手ぬぐいは飾っておけばインテリア、大使です。
なぜか「5・7・5」になりましたね笑
今回はたまたま酒屋で見つけた日本酒について。
日本酒が好きな方、いらっしゃるでしょ~
僕も好きですが、今ではビールが優位に立ちました。
が、好きです!
昔は純米大吟醸とか米をたくさん使う日本酒が好きやったんですが、もう今は呑めればいい...笑
人生でこだわりをなくすことは死んだも同然です笑
さて、どんな日本酒を見つけたのかと言うと、
「蓬莱 2021年蔵祭り中止残念年記念酒」
であります。
タイトルをそっくりそのまま繰り返すだけという無意味なことをしました。
まるで、電車の自動車内放送の後に車掌さんが全く同じことを繰り返すアレと似ている気がします。
”飛騨銘酒”であります蓬莱を手掛ける渡辺酒造は、飛騨古川にあります。
毎年春には全国の呑み助が待ち望んでいる「酒蔵祭り」があるのですが、COVID-19の拡大の影響により去年今年と中止に。
全国の吞兵衛が涙を流したんです。
どんな祭りって、とりあえず日本酒が飲み放題の祭り。
ざっくりしすぎですが、毎回行くとベロベロになるのでその表現が正しいかなと。笑
もちろん飛騨を代表する飲食店も出店したり、お笑いのイベントが開催されたり(ムーディー勝山とか数年前にピークを迎えた芸人が見れるけれど、それが逆にジワる)、蔵祭り限定の日本酒なんかも買える。
こんな感じのテンションで繰り広げられます。
肝心の蔵祭り中止残念記念酒ですが、「袋吊り」という方法で日本酒を搾ります。
搾るという表現は正しくないですね。
日本酒を「落とす」という表現が正しいか。
なかなか珍しく、そんなに量が獲れないのです。
今の時代、ほとんどの蔵で導入されている搾る機械がコレ。
酒と酒粕を分ける工程を上槽 と言って、これは発酵の完了したもろみを酒袋に詰め、圧力をかけながら搾り、酒と酒粕に分離する作業のことを言います。
白いアコーディオンみたいなビロビロに圧力かけ押していくと、液体が搾れるわけです。
ちなみに、「薮田式自動圧搾機」(通称ヤブタ)って言うらしいです。
これ、袋吊り。
もろみを酒袋に入れ、それを搾るのではなく、吊るして重力で酒を落とすんですね。
これがなかなか獲れる量が少ない!
でも、美味しいんですね~
なんやろ、贅沢すぎる。
ろ過していないのでオリが溜まって”おり”、白濁しています。
今風の「発泡」の日本酒ではなく、もろみのいいとこだけを取り入れた日本酒。
アルコール度数が19度と高いので、ロックで飲むのがいいかもです!
この贅沢のお酒が蔵祭りでは飲み放題...
よくよく考えてみたらこの世は贅沢で溢れているんですね~
この袋吊りの日本酒はネットでも購入できます。
精米歩合が68%とそこまでお米を使用しているわけではないので、価格は安め。
送料が12,000円以上の購入で無料になりますが、これ一本だけだと割高すぎるのでこの際「渡辺酒造を応援!」という理由を付けて12,000円分買っちゃいましょう!笑
来年は、蔵祭り開催されるといいなぁ。
みんなでワイワイ日本酒が飲みたいですね~!