勝手に岐阜県観光大使

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飛騨高山に移住して4年目の感想

勝手に岐阜県観光大使を商標登録しようかな、大使です。

 

 

あ、冗談です笑

 

 

「飛騨高山」という岐阜県の山奥にある山岳都市に移住して4年目。

今やその名称はブランド化され、日本だけではなく世界でも認知されている圧倒的観光地。

人口8万人台の小さくとも大きな町でにGW中はたくさんのお客さんが訪れました。

GW10日間ではその人口を超える観光客が訪れ(たぶん)、町は大変賑わいました。

 

そんな観光地飛騨高山に移住した理由、良かった点、気になる点をつらつらと書いてみようかな。

 

~移住した理由~

まずこれですよね。

たくさんの人に聞かれてたくさん聞かれたんだけれど、5年目の生活に向けて改めて文章化していく。

 

一つ目。

通勤のこと。

2018年3月までは地元各務原に住んでいました。

知っている人は知っているモノづくりの町。

 

名古屋のベッドタウンでもあり、多くの人間が名古屋に働きに出るかモノづくり系で働いている。

僕は前者で、電車に乗り名古屋へ通っておりました。

心地よい揺れに転寝しながら30分くらい。

往復1時間です。

 

この「通勤」と言う行為に疑問を持ったのもこの年。

往復1時間→週に5時間→一か月25時間→一年300時間→10年で3,000時間です。

 

僕は本を読むでもなく、爆睡できるわけでもなく、何の希望もしていないのに一年で300時間ストレスを溜め続けるという行為。

 

まずは、電車やバスなどの公共交通機関を使わず、通勤時間を短くすることはできないのか。まずはそう考えました。

 

二つ目。

単純に田舎で暮らしてみたかった。

各務原と言う町は山もあるし、名古屋まで電車で30分だし、東西南北どこへでもスムーズに移動できます。

だけど、「生活」というカテゴリーに焦点を当ててみると、僕には少し贅沢すぎる町でした。

 

「必要最小限」が目の前にあれば良いのです。

だって今はAmazon使えば次の日にはどこへでもモノが届きますから。

 

三つ目。

観光地に住みたかった。

 

岐阜県内で観光地と言えば、まぁ限られます。

下呂なのか、郡上なのか、高山なのか。

 

四つ目。

知り合いの多い町に住みたかった。

 

移住するにあたって知っている人がいるという事以上に心強いことはございません。

移住前から知り合いが何人かいたため、もう、高山一択です。

 

 

細かく見てみればもう少しありますが、だいたいはこれかな。

そんなこんなで飛騨高山に移住であります。笑

 

 

実際移住してみてどうだったのか。

 

~通勤~

今のレトロミュージアムは自転車で3分。往復6分

一週間で30分。一か月150分。一年1800分(30時間)

であります。

普通に名古屋通っている時代と十分の一。

あれ?あってます?

 

この時間を使って何でもできます。有意義に使えます。

ブログが書けます。

 

「仕方ない」と思われがちの通勤時間。

意外と一年で占める割合が多いという事を忘れずにいきたいですね。

 

~田舎暮らし~

田舎...

人それぞれ田舎のレベルは違うと思います。

 

正直言いますと、僕の住んでいる高山市市街地は都会。

生活するにはなんの問題もないです。

 

しかし、ないものもたくさんあります。

が、僕には何の問題もございません。

 

映画館はない、ケンタッキーはない、サイゼはない。

ないものを探せばたくさんありますが、別になくて困るものではない。

 

むしろ僕には必要のないものばかり...

