今年は年賀状を書こうか悩んでおります、大使です。
飛騨で愛すべき温泉があります。
岐阜県で見てみても、そこまで多いわけではありませんが、近くへ行くならぜひ入っておきたい温泉はあります。
飛騨地方で愛すべき温泉は過去にも記事で上げております下呂市小坂の「ひめしゃがの湯」であります。
詳しくは下の過去記事へ。
天然の炭酸泉という奇跡的な泉質を持ち、冷泉なのでサウナの水風呂として炭酸泉に入る。
とにかく行ってみてほしい。
炭酸泉の魅力にとりつかれます。ぜひ。
もうひとつ、ございます。
そう、飛騨が誇る奥飛騨温泉郷の新穂高温泉。
目の前を3,000m級の山々に囲まれた場所にその温泉はあります。
前回もちょろっと紹介しました、
中崎山荘
であります。
飛騨っぽい建物がいいですね。
立地はこんな感じですよ。
すごい山。
何か起きた時は南にしか逃げられない設計です。
南で何かが起きたら...
山好きには最高の立地です。
ここの魅力は何と言っても、硫黄泉。
そして、湯の花。
硫黄泉はすごく肌に良い。
アトピーとかそういう皮膚病に良いとされております。
もちろん”入り続ければ”の話ですが。
「湯治」するには最高の温泉だと思います。
湯の花とは。
天然温泉に含まれる成分(溶存物質)が沈殿・固形化したもの。地中から湧き出した温泉が冷やされたり、蒸発したり、酸化したりすることによって成分の固形化が進み湯の花はできる。
温泉って不思議。
中崎山荘は湯の花も魅力的。
駐車場に車を停めてまず見物したいのが、側溝です。
側溝!?
ってなるじゃないですか。
側溝です。
速攻で見に行きます。
この白いの全部湯の花です。
源泉かけ流し丸出し。
ここ(側溝)で源泉かけ流しをアピールされるとは。
そして駐車場にいると鼻をつく硫化水素臭。
硫黄臭って言いますが、硫黄ににおいはないそうです。
あの独特なにおいは硫化水素のにおい。
でも、
「あのね、硫黄にはにおいないから。それ、硫化水素のにおいね」って言ったら確実に嫌われますから気をつけてね。
まぁ温泉のにおいって言えば間違いないです。
靴を脱いで鍵はフロントでロッカーキーと引き換え。
入浴券は券売機で。
大人の入浴料は900円
地元割で700円
26日(風呂の日)で500円
平日の26日をぜひ狙ってください。
今月は11月26日で「いい(11)風呂(26)の日」なのでぜひ!金曜日ですが。
素っ裸になり、入浴!(当たり前)
最高の温泉とご対面。
湯船の底に溜まっているのは湯の花。
足を湯船に入れると滑りやすいので本当に気をつけて。
湯をかき回すとブワッと湯の花が舞い上がるので他の人が入っている時は迷惑なのでやめましょう。笑
それくらい湯の花を堪能できます。
浴室内には”温泉のにおい”が充満。
最高なのであります。
湯温はちょうどいい温度に調節されていて、長湯ができますが、成分が強いので”のぼせ”に注意。
飛騨山脈からの湧き水が浴室内に引いてあるのでバランスよく飲んでくださいね。
皆さん露天風呂好きでしょ?
さて、外に出てみましょう。
最高じゃないかい?
木の枝を重ね、熱い源泉を流す。
珍しい空冷式です。
だいたい水冷式か加水です。
しかし!!!!!
中崎山荘の露天は加水されています!
別に変なことではないです!
何が言いたいかって、この程度の空冷では冷やせないほどの高温泉なのです。
お客様の皮膚をお守りするために、加水されております。
演出も、景色も一級品。
木の枝に苔が生えてたりしますが、野天風呂ということでお許しを。
それと引き換えに良いお湯と良い景色を。
僕がオーナーなら定休日を必ず設けてもう少し掃除しますが笑
ビジター料金が900円と少し高めですが、ぜひ味わってほしいです。
駐車場の側溝から温泉を感じられる場所ってそんなにないと思います笑
そして、飛騨の皆さんは受付で飛騨に住んでいます!って言って証明できるものを提示すれば無敵の地元割カードがもらえます。
ぜひもらってください!
500円と破格の26日を狙うのもアリ。
大使が本気でオススメする温泉、
・ひめしゃがの湯
・中崎山荘
ぜひ行ってみて下さい〇
※定休日が不安定なので遠方からお越しの方は予め電話確認してください。