今年は1回くらいドカッと雪降ってほしい、大使です。
飛騨高山に住んでいますと、「狭い町だなぁ」と感じることが多々あります。
道を歩けば知り合いに当たる。
呑み屋に入れば知り合いに当たる。
スーパーに入れば知り合いに当たる。
そんなことがたくさんあると色んな事が狭い町という認識になります。
移住者はまずここで第一関門。
狭い町ならではの狭いコミュニティー。
いつも見られている感覚を覚える人も少なくありません。
僕は全然気にしない人なのでこの関門は通過。
観光客の人から見たらこの狭さってどう映ってるんだろう。
すごく知りたいですね。
しかし言っても内陸県のド田舎の盆地。
都市に近いわけでもなく壁のような山々に囲まれている。
どれだけ狭い町なのか。
まちなかでキョロキョロしてもなかなか実感できません。
市街地は意外と建物ばかりで山に囲まれていることすら忘れてしまう。
では何を見たら狭さを実感できるんだろうか。
それは、Googleマップであります。
標準の地図ではなく、衛星写真にしてみると一目瞭然。
お隣の長野県にあります松本盆地との比較。
赤い円をご覧くださいな。
松本盆地との比較は一目瞭然。
確かに飛騨山脈を越えて松本方面へ向かいますと、一気に開けるんですよね。
バーーーーっと広がる感覚。
しかし逆方向松本方面から来ますといつまでたっても山。
この先本当に飛騨高山があるのかどうか不安になる山感。
町方の交差点を左折して7分ほど車を走らせると、ピュッと広がる?高山盆地。
高山盆地を言葉で説明するには僕の能力では無理でしたのでわかりやすい写真を。
少し高台に上がると、すぐ分かります。
どうですか!
実際には見えている部分だけではなく、この高台の反対側にも同じくらいの平野が。
僕たち飛騨人はこの範囲で生活しているんです。
そりゃ「狭い」と感じるわけです。
おそらく盆地の面積は約50㎢ほど。
関西国際空港5個分かと。
松本盆地は約480㎢みたいですね。
9倍も違うのか!
何でも上から見てみるとわかりやすいですね。
その土地その土地、衛星写真で見てみると新しい発見があったりして面白いかもしれません。
ちなみに長野盆地は約300㎢ほどらしく、これまた圧倒的差ですね。
しかし、
高山市の面積としては日本一の広さ。
2,178㎢です。
東京都が2,194㎢です。
東京都の面積には島の面積406㎢も含まれているので、圧倒的に高山市広いのです。
香川県、大阪府、島しょ部を除いた東京都よりも大きい高山市。
高山市の森林面積は92%!
よろしくどうぞ。