勝手に岐阜県観光大使

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「飛山濃水」な岐阜県

あれ?ワクチンってどうなった?大使です。

 

 

たくさんの内容を書いてきましたが、ふと思った。

岐阜県の肝心なこと書いてないやん。

と。

 

記事全部肝心なんですけどね笑

岐阜県と言えば!

という肝心なこと。

 

 

「飛山濃水」

 

 

って言葉を聞いたことはあるでしょうか。

 

 

...

 

 

ないよね笑

 

たぶん岐阜県民でも知ってる人全体の4%位やと思うわ。

 

 

この言葉、まさに岐阜県を象徴する四文字。

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ひざんのうすい

飛山 濃水

 

と読みますね。

覚えて下さい。

 

この言葉は岐阜県の”地形”を表す言葉。

もうここだけでピンとくる方は岐阜マニア。

 

まず飛山濃水の飛山ですが、

飛→飛騨

山→山

 

そう、”飛騨は山”という読んで字の如く。

 

では飛山濃水の濃水は、

濃→美濃

水→川

 

そう、”美濃は川”という読んで字の如く。

 

 

 

飛騨は昔から交通の難所。

どこへ行くにも山を越えなければならない。

山の恩恵ももちろんありますが、交通機関が発達していない時代は壁でしかなかった。

山に囲まれた土地。

それゆえ土砂災害・雪崩等、山の災害も多々あったでしょう。

 

では美濃はどうだろう。

飛騨とは反対に山のイメージではなく水(川)です。

川幅の大きな河川が濃尾平野を悠々と流れ、そのイメージからでは標高3,000m級の山々に囲まれた小さな町があるなんて想像できない。

海抜は低いとこでは0m以下。

昔から河川の氾濫などで水害が絶えなかった。

 

 

上記のようにマイナスのイメージが強く、実際に岐阜県をマイナスの意味で揶揄する時に使われていた言葉だそう。

 

 

しかし今の時代。

飛騨の交通課題解消や治山の技術の普及、美濃の治水技術などによりマイナスのイメージで最近は使われなくなりました。

 

 

昨今のSNS普及のおかげ?でむしろプラスのイメージに傾いている。

 

飛騨には豊かな森林資源やお金を払ってでも見に行きたい雄大な飛騨山脈、美濃には川を利用した鵜飼や”川+城”や”川+山”など「川+〇〇」の景色がとても美しい。文化や芸術も川とともにある。

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キャッチコピーなどが特に乏しい岐阜県でありますが、飛山濃水は岐阜県をまとめて表現できます。

誰が見ても納得できるその四文字は岐阜県のポスターとかにも書かれていいはずなのに書かれない。

 

おそらくそれは長らくの間巻き起こっている、美濃と飛騨のいがみ合いが原因だ。

飛騨という圧倒的観光地をうらやみ、大河ドラマ等の乗っかり商売がお得意の美濃地方と、

まともに美濃地方の情報すら入ってこない、いや、美濃地方に「岐阜県」に興味がないと言った方が合ってるかもしれない岐阜県観光の横綱飛騨地方。

 

そんな大きすぎる二つの国の間にある壁(山)。

 

 

地形的な問題はどうしたって解決できないので、岐阜県共通のキャッチコピー的なものをポスターとかに入れてほしいよね。

これは県をあげてやってほしいことだ。

 

 

お隣の長野県なんて北の北信から南の南信まで「信州」というくくりだ。

この表現の仕方すごく素敵ですよね。

 

一つの県を表している二文字だもん。

 

 

なので岐阜県もこの県を表す「飛山濃水」をどうにかして浸透させてほしいですね。

このブログを読んでくれた人はきっと覚えてくれたでしょうから笑