日本酒の試飲って罪悪感ありますよね、大使です。
今日の支援先は長野市穂保。
テレビの報道の通り千曲川の堤防が大きく損傷、決壊した地区。
「水害」
まさに想像通りの景色が待っていました。
未だにこんな感じ。
聞いて驚くと思いますが、ここは決壊場所から南(上流方面)に600m離れているらしい。
なのに、まだこの有様。
人々が泥を急ぎ様に端へ寄せた代償。
排水溝へ水が流れて行かず、道路上に溜まっています。
早くなんとかしないとね。
相之島の時は泥の高さは10㎝程でしたが、穂保は倍の20㎝。
その泥の上に載る家財道具たち。
この泥は手ごわいぞ。
本日のお宅はもれなく床上浸水。
このラインが最高深水位。
水害って怖さを目で明確に示してくれる。
ちなみに水は2日間引かなかったそう。
高さにして1m50㎝ってとこでしょうか。
活動場所から1分でも決壊場所に近づくと、最高深水位は約2m。
壁に付く泥の線がリアルなんですよね。
嘘も偽りもない確実な証拠。
活動場所のお宅も1Fはすべて水没。
周囲の泥が家の中に流れ込み、思い出を飲み込む。
思い出は一瞬にして汚れ、流れ去る。
無情だ。
僕は今日、洗面所を掃除場所にした。
もう、ドロドロ。
泥は溜まるし、汚れてるし。
1日で終わるのかと思ったけど、
ピカピカにした。
最高に気持ちいいね笑
シンクの水もすぐこうなっちゃうから何十回入れ替えたか。
ちなみにシンクもドロドロでした。
終わった後に家主さんが、
「わー、これ、今すぐにでも住めるじゃん!」
って笑顔で言ってくれたことが一番の喜び。
嬉しいよー。
住めなくても「住める」と思って口にしてくれたことが売れしかったな。
すべてはこのために動いている。
全ては家主さんの笑顔のために。
こっちの気分がいいよね。
家主さんはこんな時でも僕たちの心配をしてくれる。
ありがたいね。
本当は僕たちのことを心配している場合ではないのに。
約束しました。
またお手伝いにきます。と。
今後何度か長野の支援が必要そうです。
単刀直入に、僕の活動支援金をお手伝いしてくださる方募集中です。
集まれば集まるだけ、時間のある限り現地へ向かいます。
もう、じっとしていて許されない感じになってきた。