたいですか?」
し「んー、自然ですかね?」
た「一番の得意分野ですよ。一年を通して明確な四季を感じることができます。内陸県ですけど海抜が0m以下の場所から標高3,000m超える場所まですべて岐阜県です。紅葉は都会だと11月後半のイメージですが乗鞍岳っていう山なんかは9月後半から色づきます。それからどんどん紅葉前線は南下して県庁所在地岐阜市の色づきピークは11月後半から12月1週目。それだけ標高差も気温差もあります。どの季節に来てもらっても満足していただける県です。」
し「はぁ...(引き気味)」
こんな感じで相手が求めたことを相手が求めた以上に喋れると本物です。
大概引かれますけどね。
でも魅力を喋れない人よりはいいと思いませんか?
引かれようが引かれまいが、相手の脳内に「岐阜県は魅力がある県なんだ!」っていうのを植え付けなければなりません。
旅先での大使はずっとこのスタイル。
豊富な知識なんて必要ではなくって、ガイドブックに載っていることくらいの初歩知識はほしいですよね。
その先は実際に来てみてから。
なのでハヤトには次来る時までに埼玉県の初歩的な魅力を大使に話せるようにという宿題を課しました。
彼なら最高の埼玉情報を話してくれると信じてます。
魅力発見は自分の足で稼ぐしかないから、なかなか大変です。
ハヤトこのブログ見てるよな、期待しとるでな。笑
見つけずに高山来たら安房トンネルで追い返すぞ笑
自分の興味あることだけを調べていくのもいいですね。
”47都道府県代表の人を地元大好き人間を集めて魅力を話し合う会議なんてしてみたいものです。”
東京ビッグサイトくらいの場所でできたらいいですね。笑