災害ボランティアから帰還。ただいま。
岐阜を離れれば岐阜が暑くなる。
岐阜に戻れば岐阜が涼しくなる。
どれだけ僕がいないとき寂しかったんだ。
しばらく岐阜から出ないのでこのまま暑さが落ち着きますように。
こんにちは、大使です。
皆さんお盆休みですか?
「いやいや、働いてるよ」
っていう方もたくさんいます。
お盆でも働いている人がいる。だから日本が回っている。
今働いている人に感謝しましょう。
そんなお盆休み初日、岐阜県を訪ねてきてくれた都会っ子、マユちゃん。
なんと農業に興味があるとか。
農業に興味があって「飛騨の農業」を知らずに生きていくのはどうなのか。
ということで岐阜(飛騨)に来てもらいました。
岐阜駅で拾っていざ高山市へ。
高山市ではお友達農家「東農園」さんへ。
シンゴさんに農園の紹介をしていただき、お昼ご飯を食べて収穫作業。
日本で販売されている「パプリカ」って9割が韓国産って知ってました?
Made in koreaです。
わずか日本産のパプリカは1割。
そこに目を付けたシンゴさんはそれからパプリカの栽培に取り掛かります。
シンゴさんとこのパプリカ。
綺麗な発色。艶も最高。
パプリカハウスへ移動してシンゴさんから収穫方法をレクチャーしてもらいます。
見ての通り若い社長。
農業に熱い思いをかける兄ちゃん的存在。
なんとなーく理解した収穫方法で収穫開始。
ドーーーーーーン!!!
赤パプリカをハサミでカット、地面に置いて、後でまとめて収穫します。
しゃがむと分かる小人の世界。
「立ちっぱなしでは見えない世界もあるよ。少し座って休んでみよう」
すると見えた新しい世界。
今の日本人は仕事仕事で休まず働いてますね。
休んでみると普段見えないことが見えてくるかもしれません。
しかしパプリカが可愛くてしょうがない。
黙々と収穫を続けて、ハウス3棟収穫しました。
マユちゃんとこんなにも収穫できました。
採りたてのパプリカを生でかじる。甘い。
贅の極み。
肉厚の皮の部分、少しの酸味がクセになります。
飛騨の野菜の可能性を垣間見れます。
シンゴさん短い時間でしたがお世話になりました。
東農園さんは今パプリカ収穫、出荷の最盛期。
収穫のお手伝いを募集しているそうなので、空いた時間等にお手伝いできそうな人はご協力お願いします。
2日目。
昨日の疲れをすべて吹き飛ばす極上スイーツを朝からいただきます。
「パティスリーマツキ」さんの丸ごとピーチ。
今が旬の飛騨桃を丸ごと1個使用した贅沢の一品。
大使の毎年の楽しみ。
飛騨桃は生産量も少ないためあまり市場に出回らず、県外の人が県外で手にすることは少ないです。
甘さ控えめですがジューシーすぎる桃。
種の部分にカスタードを入れてあります。
中のカスタードも最高に濃厚で美味い。
贅の極み。(2回目)
ナイフとフォークで食べる一品はなんと税込み496円。
東京なら1200円は取れるとマユちゃん絶賛でした。
身も心も癒された後は石橋自然農園へ。
カミオカスターコーンの収穫出荷最盛期。
標高900m、完全無農薬で育てられたトウモロコシは糖度20度超え。
収穫したその瞬間から食べることができます。
「青空×大自然×トウモロコシ」
贅の極み。(3回目)
生でも食べられるソレは「美味い、甘い」以外の言葉が見つかりません。
収穫した者だけが体験できる贅沢。
アルプスのハイジもむしゃむしゃ食べます。
だって美味しいもんね。
1時間ほどの作業でこれだけ収穫できました。
ここから出荷に向けて大きさ、重さ、皮の汚れ等をチェック。
皮を剥く手はトウモロコシの糖分でベタベタになります。
選別作業中に食べるトウモロコシも美味。
最高以外の感情を忘れる瞬間。
あまりの美味さ、甘さに犬も。(ももちゃん)
子ヤギもむしゃむしゃ。
皮も恐らく甘いんだと思います。
日本一贅沢な犬とヤギかもしれない。
カミオカスターコーンをお求めの際は大使に直接連絡ください〇
今年の出来は...最高です。
農園を後にし、夜ご飯は久しぶりに「植村」。
農園で採れた野菜などを使ったパワーサラダ。
野菜ってなんでこんなに美味しいんだ?
