勝手に岐阜県観光大使

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温泉寺のライトアップは今週末が見頃でしたか?

ライトアップに間に合わせるように少し早めの投稿したかった、大使です。

 

 

下呂と言えば温泉。

下呂温泉です。

その「温泉」という二文字が入ったいかにも温泉地にあるっていうお寺に行ってきた。


温泉寺

であります。

本堂の奥が燃えている。

あ、私の後ろは見て絶望しそうなくらいの階段があります。

境内に入ると、「さすが三名泉!」を見せつけられます。

 

境内に足湯

であります。

もうさ、寒いわけよ。

足湯入るくらいなら全身入りたい人なので入りませんが、手だけお邪魔しました。

のくとまるなぁ~

最高。

 

11月限定って書いてあったけど、よく分からんかった。

一年中やればいいのに。

そんなに負担かかるのかな?

 

さて本堂の中へ入りましょう。

 

おおおおお

素敵だ。

最高じゃないか。

歩を進めると何やら看板が。

 

作品展をやっているようですね。

お金はかからないようなので行ってみよう。

 

会場までは高低差があります。

後付けの階段を上っていきますが、割と急である。

中高年は気を付けて下さい。

 

この写真すごくイイなぁ。

明治時代みたい。

なんで明治かは分かりませんが、なんとなくそれくらい笑

 

階段をさらに登ると、ん?

 

なんか見えてきた笑

気になりすぎる笑

 

小林勇輝さん

という詩人書家の展示をしています。

常設ではなく、なんと本日19日まで。笑

10~21時までです。(まだ間に合うか?笑)

テーマは「言葉の結晶展」であります。

なんだろう、形容し難い空間でした。

 

詩を半紙に書くんですが、その文字たちを上手に並べ、絵にするんです。

これがまた面白くて。

 

そびえ立つ柱の様な半紙や散らばる半紙はいわば失敗作。

しかしそれをアートに変えてしまいます。

「落ちている紙は踏んでもらって大丈夫です。踏んでもらって紙が動くことでもアートなので。」

いやいや、踏めません。笑

失敗作といってもやはり踏むのは気が引ける。

 

というか、この建物自体すごすぎなんですけど。

ここ最近で見てきた建物の中で一番かっこいい。

作品が展示してあるから。というわけでもなく、シンプルにカッコいい。

 

やばすぎでしょ。

医王閣というらしく、下呂を代表する高級旅館水明館の別館だった様です。

昭和26年に完成、その後本館建設の影響で京都へ移築か?となったみたいですが、お偉いさんの鶴の一声、温泉寺にあったほうが良いということでここに移築されたみたいです。(昭和46年)

 

館内に興味があるので探検をします。

 

と、その前に素敵な色の椅子が。

阪急電車でしょうか。

いえいえ、阪急のゴールデンオリーブではなく、

 

飛騨産業のゴールデンオリーブです。

飛騨産業すげーな。

でもね、なんとなく見た感じ飛騨産業かな~って分かってきます。(マジ)

 

夜の帳が下りるまでもう少し。

下呂温泉街を上から見下ろすってなかなかできないので新鮮です。

それにしても美しい寺です。

 

胡蝶

いかにも。な名前が付いたお部屋へ。

この部屋が一味違った。

 

貴賓室

という言葉が相応しい部屋でした。

 

この形の窓って...

完全に景色を見せるための形です。

ここに移築されたので本来この景色を見せるための窓ではありませんが、当時はこの先にどんな景色があったのでしょうか。

でもこの場所にあっても窓の先にはモミジです。

赤くないですが笑

ちなみにガラスははまってません。

 

窓から外を覗いてみると、

 

綺麗ですやん。

まだこの時(先週)は青々してましたが、今はどうでしょうか。

とても綺麗です。

 

襖の引手がめちゃくちゃオシャレだった。

完全に見せにいってるな。

匠のこだわりを感じます。

 

他の部屋も行った。二階には3部屋あります。

どの部屋にも小林さんの作品が展示してあります。

 

こんな広い部屋に泊まってみたい。

これだけ広いと6人は寝れそうですね。

できれば4人とかで余裕持って使いたい。

 

欄間にこんなオシャレな竹の使い方する?

部分的に春慶塗も施しており、特別な部屋だという事が分かる。

というかこの建物自体が特別な空間である。

 

部屋から出ると赤い絨毯が敷かれている。

欄干は低く、酔っ払った状態で二階に上がるのは非常にリスキーである。

しかし素晴らしい設えである。

さて下の階へ戻ります。

 

踊り場にはなんとこんな可愛いデザインが。

これに気が付ける自分を褒めたい。

他にも鮎っぽいのとかあったな。

昔の匠は意外とこういう遊び心を前面に出してくる。

 

この空間はいつでも入れるのかと思ったらそうでもないらしい。

普段は入れない特別な空間。

こういうイベントしか入れないんやと。

一番は耐震性。

下呂市よ、ここに金をかけて。

 

いや~

すごい。

すごいとしか言葉が出てこない空間美。

常設展にしてほしい。

 

お気づきでしょうか。

私は紅葉のライトアップを見に来たのです。笑

そろそろ笑

 

小林さんのHPはコチラ。

yuukikobayashi.com

 

枯山水の庭園は大人の雰囲気が。

真上の紅葉が赤くあってほしかった!

子供っぽく仕方がないことを言ってしまった。

 

が、綺麗である。

グラデーションある方が好き。

 

さて、外に出ましょうか。

 

これは鷺ですかね。

傷ついた鷺が休んでいたところに湧いていたのが下呂温泉と言われているだけあって、町の至る所に鷺を見ることができます。(ホンモノもそうでないものも)

 

また手を突っ込む。

お寺はほぼ外みたいなもんだったから寒いのよ笑

 

夜になると美しさは倍増。

悔しいけども写真だと綺麗さが...伝わらない。

実物は500倍美しいのです。

 

下呂の夜景も美しきかな。

上手くは撮れん。

 

それでは本命の紅葉のライトアップを笑

 

グラデーションきた~

って少し早いか?

いやでもこれくらいが良いな。

 

温泉寺本当に厳かですね。

本堂は寛文11年(1674年)に創建。

349年という時代の流れで何を見てきたのか。

今あなたは最高に美しい紅葉に抱かれている。

そして最高のブロガーのネタになっている。

すみません。笑

 

うん。

すごくいい。

人もおらず穴場である。

今日はどれくらいまで紅葉が進んでいるんでしょうか。

誰か行ってください。笑

 

やっぱ写真では難しいなぁ~

一眼は持ってないので加工の技術があればもっと”うまく”見せれたのに。

やっぱ人間の目が一番綺麗に見れるね。

 

良いお寺でした。

展示会のあった医王閣が通年で見れるようにしてほしいです。

これが耐震性で見せることができないのであれば、早急に耐震工事をして入場料を取ってでもいいから通年で見せてほしい。

それだけの価値がこの建物にはあると思います。

あとは...

足湯も通年で良くないですか?笑

こんなことを私がこのブログで言っても何の意味もないですが笑

 

ライトアップも展示会も今日までです。

お時間に余裕のある方、寒くなると思いますが、暖かくしてお出かけください。

www.onsenji.jp