そろそろ洗車をしないと、大使です。
先日のブログでクロマツの話題を出しました。
山口町、了心寺のクロマツ謎ですよね。
実際に伺った際、住職さんがみえたので色々聞いてみたのですが、正直よく分からないとのこと。
住職さんが知らないことを僕が分かるわけありません。
クロマツも興味がありましたが、了心寺自体もすごくいい建築物でした。
であります。
一度焼失しているそうで、約200年前に再建されたよう。
クロマツがきたのも恐らく200年前。
再建と一緒に植えたのでしょうか。
了心寺を建造したのは6代目坂下甚吉。
6代目までなかなか正確な情報がないのです。
このお寺の特徴は何と言っても
「木の組み方」
であります。
劇的に美しい。
複雑すぎて拡大してみてもよく分かんない。
とにかくどの彫刻も組み方も美しい。
障子もなかなかカッコよかったです。
すごくないですか?
もう国立博物館とかに保管されても良さそうな年期の入り具合。
カッコよすぎるろ。
この鳥はなんですか?
障子の上にある釘隠しがまぶしい...
あと面白いのは、この正面梁の横にくっついている鼻の長い動物。
これは、
「バク」
であります。
なんでバク?????
ってなるじゃないですか?
僕もなりました。
バクは夢を食べるとか言われています。
ここに付いているバクは架空の形らしいです。
ここに付いているバクの本当の由来は、
バクは鉄や銅が好物らしいですね。
鉄や銅を食べてくれると言い伝えられ、鉄砲の玉など争いに使われるモノを食べてくれるという平和を願って付けられたそうです。
おもしろぉーい!!!!!
そんな粋なことするんだ!というか昔の人だからこそできた装飾かと。
それにしても芸が細かいです。
これは直接住職さんからお聞きした話。
ココの住職さん本当に良い方でした。
予定があるにもかかわらず僕たちの変な質問にも一緒に考えてくれたり。
本堂周辺では平和な光景が。
坂下甚吉は未来のこういう光景を願って本堂を再建したのかもしれませんね。