勝手に岐阜県観光大使

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岐阜県観光大使の感謝~31年間の平成時代、終わります。~

天皇陛下31年間ありがとうございました。

そしてお疲れさまでした、大使です。

 

 

町は大勢の観光客で賑わい、まさにGW(大型連休)を感じます。

観光地に住むことができ、町の活気は玄関を出て少し歩けば感じます。

 

皆様はGWを楽しんでいますでしょうか、大使です。(2回目)

 

 

そして平成の終わり。

平成最後のブログです。

平成時代を生き抜いてきた者としてはすごく寂しいというか、本当にひとつの時代が終わってしまうんやなっていう感覚。

 

昭和天皇の時は哀しく幕開けた平成。

平成天皇の時は喜びで幕開ける令和。

 

そんなことない、平成の時代も充分悲しい。

何だか1か月の余命を受けた気分です。(個人差あり)

 

 

でも何を思っても何を考えても何を願っても平成は終わり、令和はきます。

 

 

僕なりに平成を振り返ります。

僕の平成は6年前(社会人でいったら2年目か。)からが印象深い。

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新卒で自分で見つけて働いた仕事は見事に自分に”合わず”、1年で退職。

自分で見つけたにも関わらず合わないというのはどういうことなんでしょう。謎。

過去を振り返っても仕方がないですが。

でも後悔など全くない。

 

その後は親友の英力くん(写真右)とカンボジアへ。(2014年8月)

カンボジアの滞在で「日本で生活できていることの幸せ」を感じる。

ネット障害でネットが使えないということがどれだけ小さい困り事かを学ぶ。

電車が遅れただけでイライラできる幸せ。

「会社に遅れたらどうするんだ!」

そんなにピッタリ会社に行きたきゃ会社まで歩ける場所に住め。

 

不味くても水道水が飲め、電車が混んでいても仕事ができるということ、息をして生きているだけで幸せなんです。

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「若すぎ笑」

誰もがそう口にするでしょう笑

帰国後にはもう被害がすごかった広島豪雨災害。

カンボジアが楽しすぎて大使を襲う虚無感、脱力感。

しかし、本当に何もやることがなかった。やる気が起こらなかった。

でもある時に、

「フリーターなんて人のために動けないなら生きている価値なんてない」

誰かがそう呟いた気がした。

 

そんな本当かどうかも分からない呟きを聞き、広島行きを前日に決める。

もちろん準備も何もしていないのに夜行バスを取る。

 

ここで自然災害の恐ろしさを目の当たりに。

ボランティアを探しに足元の安全も保障されていない中、走り回ったなー。

結局ボランティアの人を大量に呼び込むことに成功。

そうだよ、結局は行動力に人はついてくるんだ。

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僕が一人旅にハマったきっかけになった北海道美瑛のロッジのオーナーさん。

「アルプロッジ美瑛」

お客さんは僕だけで、就寝時間を過ぎても相談に乗ってくれたり旅の話をしたりと夜な夜なお話したのを覚えてる。

きっとあの日の夜は一生忘れないんだろうな。

北海道行ったときは絶対に泊まろっと。

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そして2017年7月。

福岡県朝倉の豪雨土砂災害。

かけがえのない人間との出会い(ぎんじろう:真ん中奥)や、たくさんの心が素敵、豊な人間に出会う。

 

「まさか私たちが」「どうしていいかわからん」

本当に頭の中が真っ白になった人は何も考えられない。

人からのアドバイスがないと動けない人だっている。

それはいい方にもいくし、騙される方にもいってしまう。

 

でも反対に、ひとつのキッカケで笑顔になるのも早いと思う。

そう「僕たちボランティアは笑顔を運ぶのが役割」ということに気づく。

この現場では写真のおばちゃんたちとひたすら喋ったな。

その証拠として、服が汚れてない。

 

