鼻水止める薬を買いました、大使です。
飛騨、高山、ましてや岐阜県のグルメと言えば...
「飛騨牛」
ですね。
観光客は高山に来て、飛騨牛と表記のあるお店に吸い込まれるように入っていきます。
まあね、旅先に行ったらお財布緩むし、地元に帰ったら何であれ食べたんやろってくらい気分も上がってる。分かるで。
飛騨牛良いと思います。
しかし、言わせて!
この飛騨という土地。
周りを見渡せば分かる。
恐ろしいくらい山深いところにある。
ココへたどり着くまでの道のりを振り返ってみて。
いくつ山を越えてきた?
高山市の実に92%が森林です。
僕たちが泊っている、住んでいるのって、たった8%なんです。
日本一大きい面積の92%が森林ってすごいですね。
恐らく、恐らく野生動物のほうが多く存在しているはず。
その野生動物を食べるという文化が山奥の高山にはあります。
「ジビエ」
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉。(フランス語)
ヨーロッパでは古くから貴族の伝統料理として食べられてきました。
今、色々な地域で(大都会)ジビエが食べられるようになってきました。
正直、今更ですかというほど田舎では前から食べられてきました。
そんなジビエが気軽に食べられるお店がコチラ。
「山の幸 うり坊屋」さん。
飛騨ジビエのお店。
ここの店主は兄弟でお店の切り盛り、狩猟などをしており、安心安全、低価格。
ジビエは価格が高いイメージがあったり、クセが強いんでは?という感じ。
ジビエをまだ食べたことない人の常識を覆すお店です。
狩猟から加工、加工から販売へ。
飛騨狩人工房が一貫して行っています。
そんなうり坊屋、どんなものが食べられるの?
お通しはジビエのジャーキー。
初めてジビエを口にする人はまずここで驚くはず。
噛めば噛むほどの肉々しさ。
普段嫌味を言われる会社の上司の憎々しさも忘れられます。
もちろん串焼きもあります。
鹿、猪、熊を食べられる。
どの野獣もクセなく、美味しくいただけます。
これも丁寧な処理をしてあるおかげ。
新鮮で丁寧な処理をしてあれば、とっても美味しいんです。
コチラ
鹿肉のたたき。
もう食べてみないと想像できないと思いますが、美味い。
臭くない。
口に入れると鹿肉ということに気づかないくらい。
にんにく醤油で食べるたたきは絶品。
あ、食べたくなってきた。
この他にも色々なメニューあり。
鹿ワイン煮とか最高に美味い。
IPA(インディア・ペールエール)も豊富に取り揃えており、あっさりジビエとの相性バッチリ。
ビールを片手にジビエをいただく夜、最高です。
飛騨牛もいいですが、僕が高山で本当にオススメするお肉はジビエ。