こういう時に強いのって結局田舎、大使です。
皆さん、夢やイメージの中で旅してますかー?
いつだってどこだってどんな状況でも旅を想像できるのが真の旅人。
真の旅人とは、行動することだけが条件ではないと思います。
皆さんを真の旅人にするため支援しています、大使です。(岐阜支部)
すでに旅人さんも楽しんで見てくださ~い。
今回の旅記事は。
巨大なアスレチック。
でありません。
知る人は知っている。
好きな人は好きすぎる場所。
僕は好きすぎて行っちゃう場所。
国指定史跡・苗木城跡
であります。
木曽川右岸の城山432mに築かれた山城。
ここの特徴は城が築かれた場所でもありますが、それ以上に石垣であります。
6つの別々の積み方をされた石垣。
それもですね、巨石を上手に利用した石の組み方なんです。
桜+石垣+巨石
であります。
あるものをどかすのではなく、利用する。
石高が小さかった苗木藩ですが、こうして強靭な城を築いたんですね。
戦国時代1520年頃に築かれたとされています。
山城ランキングでは全国1位になっちゃった場所でもあります。
城跡って妄想が膨らむんですよね。
実際に城があればいいにこしたことはないのですが、どんな風に建物が乗っていたのか、どこに柱を置いたのかなど建物がないならないで楽しめるのが城跡。
建物を乗せる直前の状態ですからね、そりゃ妄想は広がる。
そして特筆すべきは、なんといっても、景色。
であります。
恵那山、中津川市街方面の眺望。
眼下を流れるのは木曽川。
木曽川からの高さは約170mあります。
いつ来ても美しい景色を見せてくれますが、この時期は、
桜も楽しめます。
桜の上、雪をかぶっている山々は木曽山脈。
春だけの特別な景色です。
恵那山の逆側、恵那市方面。
この先にはダム湖があります。
春は桜、秋は紅葉と四季を通して目を保養させてくれます。
気になる木組みのこの場所がどういう場所に造られているかと言うと、
巨石に戦国時代に掘られた跡があります。
この場所に木を載せて組み上げる。
あるものを使う。足るを知る。
いくつものくぼみが巨石にはあります。
探して妄想してみるのも楽しいですね。
こんな巨石が城跡の真下にあります。
綺麗に地面にハマっている様子でありますが、反対側から見てみると...
不安定。笑
であります。
よくココにあるな笑
この岩がもし今落ちたとしたら翌日の中日新聞の一面です。笑
それくらい、デカい。
さらに反対側に目をやると...
平和
であります。
老夫婦が座っている場所から、戦国を生き抜いた武士たちも同じ景色を見たことでしょう。
橋はこんなに立派ではないでしょうけど、笠置山の形もずっと変わってないでしょうから、戦国時代を妄想してランチも出来ます。
この様子を見ていると、コロちゃんが蔓延していることを忘れちゃいそうです。
ちなみに老夫婦の先は真下170m何もないです。
単刀直入に、死にます笑
妄想が広がる石垣...
こんなに素敵な空間が残っています。
残していかなければならない遺産。
この場所、国宝にしてもいいのではないか。
何より素晴らしいというか、もっと考えてもいいのでは。と思うことは、
この場所、全てが無料。
であります。笑
ダメですよ、お金徴収しないと。笑
世の中には「こんな場所に金払ったのか...」
と残念に思う場所あると思います。
ここは、
「お金を払いたい。」
と思える場所。
なぜお金を取らない。笑
年パスなんてあれば真っ先に買います。笑
何よりも素敵なのは、こんな山の上でも、
フリーWi-Fiがあること。笑
金取ってくれーーーーー!!!!!笑