目覚ましの時間は7時と決めています、大使です。
先日雪国でのなんちゃら~を記事にしました。
一概に書いてあることが正しいわけではなく、その地方に合った、その集落に合った気遣いができればいいのかなと思います。
見た人の中には「雪って大変だね」とか「雪かきしたくないなぁ」と思った方いるのでは。
雪が降れば雪かき、雪が止んでも雪かき、雪かきが終われば氷割り...
雪国の人って、冬忙しいんです。笑
金にもならないことをやらなければならない。
なんなら金が生まれるためにやらなければならないこと。
大変なんです。
そして、さらに気を付けなければならないことがあります。
つらら(氷柱)&屋根雪であります。
これがまた厄介者。
暖かくなると屋根の雪が融け、氷柱が伸びます。
水分が出てギュッと固まった雪がだんだんと滑ってきて、雪の一部で亀裂が入ると一気に滑り落ちます。(受験生の方見てたらごめんなさい)
この落ちてくる雪は降り積もった雪の柔らかさなんてのは1㎜もなく、凶器です。
毎年落雪による死者が出ております。
そして殺人氷柱。(主に50㎝を超えるもの)
気が付かずに真下に立てば背筋が凍ります。
この太さです。
人参くらいの太さは確実にあります。
モノによっては大根くらいの大きさも。
レトロミュージアムの屋根にも殺人氷柱がいくつもありました。
やっかいなのが屋根が道路に張り出しているので、伸びてきたら折らないといけない。
先日足元がガチガチに凍っている中、脚立に乗って折りました。
ほら!
きれい!
見てもらうと分かりますが、屋根まで高い!
大変でしたが歩行者の安全を守るのが僕の仕事です。
運悪く落ちてくる氷柱に当たってしまうと...
こうなる可能性が...(演出です)
大惨事であります。
雪国は「足元気をつけようね!」なんて大きな声で言われますが、「足元+頭上」もぜひ気をつけていただきたく思います。
ケガをする前に...
しかし!
殺人氷柱、実はすごく美しいんです。
この透明度。
掴んでいる感じからしてかなり太い氷柱でありますが、向こう側が透けて見えるくらい綺麗なんです。
これは実物をぜひ見てほしい。
太陽の方に向ければ透明度はさらに増します。
気を付けなければならない相手でも、弱体化した後に手にしてみるとものすごく綺麗。
なかなか町を歩いていて殺人氷柱を手にする機会なんてないかと思いますが、「獲りたて新鮮」な氷柱を見つけたらインスタ映えする写真を撮ってみて下さい〇
ただし、ものすごく冷たいですが笑