このおばちゃんたち、写真撮ったときには笑えてたけど、それまではすごく沈んだ顔をしていた。

だって目の前にはありえない光景が広がってるんやから。

そしてありえない僕たちがやってきた。

 

ご飯もジュースもご馳走になり、座りながらお話をたっくさんした。

それはほとんど災害以外のハナシ。

「どこから来た」「ココのご飯は美味しい」

僕たちは人を笑顔にする力を持っている。

だから自分に自信もって。

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やっと訪問できた福島。

目の前に広がる景色はあの時のまま。

ここに来られて良かった。

たった一日で景色は様変わりする。

 

人間はとても小さく、とても無力である。

そして寂しい生き物だ。

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旅先で出会った人たちが岐阜へ遊びに来てくれる。

これもまた平成の思い出。

旅先で岐阜県をアピールしておいて良かった。笑

この人たちが来てくれなかったらこんな素敵な写真は撮れなかった。

 

平成時代に来岐阜してくれた全ての人たちに感謝します。

本当にありがとう。

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信号もコンビニも薬局もない、大自然の中で自給自足、循環社会生活を体験。

本当に良い経験になった。

もちろん自分一人で生きていくことはできないけど、そういうこととはまた違った生き方を学んだ。

ここで過ごした時間はかけがえのない時間。

平成という文明の利器が出回る社会とは全く逆の生活。

子供たちの笑顔は常にキラキラしていた。

早く会いたいな。

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またもや襲い掛かる災害。

この国は自然災害と大親友みたいだ。

学校の校庭に高々と積みあがる思い出の山にただただ立ち尽くすだけ。

悪臭というニオイを放ちながら、思い出たちはあっけなく捨てられ、あっけなく人々は離れていく。

思い出っていったい何なんでしょう。

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でもね、これだけは言わせて、やっぱり出会いという思い出は最高です。

志が同じ人間との出会い。

この思い出は悪臭を放つこともなく、人々から離されることもない。

むしろ自分の中で輝き続ける。

思い出はいつでも心の中に。

心の中では思い出も生き続けるんだ。

 

今を生きて、心の中に。

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8月6日、この場所(広島)にいれた。

全てに感謝。

戦争は、何にも生み出さない。解決しない。

人間が人間である間は戦争はなくならないけど。

けど一人一人の意識次第でどうにでもなる気がするんだ。

 

血で血を洗うことはもうやめにしようや。な。

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自分の人生の流れを自分の意志と決断と勇気と行動ひん曲げた人間との出会い。

僕は2人の決断の保証人。

 

この人たちと平成最後に出会えてよかった。

僕も勇気をもらい、生きていく糧になった。

何より見ていて楽しかった。

 

決断することの怖さ、楽しさ、寂しさ、嬉しさ。

自分で決断することでしか自分という人生を変えられない。

 

「変えたきゃ動け。」

 

この二人は声を綺麗に合わせてそう言うんだろうな。

 

 

自分の苦手な部分だけ見ていては何も始まらない。

人生っていう絵は加点法でしか描けない。

得意分野だけ、興味のあることだけ、自分にとっての豊かさだけを描いていこう。

 

決断できずに動けない人、迷っている人。

もう一度、何度だって言います。

 

「変えたきゃ動け。」

 

 

 

 

この12枚は僕が平成時代を生き抜いてきた証。

好きなことも嫌なことも、いい景色も嫌な景色も見れた。

 

でもども景色、場面もいい面がある。

そのいい面をずっと探し続けた、見てきた、感じてきた結果が今の自分。

 

とても素敵な時代でした。

 

この時代に生まれてこれたことに感謝。

この時代で出会ってくれた人達に感謝。

この時代を生きつづけれたことに感謝。

 

出会った人とは令和の時代も共に、お酒が呑めたらいいと思っています。

 

すべてにありがとう。

平成の全てにありがとう。

令和の時代もよろしくお願いします。

 

平成31年4月30日、勝手に岐阜県観光大使・村井祐介