勝手に岐阜県観光大使

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飛騨牛乳ラストナイトに参加して別れ告げてきた

ヒートテックのやめ際が難しい、大使です。

 

 

とある日。

飛騨高山のとあるお店で雅なお別れ会が静かに行われました。

静か...?かどうかは分からないか。

そんなお別れ会か。

こちら。

 

そう。

3月末で解散してしまう飛騨牛乳のお別れ会、その名も、

飛騨牛乳ラストナイト

であります。

 

こんなに素晴らしい会、世の中にあるでしょうか。

ないです。

ありがたいことに優先的に案内していただいたので速攻申し込みました。

 

そして訪れる3月19日。

お店に行くぅ。

 

四季折々

であります。

オシャレなお店すぎて普段は近寄ることすらできません。

私のような下の人間を寄り付かせないオーラがあります。

緊張しながら中に入ります。

 

さらに緊張するイベントが目の前に。

私はただのイベントを楽しみに来た人なので一切取材とは関係ないですが、カメラを見るといつでも緊張します。

 

丸山純平先生...

いつもご活躍拝見しております。

そしてご結婚おめでとうございます。

誘ってくれてありがとう!

 

受付を済ませ、席に着こうとするとすでに料理がスタンバイ。

 

そして空箱もある。

これは中身を飲んだ後に標本として置いているモノではなく、シンプルに中身が最初から入ってない空箱。

レアすぎるやん。

 

さらに我々参加者へのサプライズは続く。

 

参加者にしか配られない実寸大色付き牛乳プリントのトートバッグ

であります。

こればっかりは飛騨牛乳大好き人間たちに配られたものですので、ヤフオクやメルカリには今後一切出品されないでしょう。

家宝である。

 

私の席ですが、まさかの高山副市長との席。

なぜこんな重鎮席に。

本当は市長がいる予定だったそうですが、私用で副市長に。

だとしても緊張するよね。

 

清水副市長から乾杯の挨拶もありましたね。

その横は主催のサンライズキャトルファーム足立さん。

飛騨牛乳の約半分を生産していた牧場主。

 

こちらが本日のメニューです。

全ての料理に飛騨牛乳が使用されていて、今夜限りのスペシャルメニュー。

なんてありがたい。

 

どんどん料理が運ばれてきます。

提供量と消費量が完全にマッチしないテーブル。笑

全員30オーバーというテーブルだったので仕方ない。

 

ドリンクは通常メニューもありますが、特別メニューは”飛騨牛乳割り”のドリンク。

パインリキュールと牛乳を割った...

パイン牛乳にはなりませんでした。

 

そうそうババロアですが、

 

お気づきだろうか...

これに気が付いた私はすごいし偉い。

飛騨牛乳のロゴになってました。

ってみんな気が付いてたら失礼しました。

 

ローストビーフも提供されます。

途中から飛騨牛乳が使用されているのかどうかどうでもよくなるくらい料理が美味しくシンプルに楽しめた。

その料理に飛騨牛乳が使用されているならなお美味しく感じます。

 

ドリンクはグラス交換制でカウンターまで行きますが、そこにも嬉しいサプライズ。

 

色んな”空”が置いてありかなりの興奮ポイント。

りんご牛乳の瓶初めて見た...

それよりも気になるものが。

 

なんだこれ笑

飛騨で生活していてこんなもの見たことがありません。

どこか特別なとこで売られてたんですかね。

これ飲みたかったなぁ~

 

この双子はじゃんけん大会の景品でした。

我々のテーブルは全員一回目で負けます。

弱すぎた笑

それにしてもかわいい。

今後の展開次第では商品化もあり得るかも。とのことでした。

 

話を料理に戻して、

 

まさかの~!!!!!ピザ。

美味かったなぁ~

このピザをぜひ家にデリバリーして下さい。

 

たっくさん料理が出たのでこの先は写真並べます。

 

〆は高山のクレープの名店「はんちくてい」のクレープです。

この〆はズルいなぁ~

美味いに決まっておる。

 

ちなみにこの時点でこのテーブルは四人のうち二人帰宅しておりハードモード。

 

 

どこもこれも美味しくて最高の時間だったなぁ。

飛騨牛乳がなくなってしまうという悲しすぎる事実をこのラストナイトで実感するとともに、たかが牛乳されど牛乳でこんなにたくさんの人が悲しみに浸れるのかと。たくさんの人が感謝できるものなんだなと。

75年間、いかに飛騨の人間に愛されていたか。

もしかしたら当たり前すぎて愛しているのかも分からない状態だったはず。

気が付いたら手が伸びるのは赤白の飛騨牛乳。

気が付いたら風呂上りは緑と黄色と白のパイン牛乳。

気が付いたら...

そんな感じで飛騨の人にずっと愛されていた。

もちろん飛騨だけではなく全国の人に愛されていました。

 

友人で尊敬するブロガーの「あやめし」がいます。

そんな彼女が嬉しいような悲しいような記事を書いてくれました。

note.com

飛騨パインをこよなく愛してくれたあやめし。

飛騨牛乳の全てを、ごそっと贈りました。

ぜひ彼女のブログの記事も見てみて!

 

そういえばとり珈琲のともちゃんが、あやめしのこの記事のことを知っていてさ、「え?何で知ってるの?」って聞いたら「スマートニュースの岐阜県版にピックアップされてたよ」とのこと。

すんげぇぜ!

 

 

こんな感じにたくさんの人に愛されていた飛騨牛乳。

なくなるのは本っっっっっっ当に残念だし無念。

決まってしまったことだから仕方がないけれど、いつまでもいつまでも「どうにかできたんじゃないだろうか」と思ってしまう。

人間とは都合のいいものでこうなると考えるのです。

 

牛乳だけでなく身の回りの全てのものに終わりが来ます。

自分が死んだ後に全ての終わりが来るのが理想ですが、実際は飛騨牛乳の様にそうではない。

だからこそいつも手に取っているモノや、そばにいてくれる人のことを大事にしたいと思ったし、失ってからでは遅いということを飛騨牛乳解散で改めて実感しました。

 

最後にもさらにのスペシャルが。

これは予想外だったなぁ。

 

瓶牛乳の蓋!

いくらでもあるのでいくらでも持ってってください

とのことだったのでいくらでも持って帰りました。笑

飛騨牛乳を愛する人たち、声かけていただければ差し上げます。

 

会の最後には足立さんから「飛騨牛乳ブランドを残していくために...」っていう力強いお言葉も頂きましたので、今後の”飛騨の牛乳”に期待です。

私は応援することしかできないですが、全力で応援いたします!

 

最高の会を本当にありがとうございました。

 

・・・

これだけ牛乳を楽しんだって言うのに、

 

会の次の日が最終製造日だったので買ってしまった。

いつ飲んでも本当に美味しい芸術作品だったなぁ。

 

夢の中...

)あああ楽しかったけど、寂しいなぁ...

)起きたら山盛りの飛騨牛乳に囲まれてないかぁ...

 

囲まれてた~!!!!!

嬉しいっ!

 

 

・・・

飛騨牛乳、ありがとう。

またね。