朝寒いとなぜか肺が痛い、大使です。
老いですかね…
飛騨高山で見られる紅葉の最後の砦。
この木の葉っぱが落ちると本格的に冬がやってくる。
葉が全て落ちると初雪が。
なんてことも言われております。
飛騨国分寺大イチョウ
であります。
樹齢は1200年を超える。
このイチョウ、本当に大きくて、いざ目の前にすると圧巻です。
よくもまぁここまで大きくなったな。
と思うと同時に、
よくもまぁここまで切られずに残ってるな。
と思うわけです。
毎年変わらず思うわけです。笑
幹。
力強い。
上へ上へ。
今ごろこの大イチョウのプロフィールなんてのは必要ないかと。
ただ見ていればいい。
写真を撮ればいいのです。
三重塔とのコントラストも最高である。
そして、青空。
飛騨国分寺は歴史遺産の宝庫であります。
飛騨の中でもかなり古い年代の建造物や自然遺産が残っています。
背後に迫る黄色。
そしてその背後には干される布団。
布団がね。
生活感ありますよね笑
あまりの大きさにパッと見で気づかないこともあります。
本当に大きい。
落ちる葉を集めるおばちゃんたち。
まだまだこれくらいの量ではありますが、落葉のピークではおばちゃんたちが会話することも許されないくらいの量が降ってきます。
ピーク時にはゴミ袋が一日に100袋前後出るそう。
えぐいな。
大使はいつだっておばちゃんを応援しております。
幹を張る。
左下に人がいますが、この大きさです。
というか幹支えもなくこの大きさと年齢で自立してるってすごいですよね。
人間の様に年をとっていくはずなのに、1200年も生きているはずなのに、365日風雨にさらされているはずなのに。
本当にパワーを感じるし、いただける。
上手く反射しなかった例。
もう少し大きな水たまりがあればよかったんですが、晴天が続いていましたので。
水たまりがあったら...
と想像するだけで美しさが目に浮かびます。
色づきは平等ではない。
片方が色づきのピークで、片方がもう少しでピーク。
もう少しでピークの方がピークになった時、もう片方は落葉していきます。
大イチョウは今がピークという事です。
落葉で地面が金色になるのも見ごたえありますが、落ち葉おばちゃんが会話することもなく黙々と葉を回収しているのでびっしりたまるのがなかなか見れません。
柵の中は金色に輝きますが。
1200年間変わらずに輝き続けた飛騨国分寺の大イチョウ。
この町の歴史を一番見てきた大先輩です。
触れることは許されておりませんが、目の前にしてみるとパワーをいただけます。
元気をいただける。
さて、葉がすべて落ちると、冬です。
飛騨の最後の秋を見に来てみて下さい。