お箸は割り箸派、大使です。
老舗と呼ばれるお店は全国にたくさんあります。
人により老舗と呼ぶ年数は違うと思いますが。
老舗は減少傾向にあること間違いなし。
後継者不足、高齢化は避けられないことであります。
そんな老舗が高山にもたくさんあります。
そんな中でこれからも永久的に続いてほしい空間を提供している店が。
「しみず」さん
であります。
純喫茶みたいな店構えですね。
きっと赤いソファが置いてあって、カウンターには雰囲気のある髭の生えたマスターが...なんて妄想は膨らみます。
近づくとますます純喫茶感。
でも、壁にかかっている看板には、
「お好み焼き」と。
ま、まさか。
激渋。
であります。
そう、お好み焼き屋さん。
しみず
であります。
生ビールの看板かわいすぎ。
この照明かっこよすぎです。
銃弾で打ち抜かれたようなデザイン。
床もたまらなくオシャレです。
昔っぽく手の込んだデザインですね。
メニュー。
安くない?
さてはそうとう小さいお好み焼きだな!
とか想像しちゃいます。
僕はネギお好み焼きを。
焼きそばメニューも豊富です。
次回は漬物と玉子のステーキを頼んでみたいと思います。
(ウーロン茶が安すぎ笑)
目の前で焼いてくれるパターンです。
来ました。
ドーン!
普通に大きい!
ネギ好きはひっくり返りそうなほど山盛りのネギ。
この状態ですでに美味そう。
鉄板越しに飛騨マダムが座る。
いつだって飛騨マダムはカジュアルな格好です。
焦げないか心配していましたが、
心配無用。
44年?の勘は冴えすぎています。
昔は母と2人でやっていたそうですが、10年前に他界。
以降1人でお店を切り盛りされているそう。
本当に応援したくなる。
そしてお好み焼き完成。
うまそーーーーーー!!!!!
ここの特徴は、甘口のソースと普通のソース両方かけること。
最後まで奥さんが完璧に仕上げてくれます。
さすがプロの技。
お好み焼きはもちろん、建物としても価値があるのかなという印象。
こんな激渋な物件おそらく出てこないし、なくしちゃいけない。
この空間で食事をすることに価値があると感じました。
現にこの物件を譲ってほしいっていう人がいるそう。
そりゃそうだよな。
値段がいくらかは分からないけれど、値段以上に価値のありそうな建物。
営業時間が極めて短く、
17時~20時まで。
しかも、だいたいです。
定休日は分かりません。
不定休なのかな?
奥さん1人でやってみえるので、辛抱強く待てる人が行くべきです。
集団で押しかけても迷惑ですね。
いつまでも続いてほしいと願うお店「しみず」でした。