霜降りより赤身が断然好き、大使です。
皆さん、岐阜県といってパッと思いつくものは?
...
岐阜県といって必ず上位に食い込んでくるもの、それは、
です。
皆さん一度は聞いたことあるのではないでしょうか。
上質な脂はとても甘く、クセのない列記とした黒毛和種です。
旅行客の皆さんによく聞かれます。
「飛騨牛はよく食べるんですか?」
こう答えます。
「食べません。」
そう、皆さん食べないんです。
なぜか。
高価だから。
そんな飛騨牛について少しだけお話を。
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食肉になった後は「ひだぎゅう」
食肉になる前は「ひだうし」
と呼ばれます。
飛騨牛はかつて「日本一」の称号も得た一流ブランド牛。
そもそも飛騨牛とはどういう基準で決まるのか...
飛騨牛銘柄推進協議会の以下の基準を満たした肉だけ。
・飼育期間が最も長いのが岐阜県
・飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度によって認定、登録された農家が飼育
・14か月以上肥育された黒毛和牛
・肉質等級が5・4・3等級(BMS3~12)
です。
これらの4つの条件を満たしたことを協会が認定すれば飛騨牛と認められます。
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飛騨地方の変わりやすく気温差のある気候が良質な和牛に育てるんですね。
こういった環境、生産者の協力等で出荷牛の6割近い頭数が5等級に認定されるという驚異的な成績を誇っているそうです。(全国平均は3割)
あくまでも参考価格ですが、100g平均の相場は
・サーロイン 1,700円
・ヒレステーキ 2,200円
・カルビ 1,600円
・ロース 1,600円
・もも 1,000円
です。
直近の9月6日に開催されたセリの結果ですが、
最高の取引価格はBMS12 税込価格4,115円だったそうです。
平成30年度上場予定頭数は5,670頭です。
なんかあれこれ書きましたが、とにかく飛騨牛は高くて美味いってことです。
参考になるリンクを貼り付けておきます。
こんな話をしていいのか分からないですけど、
年間5,670頭(月472.5頭)しか上場されないのに「飛騨牛」って看板を掲げる店が増えてきました。
年間生産頭数は減ってきているのに看板が増えていくのはおかしいと思いませんか?
あと言いたいことは察していただければと思います。
僕はお客さんを案内するときは必ず信用できる飛騨牛を勧めています。
そんな旅行客の皆さんに安心して行っていただきたいのが、
「JA飛騨グループ焼肉ハウス味蔵天国」(通称:味蔵)
この焼肉屋はJAグループが経営しており、安心安全のお店です。
安心安全かの基準はすごく難しく、正直自分の気持ち次第なところはありますが、一番分かりやすい判断方法は...
コレ。
コレが設置してあるお店は安心安全です。
あとは...
コレ。
飛騨牛銘柄推進協議会が認定したお店に渡される「飛騨牛使用の証」
僕はこの表示ラベルが貼ってあり、定期的に個体識別番号が変わっているお店のみを利用またはオススメします。
本物の飛騨牛を味わってほしいですからね。
飛騨牛を出しているお店の人に何か言われそうですが、本物の飛騨牛を使用しているなら堂々と見せるべきだと僕は思います。
お店の信用度が上がりますからね。
ちなみに味蔵は、
きちんと個体識別番号が並んでました。
調べましたが全部飛騨牛です。(JAグループだから当然)
ちなみに個体識別番号を調べるサイトがコチラ↓
飛騨牛のみならず、どんな牛にも対応しています。
町中やお店で個体識別番号を見たら調べてみてください。
さあお肉の登場です!
お値段
お得盛り5,080円。(3~4人分)
安いとは決して思いませんが、安心を買っていると考えれば安いもの。
飛騨高山へ旅行される際はぜひ「味蔵」はじめ安心安全の飛騨牛取扱店へお食事に行ってくださいね。
以上、飛騨牛のお話でした。