困窮する大人にも10万円下さい、大使です。
この記事は僕の主観がめちゃくちゃ入ってます。笑
「岐阜県って海ないじゃん」
「海鮮がね~、食べれるの?」
「川魚しかないでしょ」
散々言われてきましたよ!!!!!
あ、取り乱してしまった。
海がない?
地図帳見ればそれくらい分かるわ。
海鮮食べれる?
今の物流と技術なめんなよ。時代遅れかよ。
川魚しかない?
美味い川魚、食べたことないでしょ?
大使の反撃であります。
が、
それでもそれでも食いついては離さない海あり県民。
海あり県民は海なし県民を下に見ています。
「しつこいなぁ。海しかないんか。」
そう言いたくなります。
海鮮に目を移してみる。
獲れたてが美味い。
まぁそうでしょう。
それは認めますが、獲れたて”だけ”が美味いわけではないです。
15㎏の天然ブリ。
しかも大トロ。
ブリしゃぶです。
海あり県民
「獲れたてじゃないやん」
そういう人、いるでしょ!
「熟成」
という言葉をしっているでしょうか。
もう知らない人いないよね。
色々なモノを熟成させる時代です。
僕の行きつけ、飛騨高山の久右ェ門さん。
毎度毎度驚きの美味しさを見せてくれます。
ここのお魚は丁寧に熟成させてくれています。
今では熟成した魚しか食べたくないと思えるほど。
美しいお皿に美しいお魚たち。
~イノシン酸~
ATPという「魚のパワーの素」が魚の死後にイノシン酸と呼ばれる旨味物質に変質、その後美味さに変わります。
ATPがイノシン酸に変わり切るピークが魚を美味しく食べられるタイミングだそう。
適正な期間を熟成させれば最高に美味しい魚が食べられる。
釣りたての鮮魚の場合は”コリコリとした食感”。
熟成させた場合、”しっとりとした食感と旨味”を味わえる。
もちろん熟成させればコリコリとした新鮮食感は落ちますが、引き換えに魚が本来持っている旨味が猛烈に襲ってくる。
獲って捌いて美味しいだけが魚ではないんですね~
目を豪快に開けて食べるのが獲れたて
目をゆっくり閉じて食べるのが熟成魚
この違いをしっかりと頭に入れていれば、海沿いも内陸も楽しめます。
重要なのはしっかりとした技術のもと、熟成されているか。
です。
久右ェ門は確かな技術の元、熟成してるので、魚の美味しさは最高級。
ちゃんとした血抜きをすること。
その後に熟成する。
そうだ、「熟成」と「寝かせる」って違いますからね。
熟成は、しっかりとした温度管理や食材管理の元のこと。
寝かせるは、何もせず冷蔵庫とかに入れておくこと。
分かるように「寝かせる」というのは何も手を入れていないので...
「内陸県は魚が美味しくない」
という印象は現代に至ってもまだまだ払拭できるものではありません。
まぁあ確かに人それぞれ感じ方はありますからね。
でも”獲れたて=一番美味い”という一択の解釈はもう遅れております。
逆に胸を張って言いすぎると、
「この人何も知らない人か?」
ってなるかもしれないのでご注意を。
と言っている大使は舌が超えてないのでだいたいなんでも美味しいと感じます。
そして美味しいものを食べると10歳老けるそうです。(久右ェ門調べ)
いいじゃない。
美味しいんだから。
僕が通っているお店のすごいところは、何度行っても一番初めに味わった感動がそっくりそのまま襲ってくるという事。
ひょっとしたら大使の舌は超えているのかもしれません。笑
これにて大使の主観がバンバンに入ったブログを終了します。笑
皆さま、内陸県の魚も美味しいですよ~