スマホの通信をpovoに変えた、大使です。
2月13日23時過ぎに福島県沖で大きな地震がありましたね。
最大震度は震度6強。
2011年3月11日、東日本大震災以来の大きな揺れで、人によっては場所によってはその時以上の揺れを感じたとか。
地震の瞬間は大使は茨城県におりました。(鵜の岬等への表敬訪問)
前にも記事にしましたが茨城の友達の家に着いた瞬間に緊急地震速報が鳴り、初期微動の時点で家の外に出ました。
その後は上下左右にグラグラと揺れ、車もグラグラ。”地震に酔う”とは「あ~この感覚か」とも思いました。
ただでさえ揺れに弱い大使は地震の長時間振動はツラいのです。
そんな地震があった後、ネットでこんな画像を見つけました。
まぁまぁ、地震大国の日本ならお馴染みの地図ですね~
この地図を見ると、福島県沖が震源ですが遠くは鳥取県まで揺れている。
大阪も、京都も、名古屋も、静岡も、金沢も、福井も、富山も、長野も...
飛騨も...
あ、あれ?
飛騨...
揺れてない...
笑
震度1も揺れてない。
長野県なんて北信から南信までまんべんなく、もれなく揺れているのに...
なんかね、色々な「説」が言われていますよ。
『飛騨山脈下の地震波異常減衰と低速度異常体』という論文にも書かれているんですが、読む気になれないタイトル。
親切な人が要約してくれてました。
「飛騨山脈の下に密度の小さな物質があり、それが地震波を減衰させる要因と考えられます。」
だそうです。
うん。
よく分からん。
大使が思うに...(大使の想像)
ちょうどこの飛騨山脈というのは地層的な目で見るとフォッサマグナ(糸魚川ー静岡構造線)で分けられている。
糸魚川―静岡構造線よりも西側、つまり飛騨地方とは地盤が違うんですね。
飛騨地方が乗っかる地層はまだ日本が大陸の一部だった時の3億年前とかの地層。
反対に東側のフォッサマグナ地帯は...
書くと長くなります笑
要は地層の年代が大きく違うんですね。
日本列島は大きく分けると4つ以上に地層的にも分けられるんですね。
そして飛騨地方は「濃飛流紋岩」という固い溶岩石の上にある。
これはそうたいして関係はないと思いますけど。
でも100%の安心安全は今の日本にはございません。
たくさんの危険要素が散らばっているのが日本。
活火山、活断層がいたるところに。
飛騨地方も引っ掻き傷をつけたように真下を断層が通っていたり(飛騨地域は断層がすごく多いです!ビックリします)、活火山に囲まれていたりとよく考えればとっても危ない場所。(多くの断層はほぼ活動をしておらず30年間に大地震が起こる確率は極めて低い)
ん~、とは言ってもあまり危険に感じないのよね~(これがダメ。)
飛騨は安全だからと油断することなく、いつでも準備はしておきたいものです。
飛騨の人は緊急地震速報が鳴っても普通に店内で買い物してたりするので危険っちゃ危険だよ。というか、危険。
防災意識をもう少し変えていかないと。
いつまでも「飛騨は安全」という間違って持ってしまった固定概念を捨てましょう。
現に土砂災害等で飛騨地方は弱くなってますからね。
3月11日が過ぎて半月ほど。
あの時の映像は今でも見返します。
茨城で地震にあった時、真っ先に津波を心配でできたのも、あの時見た光景が脳みそに、細胞に焼き付いているからなんでしょうね。
2021年で10年。
今でもみんなが毎年振り返るのは、きっと防災意識が変わったから。もしくは、変えようとしているから。
毎日とは言いません、週に一回、月に一回くらいは自分の防災意識を見直す時間取ってみてはいかがでしょうか。
確実に大きな地震の回数が増えている気がします。
先日も宮城県で大きな地震。
仙台の友人が言っていました。
「宮城が危険?いやいや、防災意識のある東北の方がある意味安心。」
確かにおっしゃる通りだなと。
僕たちは身の回りに起きないことは忘れるとか意識をしなくなるので、常に防災の意識は持っていたい。
大使のブログでは定期的に防災意識を忘れないための投稿をしていきたいと思います。
~一人でも大切な人をなくさないようするために~