今年も暑かったのでドカ雪かしら、大使です。
ずっとずっとずっと気になっていた喫茶店がありました。
しかし最近まで営業している感じがしなくてスルーしていたのですが、先日車で目の前を通ると電気が付いてました。
やってる!
ということで後日訪れてみることに。

高山市郊外にポツンとあるレンガ造りの平屋。
この時点でオシャレである。
明かりが灯ると素敵ですね。

喫茶無盡灯
であります。
かっこ良い店名ね。
漢字だけだと読めません。
中に入っていくぅ。

渋い。
カウンターが数席とテーブルが二つ。
決して広くはないけれど満席になることはないでしょう。
お店に入るとママが世界陸上を見ていました。
毎日見ているためものすごく詳しい。
そんに語られても分からない~笑

カウンターはお花やらなんやらママの趣味の展示物が。
ゴチャッとしてますが、清潔ではあります。
木が多くて温かみがあります。

緑もありまっせ。
すべての物が昭和で素敵。
差し込んでくる光も昭和だな。

メニューはない。
そもそもそんなに食材やドリンクを置いていない。
なぜならってママは2年ほど入院していたそうです。
意識が混濁し、心停止も経験。
など大きな病をを経験し、まだ体調が本調子ではないそう。
なのでママが無理のない程度に営業しているそう。
ホットコーヒーはあるそうなので注文しました。
モーニングの時間帯ですが果たして出てくるのか...?

ママは普段話足りないのか堰を切ったかのようにトークが炸裂。
本当に生死を彷徨った人なのか...?
マスターはもう亡くなってるそうですが、マスターとの出会いや昔乗っていた車の話、景気の良い時代の賞与の話などしてくれました。
高山でこんなに喫茶店で話すのも珍しいので楽しい。
ゆっくりゆっくりやっている姿を見ているとやはり病気を患った人なのだと感じます。
時間的にコーヒー以上に時間がかかっているのでどうやらモーニングはありそうですね。
さて、ママがやってきます。

まさかの冷しゃぶ笑笑笑
過去一番の変化量です。
大谷翔平のスイーパー、ダルビッシュのスライダー、伊藤智仁のスライダーもビックリ。
というか、これはモーニングという分類なのか...?
モーニングでいっか。
しかしコーヒーと冷しゃぶは一緒に口にすると合わない。
別々に食べましょう。
別々の方が良いかと...
みんなに任せるぜ!!!!!

総じて満足な滞在だった無盡灯。
初めから終わりまで話し続けていたママ。
それだけ話す元気があれば安心です。
体が元気なだけ続けていただければと思います。
創業してからは50年以上だそうです。
この時代に出会えたことに感謝して。
ぜひ行ってみてください~