ネットフリックスって便利ですね、大使です。
長野の活動報告続きしましょう。
この日も変わらず茶・青・白3色の世界。
岡山の真備でもそうだったけど、この3色って飽きてしまうんですよね。
だから早く綺麗にしてあげたい。
もっと長いこと現地で支援できたらいいのにな。
前日が雨だったからか、路肩は泥でぬかるんでる。
建物ばかり写すことが多く足元がどんな状況かを知っていただくため写真を撮りました。
左側の薄い泥が晴れると乾燥し、細かい砂になる。
鼻や口から入ると健康に悪いのは明らか。
この泥、砂には多くの雑菌や大腸菌が潜んでる。
防塵マスクと防塵メガネは必須。(大使はある理由で何もつけない)
窓は割れ、建物の一階は潰れる。
電柱は曲がり、土砂が町を覆う。
泥くさいにおいは、もう嗅ぎなれた。
設計ミスで水平がとれていない家。
ではなく、
上流から約150m流されてきた家。
怖いでしょ?
水って家を壊すだけじゃなくって、
押し流すんです。
ゾッとしたね。
家がのっていた基礎。
無残の一言。
振り返れば切れた堤防。
松に囲まれた平らな土地には神社がありました。
目の前には切れた堤防。
流れ込んできた多くの泥水に社殿は跡形もなく流されました。
近く祭があったそうで、神輿が遠く離れたビニールハウスの上に乗っていたそう。
言葉はいらない。
写真は伝える。
でも100%は伝わらない。
大使の地味な仕事も見せます。
特別ですよ。
道路の幅を広げる。笑
このお宅の前の道が泥の溜まった状況だと狭いんですよね。
なので、路肩を固める。笑
でもこれで安心してこの道通過できますね!
この後ここの土を綺麗に流し、もとのコンクリートの色にしました。
茶色の景色を少しの間解消させましたよ。
小さくてもいい、何でもいい。
僕はチェーンソーが使えるわけでもなく、ユンボが操作できるわけでもない。
僕にしかできないことを無理なくやっている。
”痒いところに手が届く支援”
ではなく、
”痒そうな所に手が届く支援”
をしていきたい。
大きなお世話とか言われそうかもしれない際どいところですが、僕にしかできないことをしたい。
チェーンソーを使える人は使えばいい、
ユンボに乗れる人は乗ればいい、
路肩を広げることができるなら広げればいい。
支援の輪を広げるってそういうこと。
明後日からまたできることをしに行きたいと思っています。
2264億円。
台風15号、19号、10月25日の大雨での農業水産業被害額。
この数字、どう思いますか?