結局最強の飲み物は鶴瓶のむぎ茶、大使です。
パンダをまだ見たことないかもしれない大使。
パンダはネコ目に属するジャイアントパンダとレッサーパンダ2種の総称です。
”熊猫”とも言うみたいやけど、ややこしいね。
どっち?
熊なの?猫なの?
でも見た目熊やし。
でもネコ目か...
今回のパンダは、パンダの中でもNEWなんです。
ニューパンダ
であります。
パンダだけにササ(笹)っと書いた書体。
「お~、上手いね~大使」
って声が聞こえますね~、嬉しいです。
このニューパンダさん、多くの人が気にはなっているけど、入ったことない。とか、入る勇気がない。って人が多い店。
そんなお店に躊躇うことなく入って皆さんのモヤモヤを解決していきます。
飛騨高山のど真ん中にありながら観光客はおろか今では住民ですら寄せ付けないオーラと店構え。
もはや営業しているかどうかも謎。
でもドアのところにはしっかり営業中が出ていますので、堂々と入ってください!
レトロな灯りを横目に入店。
店内の写真は撮っていませんが、入口を入ると正面に長いカウンターが。
8人くらいは座れたでしょうか。
おばちゃんがお一人で経営されています。
MENUも良心的で昭和レトロな表記。
おばちゃんがお一人で営業されている割にはメニュー数は豊富。
THE喫茶店
って感じですね。
ちなみに営業時間が
午前7時30分~午後11時00分
となっていますが、現在は16時頃には閉めているそう。
ここにも昭和の時代、賑わっていたことが分かる表記ですね。
レトロ喫茶と言えば、クリームソーダじゃないですか?
いいですね~このグラス。
これぞレトロ喫茶!という感じですよ~
え?
マッチ?
気になります?
「パンダですが、何か?」
と言われている感じするな...
レトロすぎる笑
かわいいな~
ヒダ高山ですからね~
そんな表記を現代で見たことありません笑
そもそも何が「ニュー」なのか気になりません?
このニューパンダは創業して52年だそう。(冷静に考えるとすごい)
開業時店名を何にしようか悩んでいたみたい。
おばちゃんの苗字が熊原?だっけな、熊の字を辞書で引いたら「パンダ(panda)」が出てきたらしく(さっきも言ったけどパンダは熊ではない。どんな辞書やねん)、じゃあパンダでいいか。とパンダになったみたい。
当時パンダは日本でまったく知られていなかったみたいで、「何この名前?」とかお客さんに思われていたみたい。
その後、黒柳徹子がテレビの世界で「パンダパンダ」と言い初め、1972年に「ランラン・カンカン」が日本初上陸し、日本でもパンダという名前が浸透、お店の看板を見た子供たちからは「あ~!パンダだ~!」と言われ、有名になったそう。
これが当時「パンダ」の写真。
ご覧ください。
この可愛さ。
そしてパンダの数。笑
英語表記も含めるとこの写真にパンダは7つ表記が。笑
でも、今の店舗と形が違いますよね。
実は日本車の性能がアップしたこの頃、駐車場がない。とお客さんからよく言われたみたい。
そしゃ駐車場を作ろうと改装を決意。
ちなみに当時はお金の流れが良く、当時150万円(今でいう500万円以上)の借金をして建てたお店、数年で返済したみたいです。笑
今の喫茶店では考えられないよね笑
店舗改装した後、「店名がパンダだけだと10年持たないよ」と言われ、おばちゃんを悩ませます。
しかし決断の早いおばちゃんはためらいもなく「ニュー」を付けました。
長くなりましたが、それが功を奏したのか52年続いているわけです。
今のパンダはおばちゃんの”趣味と健康”のためにやられています。
ここ、一番大事です。
やはり動いていれば、運動にもなるしボケ防止にもなる。(自分で言っていた)
休日は温泉に浸かり、営業日は店に立ち続ける。
良い趣味だ...
ほどほどに営業しているパンダ。
な~んか落ち着ける空間だったな~。
おばちゃんも気さくで、お話し好き。
お散歩がてら寄ってみてはいかがでしょうか。
書体の違うパンダ。
やっぱ「ニュー」のパンダは、
ササっ(笹)と書いとるな...