勝手に岐阜県観光大使

岐阜県民の岐阜県民による全国民のためのブログです。

岐阜県観光大使の災害ボランティア活動~感じたこと等~

いつもブログを見ていただきありがとうございます!

 

 

本日岐阜県関市の災害ボランティアに参加してきました。

 

道路の気温は37℃を表示している中参加された皆さん、お疲れ様です。

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関市は上之保(かみのほ)という地区に行ってきました。

地区内には一級河川津保川が流れております。

今回の豪雨災害ではこの津保川が氾濫し大きな爪痕を残しました。

 

関市の災害ボランティアセンターは全部で3か所。

自分は上之保のボランティアセンターへ。

 

道中川沿いの竹やその他の木に大量のゴミが引っ掛かっているのを目の当たりに。

運転している自分の目線ぐらいかそれ以上の高さまでゴミが引っ掛かっていました。

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ここまで大量のゴミが流れてきているとは予想もしていませんでした。

数キロに渡ってゴミは引っ掛かっています。

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早くも水害の脅威を再確認。

 

上之保のボランティアセンターに到着。

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平日でしたが、正直な感想...

「人が少ない」

 

あまりの人の少なさに不安さえ覚えました。

認知されていないに違いない。

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ボランティア受付後、ボランティア保険に加入していない人は加入します。

福岡県朝倉市の災害ボランティアの時、保険登録だけで2時間弱並んだのを覚えています。

今回は何と...2分。

 

人がいません。

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特に混乱している感じはなかったのでいいことにしよう。

 

その後は被害宅へ。

今回午前午後と二つの家の泥出しをしました。

 

この関市、場所によって被害のあるなしがはっきりしています。

今回作業したお宅ですが、襲ってきた水の高さは約120㎝です。

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畳は全滅、道具類も全滅。

残酷だと思いませんか?

普通の日常を送っていただけなのに。

 

家主さんにお話を聞きましたが、自宅からこの会社まで様子を見に来て、2Fへ上がった、ものの10分で車のタイヤ半分まで水が一気に増えたそうです。

 

身の危険を感じ避難したそうです。

 

「まさか大雨でこんなことになるとは...」

 

自然災害なのでなんとも言えませんが命があって本当に良かったと思います。

 

川に近い道の様子。

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各家々作業をしているのが分かります。

道路の上に残っている砂が川の氾濫を証拠付けます。

 

今回は川の氾濫だったため砂混じりの泥でした。

これが山崩れだと水分を多く含んだヘドロになってしまう可能性が。

 

しかし来てみて作業してみて気づきます。

 

「泥って臭い」

 

においに耐えられない人もいると思います。

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午後からのお宅へ行く途中の橋。

向こうの土手よりも明らかに高い位置に木のゴミ等が引っ掛かっています。

当然この場所も水に浸かっています。

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この場所もだいたい120㎝程水に浸かっています。

土壁がはがれ、到達水位の跡はガラスに残ります。

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全てを流してしまった濁流。

本当に自然災害は怖い。

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この重機は約10m流されここまできました。

全てのゴミが植木に引っ掛かっています。復旧には相当な時間がかかりそう。

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ニュースでも話題の災害ゴミ。

行き場所をなくしたゴミたちはグラウンドにひとまず持ってこられます。

住宅が少ないのでこれだけの量ですけど、広島、倉敷なんてとこは住宅も多いでしょうから報道以上のゴミの量だと推測できます。

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少し高いところから撮影。

帰り道の津保川はいつも以上に綺麗に見えました。

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奥の竹は水流のせいでお辞儀しています。

ものすごい勢いだったことが見えます。

なんだろう、本当に川が綺麗。なんだか皮肉だな。

 

ボランティア終了後は近くの温泉で汗を流します。

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こういうのは非常にありがたい。

ありがとうございます。

 

 

今回の災害ボランティアですが課題が多すぎです。

 

・まず一番被害の大きい上之保に本部が設置されていない。

これは大問題ですね。情報はどこから入ってくるのでしょうか。

別の場所の本部から入ってくるのであればそれは伝言ゲーム。

被災者の声をリアルタイムで聞くことが早期復旧、迅速活動へ繋がります。

岐阜や名古屋からアクセスがいいから関中心街に。って考えているならそれは間違い。

関市街地から上之保まで30分あります。

 

・ボランティアセンターでのニーズ確認や注意事項説明がしっかりされていない。

ボランティア活動には色々守らなければならないことがあります。

この周知徹底がされていない。

ボランティアの勝手な行動が被災者を傷つけることもあります。

注意事項の説明は必ずしたほうがいい。

 

・依頼内容と実際の現場ではかなりのギャップがある。

いくつか災害ボランティアへ行きましたが、これほどまでにギャップがあるのは初めてです。

やはり一番最初の災害本部の場所に関係があると思います。

十分な聞き取りができておらずかなりの差ができてます。

最終的に誰が困るって被災者の方たちです。

いい加減な情報収集はやらないでいただきたい。

5~7名欲しいお宅に人が少ないから2名で行かせるとかこういうのはダメ。

実際被害が大きすぎて少しのことしかできませんでした。

 

・手すきの社協職員が多い。

テントの中で立っている人たち、目につきます。

現場とギャップがあるんだから情報収集に徹する人がいてもいいのでは?

 

〇それ以前に当時関市はこの地区に避難情報すらも出していなかったと被災された方から聞きました。なんてひどい状況なんだ。

 

 

初めての災害なので混乱したり不十分だったりすることがあると思いますが他のボランティアセンターにアドバイスをもらうとかそういうことをした方がいいと思いました。

明日から3連休で多くの人が来る!と言ってる場合ではありません。

こんなにグダグダだとボランティアを捌けない可能性だってあります。

 

といっても災害ボランティアはマンパワーが必要です。

明日からは3連休です。

予定の空いている人がおりましたらぜひ力を貸してください。

 

猛暑が続きます。

明日の岐阜県関市は39℃予想でその後も猛暑日が続きます。

体調を崩されないよう自分の身は自分で守りましょう。

水分補給はこまめに、飲みすぎかな?と思うくらい飲んでください。

湿度が高いと実際の気温以上の暑さを感じます。

無理せず活動しましょうね。

 

大使は明日も明後日も現地に向かう予定です。

被災地を支えましょう。