勝手に岐阜県観光大使

岐阜県へ旅行に来る方も地元の方も!どうぞご参考に!ブログは毎日更新!

入館料以上の価値をあなたは感じることができるか。

パチプロってどれぐらい稼げるんですかね、大使です。

 

 

岐阜県は以外にも古いものが集まる県。

文化財登録は日本一件数が多く、古くて貴重なものも多い。

高山市には昭和レトロなミュージアムが二軒あり、岐阜県山県市にもレトロミュージアムが一軒ある。

どんだけレトロ好きなの。

 

そんな気になっていた岐阜レトロミュージアムへ行ってみた。

 

高山市のミュージアム二軒は市街地に位置し駐車場こそないが、古い町並みが近くにあるので歩いて散策しても苦ではないはず。

しかし岐阜レトロミュージアムは市街地とは...と言った感じの場所にあるので、車は必須。

バスでも行けると思いますが、車を持っている人からしたら候補にすら入らない。

レンタカー借りて数人で行った方が安上がりかも。

 

さて、行ってみましょうか。

 

大通りを通っていると遠くに見えていたトタン壁の建物と、ホーロー看板。

高山市の某ミュージアムもこんな感じですね。(もっと量は多いですが)

駐車場に停めようとするとスタッフ?館長?のおじちゃんが駐車場まで誘導してくれます。車の前を歩くスタイルの誘導なので轢かないように。

 

写真では何度か見たことある外観。

今の職場で働いて考えが変わりましたが、昔のものっていいですよね。

新しいものも好きですが、昔のものってなんだか素朴の中に圧倒的な温かさだったりぬくもりを感じます。

 

入館料を支払いましょう。

 

年齢別に、時間別に分けられた料金体系。

1時間だけなら1,000円です。

なかなかこの場所で1日遊ぶ人は一年を通しても少ないのでは?と思ってしまいます。

私は1時間滞在です。

 

中に入っていくぅ。

 

懐かしの暖簾をくぐり、ノスタルジーな世界へタイムスリップです。

この暖簾も掴みとしてはGOOD!ですが、できたら暖簾をかき分けて入りたかったですね。

 

懐かしの駄菓子やゲームと呼ばれる筐体がたくさん!

こういう駄菓子やゲームはお金を入れなくてボタンを押せばできるのでお金を大量に使ってしまう不安にかられなくてすみます。

ついつい使っちゃいますよね。

こういった駄菓子やゲーム系は今では市場価値がかなり上がっていて、一台数十万~数百万の価値が付きます。

ゲームをする際は慎重に扱って楽しみましょうね。

 

おー

くだらなすぎる景品でお馴染みのコスモス。

こちらも市場価値やばいっすね。

一番目立つ場所にあり、貫禄すら感じます。

1番ファースト王貞治って感じです。

 

こちら駄菓子屋さんです。

狭いですが、主要な駄菓子は揃ってます。

やはり駄菓子の王様ヤングドーナツは一番標高の高い場所に鎮座しています。

 

おおおおお

うまい棒10円で売ってた~

完全に利益0ですね。

老舗ミュージアムの意地を感じます。

 

ベンティサイズのワニワニパニックです。

これもお金いれずにワニを殴打できます。

これも相当値が付いてますからね。

日々のストレスはワニにぶつけず、バッセンにでも行ってください。

壊れたら店員さんがパニックになります。

 

私はその横にある100円のUFOキャッチャーをしました。

二回動かせて小さなクッピーラムネ二つ...

原価2円くらいです。

私は同じような仕事をしていますが、こういうゲームの利益って本当に大事です。

修理するにも部品を買うにも新品を買うにも古いものってとにかくお金がかかります。

古いものを集めたミュージアムは完成することはありません。

常に何かが壊れて、常に何かが修復されて、常に展示を増やす必要があります。

とにかくお金がかかるのでこういうゲームは積極的にプレイして貢献しましょう。

 

ちょっと驚いたのですが、パチンコとか興味のない人が遊べるエリアは今見えている部分のみ。

1,000円でパチンコせずに...って考えると割高です。

 

なので興味がなくても懐かしいパチンコをプレイしていくのがいいと思います。

パチンコはかなりの台数があり、好きな方は一日おれるでしょうね。

あ、だから一日券があるのか。

 

一通り”偵察”が終わりました。

 

なるほど、ペナントってこうやって展示するのか。

オシャレね。

 

ミュージアムを出て隣の部屋へ行きます。


こちらの部屋は自販機ゾーン。(入館料を支払った人は入れる)

懐かしのフード自販機が設置してあります。

 

こんなものや、

 

こんなもの。

 

見ているだけでも満足できるマシンたち。

渋いですね~

 

せっかく来たので

 

このマシンを相手にします。

きつねうどんしか選ぶことはできませんが、”手打風”とはいったいどんなものか。

 

コインを入れて27.5秒待つとうどんが出てきます。

いやはや、素晴らしい提供スピードだ。

す〇家といい勝負ですね。

 

こんな感じに程よい温かさで提供されます。

揚げは麺の下に眠っております。

 

手打風のうどん美味しいです!

このスピードでこのクオリティなら十分でしょう。

 

昔は全国各地にこの機械があって、料理を提供していたって考えると、本当に素敵な時代だと思います。

今ではもっと早いスピードでアツアツの牛丼が提供されたりと時代は進化していますが、当時はとても画期的だったでしょうね。

 

食品の管理や仕込み、衛生管理などが時代の流れで厳しくなって必要とされなくなったと思いますが、今は回りまわってとても価値のあるものに変わりました。

 

今の仕事に就いて、こういう必要とされなくなったものが活躍をしているのを見ると胸が熱くなります。

いつまでも残っていてほしい風景です。

 

岐阜レトロミュージアムは正直小さくて狭くて1,000円か...ってなる人もいると思います。

実際私もそうです。

しかし、今のゲームセンターでは設置されなくなった画質粗めの大型のゲームに触れることができ、追加で料金はかかりますが自販機で食事をし、全てのゲームをプレイすれば確実に価値はあると思います。

 

こういう価値のあるゲームや展示品ってのは使わなければ朽ちていくばかりです。

こうやって懐かしいものを未来へ繋げる施設に、ぜひ足を運んでみてください。

そして楽しんでください。

 

他のミュージアムに行ってみて、自分のしている仕事が素晴らしいことだと改めて思うことができました。

 

ぜひ岐阜レトロミュージアムや全国の懐かしミュージアムに行ってみてください~