勝手に岐阜県観光大使

岐阜県民の岐阜県民による全国民のためのブログです。岐阜旅ソムリエです。

あの日から10年が経ちました。

今日を迎えられることに感謝したい、大使です。

 

 

復興とは...復旧とは...

 

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2011年3月11日14時46分

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マグニチュード9.0、最大震度7

 

日本周辺における観測史上最大の地震。

 

死者15,899名

行方不明者2,525名

負傷者6,157名

 

全壊建造物121,992戸

半壊建造物282,920戸

 

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この日、ドンキホーテのテレビコーナーで津波の中継を見ていた。

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凄まじい恐怖映像が流れていたが、何かの映画のワンシーンかと思った。

水は濁り、町を襲う。

車や家は重力という概念などないと思わせるほど、スッと流される。船は陸地へ。

家は海上へ。

町と生活は一変する。

 

悲劇的な映像は僕の頭の中から10年間離れることはなく、今も鮮明に残っている。

だからこの日には必ず記事にする。

忘れないために。

 

 

あれから10年後の2021年3月11日本日、13時に仕事が終わり昼ご飯を済ませると、スカイパークへ。

14時46分、黙祷。

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小さな盆地に尖った音色のサイレンや全ての悲しみを背負った寺院の鐘の音が鳴り響く。

目の前には飛騨山脈。

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笠ヶ岳の遠く向こうが東北、被害のあった地。

岐阜県の最高峰を向きながら、祈りました。

 

 

 

10年というキリのいい数字、「節目」という二文字をよく使われますが、節目という言葉の意味は...

ー物事の区切りとなる所ー

とある。

 

それは一体誰にとっての、何のための区切りなのか。

当事者以外の人間が軽々しく「区切り」という言葉を使うべきではない。

  

日本という大きな範囲で見てみれば当事者なのかもしれないけど、少なくとも僕は家族や友達、知り合いを東日本大震災で失っていない。

 

僕は節目という言葉を使うにふさわしくない人間なんだ。

 

節目なんかじゃなくて、あくまでも一つの通過点である。

僕の中では通過点だ。

 

 

あとは「被災地」という言葉もなんだか寂しい響きだね。

僕は「地名」で呼んでいきたい。

”福島”や”宮古”、”石巻”など地名で。

 

 

 

今では災害ボランティアへ急行する大使。

なぜボランティアへ行くのか。

もちろん困っている人がいるから、自分自身の成長という理由もありますが、やっぱ一番っていうのは「災害を忘れない」ことが理由なんだろうな。

 

 

 

当時は大学生で、勇気もなくお金もなかった。

 

年が経つにつれ、それは後悔へと変わり、モヤモヤした。

 

 

初めて災害現場に行き、頭の中を整理できた時、あの時力になれなかった自分を責めた。

 

 

 

 

10年。

生まれた子は小学生。

二十歳の子は三十路。(僕)

 

時は経つ。

時間は忘れさせてくれる効果があるけども、定期的にYouTubeなどで当時の映像を観る。

忘れてはいけない。

忘れるということは罪だ。

そして伝えなければならない。

未曽有の災害を後世へ言い伝える。

その時テレビで見た光景は、間違いなく死ぬ直前まで脳裏に刻まれ続ける。

 

 

そして、この時抱いた助けに行けなかったという後悔は、この先の災害で返していく。

もちろんそんな機会が訪れないことを願っています。

 

 

 

東日本大震災関連でこの10年間で亡くなられたすべての人のご冥福をお祈りいたします。

まだ見つかっていない人もいらっしゃる。

早く家族の元へ、帰れますように。

 

 

この先、同じような災害がおきる確率はゼロではありません。

またいつか必ず、おこります。

災害に赤ちゃんも子供も高齢者も、健常者も障がい者も関係ない。

みんなに平等に襲ってきます。

 

それが明日かもしれないし、一年後かもしれない、十年後かも百年後かもしれない。

もし、自分が生きているうちに同じような災害がおきた場合、最善の行動ができるようにいつも勉強していきたい。

 

「いってきます」と言って「ただいま」が言えなかった人。

「いってらっしゃい」と言って「おかえり」が言えなかった人。

同じことは繰り返してはいけない。

何があってもどんな状況でも、大きな災害があったら手を取り合って逃げるんだ。

明日の朝、守れたはずの大切な人が消えないように。

他人事と思うことなく。

「ただいま」と「おかえり」が言えるように。

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毎年、この日だけは絶対に忘れないようにしよう。

今年は東北へ行き、震災の遺構に行きたいです。