地味ですが、青ナスを使用した一品。
今は消えゆく青ナスですが、こんなに美味しいナスは食べたことないです。
スーパーで見つけたら有無を言わず購入しましょう。
3日目は奥飛騨温泉へ。
観光です。
農業で疲れた体を癒します。
とその前に...
マツキagain。
どうしてもコレが食べたくて...
飛騨メロンのタルト。
飛騨の地はメロンも栽培。
こちらも桃と同様に、生産量が少ないため県外へでません。
品質は折り紙付き。だって飛騨産ですから。
ちなみにこちらのタルトは税込み432円。
マツキさん。
安すぎですって。
さすが飛騨価格。
食べたい方はお早めに。
ヘアピンカーブの一番急な場所に店を構えます。
旅行客はなかなか入れないような場所。
僕はココのカレーが一番好きだ。
トマトチキンカレー。
地元丹生川産(にゅうかわ)のトマトなどの野菜をじっくり煮込んだ一品。
口全体に広がるトマトの旨味は自然に目を閉じて食べたくなるくらい。
贅の極み。(4回目)
マスターもテキパキしており非常に感じのいい店。
駐車場には湧き水もあり理想的なお店。
89年の歴史を誇る半弓道場で弓を引きます。
飲み屋街にあり、合間にふらっと立ち寄れる弓道場はココ高山だけ。
10本300円という安さで気軽に弓道と触れ合えます。
クセになる楽しさ、高山に来た際はぜひお立ち寄りください。
この日の朝にゲストハウスで出会ったタクヤ。(真ん中)
トウモロコシを持っているのが気になりますが。
彼は伊豆から一人旅で来ていました。
なんと、
「伊豆愛がすごい人。」
20歳ながらも地元を盛り上げようと日々奮闘しているそう。
最近では修善寺にゲストハウスもでき、軌道に乗ってきているそう。
伊豆の魅力を話すタクヤはすごく楽しそうだった。
「本当に地元が好きなんやなー。」
地元をこんなにも愛している人間同士の出会い。
地元愛トークがすごく楽しかった。
そして初めて人の話を聞いてどこかへ行きたいと心から思った。
それがまさか伊豆だなんて。
こんな日がくるとは思ってもみなかった。
行きたい場所ランキング1位「伊豆」
それだけ彼の伊豆トークは聞いていて楽しかったし興味が湧いた。
最終日ももちろん...
マツキ!
そしてタクヤも拉致る。
「これが飛騨の魅力だ」
ということで古川周辺を一緒に散策しました。
壱之町珈琲店では夏野菜カレーを。
古民家を改装した落ち着いた空間で、カレーを食す。
贅の極み。(5回目)
夏野菜ってなんでこんなにうまいのか...
町を散策。
通路が狭いのでバックパックは要注意。
また必ず会おうぜ若者!
次は僕が会いに行きます。
この日マユちゃんも帰宅日。
岐阜駅へ参ります。
の前に道の駅明宝でラスト買い物。
突っ込みどころ満載の張り紙も。
みんなで間違い探ししてくださいね。
間違いは4つ。
さあ今度こそ岐阜駅へ。
の前に美濃市うだつの上がる町並みを見学。
いつだってこの町並みは美しい。
高山ほど観光地でもなく賑わってもいない。
ゆっくり観光するのにオススメ。
夜飯は柳ケ瀬商店街に店を構える「大福屋」
なんと中華そば450円。
安いうえにチャーシューが入っている。
懐かしい味です。
この店はメニューのクセが強かった。
そんなこんなであっという間の岐阜ツアー終了。
4日間いても見ていないとこだらけの岐阜県。
なんて魅力がたくさんある県なんだ!!!
そしてあらためて野菜が美味しい場所だということを認識しました。
野菜好きの人、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
大使の極上ツアーもしておりますので夏休みを利用してぜひ岐阜県へお越しください。