きゃりーぱみゅぱみゅ意外と31歳、大使です。
昨日の続き。
気分が悪かったり見たくない人はパスしてください。
燃えた輪島朝市は時間が元日から止まったまま。
その時間が止まった様子は付近の店舗でも見られる。
煙突の折れた銭湯は...
3日から営業予定だったはずなのに。
私は毎週銭湯の番台に座っております。
壁が割れて中が見えましたが、散乱した脱衣所をはショックを受けるくらい生々しい状態だった。同業者としてショックがとても大きかった。
銭湯はコミュニケーションを生む最先端施設。
まだまだ復旧復興には時間がかかると思いますが、ぜひ復興してたくさんの地元民・観光客を迎えてほしい。
近くにある朝市通りへ。
道の両側に店舗が並ぶ。
倒壊している建物はもちろん多いが、真っ直ぐ建っていると思われる建物も正面から見ると斜めになっていたりする。
文字通り、”全滅”である。
同じ朝市が存在する町同士、朝市の全滅は心が痛い。
そして同じ伝統工芸がある町としても...
ただ、伝統工芸品系は早くも復興に向けて色々動き出しているみたい。
建物はなくても、違う形で動いていくのは非常に大事な事。
立ち止まることはあっても、動きを止めてはならない。
こういうときこそ。
希望の鯉のぼりとなるのでしょうか。
空を泳ぐ姿は寂しくも見えるし、希望にも見える。
諦めてはダメなんだよね。
能登の人はすごく我慢強い人が多い。
そして前に進む力を持っている。
静かに黙々と。
発災当時、風の向きが鯉のぼりが泳ぐように北向きだったらもっと南へ延焼していたでしょう。
衝撃的な光景が広がっていた輪島朝市。
どうしてこうなった。をいつまでも考えるのではなく、自分たちはこの先どうしていかなければならないのか、自分の町で同じようなことが起きたら初動として何ができるのか。
それを考えていきたい。
災害ボランティアに来て現場を見て家に帰る。
ちゃんと自分の目で見て考えて、頭を整理しないと、
「被災地に行ってきた」
という事実・感想しか残らない。
私は毎回毎回、頭の中を整理し、次はどんな支援ができるのかを考えている。
だからこそ細く長い支援が続けられるんだと思う。
これからも能登へ。
5月11日はお世話になっている門前町道下地区でイベントを。
お手伝いしてくれる人募集しております。
ぜひお手伝いしてください。
またイベントの告知はさせていただきます。
能登半島の復興を願ってやまないです。