包装紙はビリビリ破るタイプ、大使です。
かつ丼。
全前類が大好きな料理。
そもそもかつ丼とは。
「豚カツとタマネギを醤油味の割下で煮込み、卵とじにして、米飯にのせた料理」
らしい。(Wikipedia情報)
何を隠そう正真正銘の、「日本食」なのであります。
僕はかつ丼が大好きですので、すでにヨダレを垂らしながら記事を書いております。
「豚カツとタマネギを醤油味の割下で煮込み、卵とじにして、米飯にのせた料理」
というのがほぼ定義だとは思いますが、世の中には変わったかつ丼もあるのです。
ちょっと前に「ここのかつ丼が美味しいよ」とコメントをいただいたことがあったので、満を持して行ってみました。
加登屋(かどや)
であります。
瑞浪市の瑞浪駅前商店街にお店はあります。
かな~りの老舗。
トラの赤べこが可愛いね。
家にほしいのです。
店内は小上がりとテーブル席。
奥には厨房とTHE食堂のレイアウト。
メニューはテーブルにもありますが、奥にも昔からのメニューがあります。
うなぎってやっぱ高いんやなぁ。
食堂でうなぎを提供するって難しいのかもしれないですね。
よほど美味しければいいのでしょうけど、他に看板メニューがあってそこまでうなぎが出ないのであれば、仕入れてもロスになるし、安くは提供できない。
ってなると、この辺りの地域はうなぎ屋さんも多いですから専門店に行きますよね。
加登屋食堂は1937年創業。
85年を超える老舗中の老舗ではありますが...
エアコンだけは超高級AI搭載のダイキン製。
さてはかなり儲けておるな...
店内では儲けているとばれてしまうのが怖いのか、女将さんがスマホを持ってウロウロ。
僕はいつも通り店内をキョロキョロしていると、かつ丼到着。
むむむ~!!!!!!
これは絶対に美味しいやつ。
光っております。てかっております。オーラを放っております。
絶対王者の「あんかけかつ丼」であります。
世の中で一番美しい横顔のかつ丼です。
創業当時玉子が貴重だったのであんかけにしてたくさん玉子を使わないようにというので考案されたかつ丼。
夜食で食べるのにあんかけだと覚めにくいよね~っていう説もあるそうです。
かつはカリッカリで上手に揚げております。
あんかけなのでしっとりしちゃうのかなとも思いましたが、最後までカリカリを維持するスタミナ。
これはすごい。
あんかけも濃くなく、かつの存在感を決して消すものではないのです。
絶妙なハーモニー。
これは、夏の終りのハーモニーを歌った玉置浩二と井上陽水もビックリです。
そうそう、なんで女将さんがソワソワしているかというと、
ちょうどお店にいた時間帯に加登屋のテレビ放映があったんです。
東海テレビで放映されている「タイチサン!」で国分太一が来店。
その様子がちょうと放映されていました。
だから女将さんはソワソワしていたのか~。
すごいタイミングでお店に行ったものです。
よく考えたら超高級AIダイキンエアコンの下にステッカーありました。
得した気持ちで会計してお店を出ます。
遠くから見るとこの看板がついていることに気が付きます。
きっと創業当時のものかな?
いや~
美味しかった。
すごく美味しかった。
なぜ美濃地方は食べ物がこれほどまでに美味しいのか。
飛騨地方も美味しいですが、色々攻めてたりするのは美濃地方。
その攻めが美味しいのばかりですので、食堂を食べ歩くのは面白い。
今のところ岐阜県のクセのあるかつ丼といえば、
ここの「あんかけかつ丼」
と
大垣朝日屋の
「通称:エスプーマかつ丼」
でしょうか?
この二大かつ丼の他にインパクトのあるかつ丼を知っている人がいましたら、ぜひ教えてください〇
ボリュームがとにかくすごい!とかっていうのはやめて下さいね笑