チャーハンは自分の手で炒めるに限る、大使です。
昨日、久しぶりに乗鞍を拝むことができました。
盆地に位置している高山市街は上空の天気が晴れていても、山は雲に覆われていることは日常茶飯事です。
西の白山から流れてきた風は高山盆地に落ちることなく東の飛騨山脈にぶつかります。
市街地は風が穏やかで、山が見えるかな。と思っていても山は曇ってる。
東を見れば山がある。
山と言っても大きさは様々です。
そもそも標高が580mある飛騨高山。
飛騨山脈は自分たちの住んでいる標高を忘れてしまうくらいの大きさです。
夕日に照らされて山肌は赤く染まり、一日で一番美しい姿をこの日は見せてくれました。
見る場所、見る角度、見る日の天気、見る時期で大きさが違う山々。
お金を払うことなくこの姿を見られるというだけでこの町に住む価値はあると思う。
人によって町に求める価値は違うと思う。
「山」を価値として捉えてくる人は他の場所では少ないと思う。
しかし、この町は「山」を価値として移住する人が多い。
住んでみると、山がどこからでも見えることに気が付く。
こんな美しく尊いものは、世の中に数えるくらいしかないですね。