台湾ラーメンポテチを食べる勇気がない、大使です。
最近、神社仏閣の記事を挙げていなかったですね。
モーニングに魅了され頭の中が朝食で侵されていました。
岐阜県下呂市に素敵なお寺さんがあります。
禅昌寺
であります。
寛政7年(1795)に再建された山門は、屋根が綺麗に葺き替えられていました。
綺麗だね。
というかこの時点でカッコいい。
山門をくぐって中へ。
うっひょ~
この屋根が間近で見られます。
すっと見てられる。
この屋根を水が流れ落ちるとこも見てみたい。
流れ落ちた先に雨樋はないので側溝に落とす。
ちょうど屋根が切れている真下に造られています。
土の上に落とすと穴開いて水が溜まりますもんね。
とにかくとっても素敵すぎだったので写真多めで紹介していくぅ。
勅使門と鐘楼
勅使がくぐる門であります。
ですので菊紋章が。
ここまでも見どころはたくさん。
この先に一番の見どころがありますね。
大変有名である。
禅昌寺大スギ
であります。
樹齢約1,300年、樹高約45m、周囲約12mと異次元の大きさ。
見る場所によってスギの太さが変わります。
国指定天然記念物です。
上からの角度である。
驚くほどに太いのである。
ウソだろ?って思うくらい太い。
今まで見たスギの中でも一番太いかな。
パワー貰います。
さて、戻りましょう。
お、式台だ。
格天井だし菊文様が彫られているし。
勅使はここから入ったんですね。
私は300円払って中に入ります。
もちろん別玄関から。
式台を上から眺める玄関からは、とっても素敵な景色。
なんだかタイムスリップしたようです。
最近の建造物はほぼ見えません。
何が書いてあるかは分かりません。
こういうの読めたら楽しいんだろうなぁ。
読めなくても楽しいですが。
建具も雰囲気ありますね。
素晴らしいです。
そしてさらなる宝。
雪舟が描いた大達磨。
これだけはガラスケースの中に。
こんな間近にこれほどまでの宝を観れるとは。
すごいぞ禅昌寺。
ちなみにガラスがはめてある枠は春慶塗です。
カッコよすぎ。
さて、自慢の庭園でも見に行きますか。
禁喫煙=禁煙
であります。
なんかエモい。
整えられた庭はいつまでも眺めていられる。
すっごく素敵である。
決して美しい畳ではないが、目の前には美しすぎる庭園が。
この庭を見て美しいと思うのはきっと日本人だけではなく、外国人も。
こんな素晴らしい庭園や建物なんだから、もっと外国人が見に来てもいいはずなのに。
観光バスからパッと降りてパッと古い町並みを見る。
そんなもの、そんな町、本当に観光なのか?
この中庭もいい。
中庭って憧れますよね~
憧れる。
雨でも降ってりゃもっと最高かも。
日本家屋は雨が似合う。
降りすぎは注意です。
第六波...
一年以上前からの骨とう品です。
さらに奥へ進みます。
ここで気になる匠の技。
この格子、外側は角材で角ばっている。
内側は角が取ってある。
すべての材がこんな処理がしてあります。
こちらは板木。
時を知らせる道具です。
叩くことによって時刻を教えるものですが、ここの住職が言ってました、
「気が付いたらここまでになっていた。」
もっと早く気が付い...
いいんやさ!
今ではこんな注目されるものになった。
それにしても叩きすぎ。
うん。
禅昌寺に来てから監視カメラと貼り紙しか現代を見ていない気がする。
本当に過去を見ているみたいだ。
素晴らしい。
この体験が300円って。
全てが歴史だ。
資料集だ。
分かることは少ないけども、分かりたいという気持ちが溢れてくる。
建築の集大成。
全てがこの一枚に詰まっている。
かっこいい~
なんと窓からは大スギが~
すごいすごい~
ここに座りながらコーヒー飲みたい。
匠の技。
以上。
まだまだ見どころありますが、禅昌寺を後にしましょう。
300円では安すぎる気がした。
すごいボリューム。
資料が多いというわけではないですが、この建物自体が素晴らしい。
人によってはあっさり見終わってしまうと思いますが、興味ある人は1時間は余裕である。
外の庭園も美しいので見ていくぅ。
石垣&水路
私の好きな組み合わせである。
美しい。
これだけ見るだけでも価値があるのだ。
本当に現代を感じるものがない。
勅使門を眺める。
厳つすぎるでしょ笑
こちらも現代物なし。
時代劇のセットみたい。
本当に素敵なお寺さんだった。
なぜ今まで行ってなかったのか~
目の前の通過のみでしたからね。
本当に行けて良かった。
国道41号線を使って高山や下呂に行かれる方はぜひ立ち寄ってみてください。