上海ガニ食べたい、大使です。
12月2日、「男のDVD」(知ってる人は知っている)の駐車場・炊き出しコーナーにてコーヒーの炊き出しを行ったことは記事にしました。
この時のコーヒー豆、湧水が余ってしまったので、急遽ももさん(統括してる人)に連絡を取り、昨日も炊き出しをできました。
阿部ンジャーズ第二弾!(リーダーはいない)
左から2人目の方は、山田さん。
長野市でイチゴ農家をしている方。
後で書きますが、会場移動の時に助けてもらった恩人。
他にも僕たちの話し相手になってくれたり、片付け一緒にやってくれたり...
お世話になりました。
まずは前回と同じ会場で12時前からコーヒーを淹れる。
今日はボラセン、農ボラ(農場の片づけを中心に行うボランティア)も開いていたため昼過ぎから多くの方が来てくれました。
コーヒーがドンドン来る人に幸せを運ぶ。
前回の感覚が全く生かされないほどの来店。
中には、
「前回の飲んで美味しかったから今日も来たの。」
なんていう方も。
2日目にしてファンを作れた。
この環境で淹れているコーヒーだからこそのファンかもしれないけれど、僕たちの淹れる一杯のコーヒーを目当てに来てくれる人がいるということ、嬉しすぎた。
「良い匂いだわ。」
「淹れたてはやっぱり違うわね。」
「温まるー。」
「このコーヒー美味しいね、どこのコーヒー?」
「どこから来てくれたの?」
僕たちにかけてくれた言葉の一つ一つは忘れることができない宝だ。
寒そうに手を赤くしてお弁当を持つおばあちゃん。
コーヒーを手にした時の安堵した表情、あれも忘れない。
こんな感じでコーヒーを淹れていました。
来る人と直接喋れる環境だった。
理想的な炊き出し支援。
ここで先述した山田さんと出会った。
ピークが過ぎると僕たちの体は正直になる。
僕たちの空腹を満たしてくれるのはもちろん、”炊き出し”。
どれもこれも本当に美味しい一流の料理ばかり。
みんなこんなに美味しい料理を食べられて本当にありがたいと思う。
たった一皿の料理のためにどれだけの人数が関わっているか、僕は知っている。
でもそれを来る人に伝えてもピンとこないと思うし、空腹を満たすのが優先。
だから僕はここで伝えたい。
この一流の料理が手元に届くまで、十人以上の愛が込められている。
その愛は全てここに来るみんなのため。
客足が遠のいたころ、
「農業ボラの場所でも炊き出しができるかもしれない」
という話を聞いた。
「よし、そっちでコーヒー淹れよう。」
急いで撤収。
会場を変えることに。
この時にアツアツのやかんを持って次の会場に行ってくれたのが、
山田さん。
であります。
こんな感じ。
こっちはね、ただただ、寒い。
完全にボランティアさんにだけの提供。
こっちは少し小さなカップでの提供でしたが、多くの人に飲んでいただけました。
「え!ドリップして淹れてくれてる!」
「インスタントじゃない!」
「やっぱ淹れたては違うね。」
「予想以上に美味しかったから2回目飲みたい」
などこっちでもとっても嬉しいお言葉をいただけました。
僕はなんて幸せなんでしょう。
大好きな思い出の詰まった場所で大好きなコーヒーを淹れられる。
みんなからの正直な
「美味しい。温かい。」
という言葉は、何にも替えがたい。
そして胸が熱くなる。
楽しかったなー。
楽しかった。
やれて本当によかった。
いい経験をさせていただきました。
この経験を何かにいかしたい。
何ができるかな。
なにをするにしても、損得を考えない生き方をしていきたいと思う。
そして正直に。
合計”約”278杯分のコーヒーを提供しました。
すごくないですか?
現実問題、”約”278杯のコーヒーを提供して1杯400円としても約11万を超える売り上げ。
その上、”営業時間”は2日間で6時間ほど。
1時間当たりの売り上げは約1万8千円。
約46杯提供したことになります。
おかげで右腕が痛いのです。
それだけ多くの人が温かいコーヒーを求めていたんだな。
本当にたくさんの方に来ていただきました。
ありがとうございました。
色々協力していただいた方、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いできることを心から楽しみにしています!