サイゼがないのは大きい。

 

足るを知る。

その言葉の意味を正しく理解し、生きる上で一番大切なことだとも思った。

 

田舎暮らしって人それぞれ物差しは違うし、求めるものも違う。

だから否定するのも違う。

 

人それぞれの物差しがあってもいいんじゃないの。

それを認め合えるのが田舎のいいとこです。

 

町を歩けば知り合いに会い、呑み屋に入れば知り合いに会う。

スーパーに行けば知り合いに会い、銭湯に行けば知り合いに会う。

 

この感覚が嫌な人は田舎暮らしに向いていません。

僕はこれが心地いい。

仲の良い人に会えるのも、苦手な人に会えるのも、全部含めて田舎暮らし。

 

プライバシーがあるようでないのが田舎暮らし。

苦手なら田舎暮らしがしたいなんて言わないほうがいい。

 

~観光地に住むという事~

これ、最高です。

特に飛騨高山と言う土地。

 

観光客が観光マップや観光雑誌を見て滞在しているのはごく一部の範囲。

観光客の方を思うと、「あー、もう少し先まで行けばcourierあるのに...」とか「あー、もう少し行けばとり珈琲あるのに...」とか思っちゃうわけです。

でも、住んでいる側の話になるとまた感情が変わってきます。笑

「あ~、そんな大人数でその先行かないでくれ~、え、え、courierいくん!?被ったやん。あ~。」みたいな。

 

このかけ引きが割と面白かったりします。

 

 

僕の住んでいる地域は「古い町並み」から歩いても3分の場所。

最高の立地で、遊びに来た人はぜひ泊まっていきなよって思っちゃいます。

周りは住宅街で、古い町並みまで3分なのに観光客が家の周りを通るのはほぼゼロ。

 

でも3分歩けば土日ならかなりの賑わいのある観光地。

この温度差がいいのです。

 

観光と住が背中合わせの町。

住んでいて飽きません。

 

中京テレビのお天気カメラで中橋が写りますが、歩いても5分。

観光客でごった返していても家の周りは静か。

仕事に向かう時に古い町並みを通過しますが、人の多さで自分自身の仕事スイッチが入ります。

「わお!わらびもちスゲー並んでる。これは忙しいなぁ!」

 

的な。笑

ちなみにこれくらい並んでいる場合、レトロミュージアムも壊滅的な混雑なのでご参考までに。

 

 

実際にこの町の良さって言うのは住んでみないと分からないと思います。

まぁどこもそうだと思いますが、遊びに行ったりして「あ、ここ高山に似てるかも」みたいなことを思う町もあります。

そう思った瞬間から、「遊び」→「調査」になります笑

自分の視点で、自分の感性で、「この町住めるかな?」になります。

もちろんそんなこと一日で分かるわけないですが、肌感でどうかという話。

 

住んでみないと分からない面白くて、いい町です。

 

 

~住みにくいかも~

ん~

あんまりないんだけどね。

 

寒い

雪多い

ゴミシールめんどくさい

寒い

どこ行くにも時間かかる

寒い

雪多い

災害あると陸の孤島

寒い

 

くらいかな。

とにかく寒いのよ笑

 

 

個人差はある内容ではあるけども、僕移住4年目の雑感です。

 

ババっと書いちゃったなぁ。

途中から自分でも何書いてるか分かんなくなってきました。

こんなに文字数書いたの久々なので笑

 

ただ、寒ささえ耐えることができれば、住むにはすごくいい町かと。

仲間もすぐにできるし、行きつけのお店もすぐできる。

 

20分車で走っても「高山市」からは出られないけど、雄大な大自然が待っています。

一番の魅力は、周りを自然で囲まれていることかな。

明確な四季があること。

これについても今度ブログで書いてみようかな。

そんな場所日本にたくさんある。とかそんなレベルじゃないくらいの奥深い自然。

 

高山行く行く詐欺を実行している方や高山へ行こうとしている方、ぜひ何も調べずに遊びに来てください。

僕の休日に付いてきてくれればそれで楽しい滞在になると思います。

 

それだけ日常が非日常で、人を案内できるくらいの満足感という事です。

 

 

ということで、今年の夏は高山一択ですね。

皆様の来高、来飛騨お待ちしておりますよ〇