今年は花粉症の症状がでてこない、大使です。
さてさて、3月26日27日と能登半島へ災害支援へ行ってきました。
2週間ぶりの能登半島。
何か変わってるかな~と楽しみに向かいます。
今回は何をしに行くかと言うと、
「あげパンの炊き出し」
であります。
様子を振り返っていくぅ。
メンバーは三人。
青いのはおーじ。
旅を続けている彼を、「人が足りないから手伝ってくれ~」と言って誘ったところ、快く飛騨まで来てくれました。
彼のフットワークの軽さは正真正銘の旅人です。
隣ははるたろー。
高校2年生で、ハルバルゆーじさんの息子。
高校生で被災現場へ行きたいっていうのはなかなか素晴らしいこと。
他の人はなかなかできませんよ~。
いざ、出発。
道中は能登半島に向かうにつれて大荒れに。
ここんとこ毎回大荒れの天気が続く。
一つ目の変わっていたとこは、
工事の誘導信号がAIだった。
いや~すごいな。
いよいよ人間の仕事を奪われている現場をまさに目撃です。
いつもの諸岡公民館に到着。
道中見かけた変化は、仮設住宅の建設が進んでいたくらいかな。
到着次第、準備を始めます。
今回諸岡公民館で提供するあげパンは300本。
圧巻である。
とにかく提供数が多いので自前で持って行った鍋は使わず、公民館の鍋を使わせていただきました。
助っ人たちが躍動している。
なんて素敵な光景でしょうか。
高校生!良い経験してる!
揚げたパンは、
粉(パウダー)をまぶす。
これはココア味である。
もはや友人並みにというか友人のすーちゃん。
今日もテレビの対応をしている。
もう石川県で知らない人はいないでしょう。
パンを取りに来てくれた人がいたので提供します。
左から、
ココア・きなこ・シュガー
であります。
前情報で、「みなさんかなり楽しみにしているよ~」との情報をいただいてました。
嬉しいね。
期待に恥じないようなものを提供しなければ!
提供のピークがくるとドンドンあげパンが出ていく。
お店同様、きなこが一番人気かと思ってましたが大間違い。
ココア味が人気で、驚きました。
パンを揚げ続けるおーじ。
君はパンを揚げることができる旅人である。
ここまでパンを揚げ続けた旅人は世界に一人でしょう。
とっても助かります。
はるは粉職人。
あげパンにこんなに粉をまぶす高校生は君一人だと思うよ。
はるは途中から提供側に回ってもらった。
若い子が提供すると現地の人は笑顔になるのです。
それだけでも十分な支援。
この日だけのPOPを作りましたが、忙しくて、そして提供システムが想定と違ったためあまり使うことはなかった。
でも今回の提供方法が有効という事が分かったので、次回からはかなり効率的にできると思う。
毎度恒例の感謝ボード。
ここに載るのが夢でしたね。
しかもポチの家と同じ日に。
たくさんの人が並んでくれる。
嬉しい。
ピークはあっという間だったけれど、かなりの本数が旅立って行った。
外での提供が終わっても製造は続く。
この近隣に住んでいる人からの取り置きである。
番重にどんどん並べていく。
あげパンが番重に並んでいく光景は普段見ないので新鮮である。
美味しそうである。
美味しいんですけどね。
私は色々していて食べるタイミングなかったです。
まぁでも手伝ってくれた二人が美味しい美味しいって食べてくれたから良かった。
まもなくして予定していた300本を揚げ終わりました。
お疲れ様です!
炊き出し後にはコーヒーをいただく。
はるに淹れてもらいますが、慣れてないな~笑
美味しくいただきました。
片付けを終え、ちょっとゆっくりしてからみんなでパシャリ。
スーちゃんいつもいつもありがとうございます。
スーちゃんがおるから諸岡へ行ってるということもあります。
仮設住宅への入居が決まって、諸岡公民館での生活はなくなるわけだけど、これから炊き出し調整はどうするのかな。
無理なくやってほしい。
というか炊き出し調整の担当者ってどこいったんだろうね。
もう完全に手を引いたのか?
担当者を現地で見ることが全くなくなりました。
さてさて、時間が15時になったので帰ります。
また来ますね!
次はお祭り的なことしたいなぁ。
初めて行った1月30日からあまり変わっていない倒壊家屋。
ここまで傾いた家屋を解体する優先順位は低いかもしれないが、何度見ても悲しい光景である。
そう言えば北陸テレビの取材が”タイミング悪く”入っており、見事に取材されるという被害に遭った。
大災害である。
取材は大っ嫌いです。
カメラ向けられて喋るって言う行為は一番嫌いです。
富山に帰ったらいつものお店へ。
ポチの家
で食べたホタルイカのペペロンチーノが今まで食べたパスタの中で群を抜いて美味しかった。
毎日日替りのため、もうしばらくは食べれないかも。
はると行きましたが、初めてホタルイカを食べたそうです。
初めて食べるには美味しすぎるものを食べました。
という炊き出し一日目。
最高のスタートが切れました。
次の日は、能登島小学校へ。