勝手に岐阜県観光大使

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二年連続の五色ヶ原へ!

サボテンが変な曲がり方している、大使です。

 

 

「五色ヶ原」と言えば山好きの人は立山方面を思い浮かべる方が多いかと思います。

同じ名前で高山市にもあるんです~

乗鞍岳のふもと五色ヶ原の「森」であります。

森です。

立山の五色ヶ原は森林限界。

乗鞍の五色ヶ原は樹林帯。

 

去年行ってからハマりましたね~

季節を変えて行ってきました。

 

駐車場に停めると去年もいました飛騨牛。

朝早くからほのぼのしております。

おはよう。

 

ツアーセンターも去年の秋ぶり。

中に入って受付をします。

 

今年もいたいた笑

クマを見るのはセンターの中だけで十分です。

 

受付を終わらし、バスに乗り込みいざ出発地点へ。

 

マイクロバスでひたすら上っていく。

四駆のすごさ、運転手さんの技術の高さを目の当たりにします。

 

今回は三連休の中日という事もあり、たくさん参加者がいます。

たくさんと言っても少人数のパーティー3つに分かれて山を歩きます。

 

歩き始めると秋との違いにすぐ気が付きます。

生き物や草木に明らかな違い。

 

秋は紅葉なので上を見上げる機会が多かったです。

この時期は下を見る機会が多いです。

名前はすぐ忘れるので覚えてません。

 

五色ヶ原の森はガイドが付いていないと入山できないのです。

なので各パーティーにガイドが付きます。


この花は下から選ばれし虫が入るらしい。

下を向いて咲くって面白いね。

ここまでとにかく足元が面白い。

 

花火の様なかわいい植物。

割と背が高かった。

 

噴火の勢いで飛んできたもしくは転がってきた火山石。

その上に新たな命が芽吹く。

人の手が入らない森にはこのような生態系がたくさん存在します。

 

この辺りの水量はごくわずか。

この先、伏流水で水量はどんどん増えていきます。

川の成長を見ていけるのも五色ヶ原の森の魅力。

そしてさらにの魅力は、

 

全方位自然という事。

飛騨高山という地であってもまちなかで自然に触れれることは少ない。

なので大自然の町にいてもこれだけの自然を体験できるのは本当に稀です。

 

珍しいギンリョウソウだって当たり前のように生えている。

腐生植物である。

周りの植物とは一線を画すくらいの存在感である。

 

今回は前回と一緒のメンバー。

広島からまっさんと祐子ちゃんがまたまた来てくれました。

来てくれてありがとう。

また一緒に歩けて嬉しいよ。

 

雨上がりなので木道は滑りやすので十分に気を付けます。

 

落ちたらたぶん、ケガする。

たぶんね。

人間が落ちればいいが、スマホだけ落ちるとかはもっと避けたいところ。

 

こちらは6枚の葉っぱの上にしか花を咲かせない変わった植物。

なぜなのか。

本当に不思議です。

 

最初に渡ったちょろちょろの川がこの水量に。

伏流水が至る所から湧き出ているのでこれだけの水量になります。

水が湧き出ているとこも見れます。

 

これも苔の一種なのかな。

木一本にどれだけの命が生きているのかな。

 

ゴスワラ。

説明は難しい。

参加してみてください。

 

あ!発見!

珍しい植物ですがその辺に普通に生えている。

 

ギンリョウソウの暴力である。

真ん中は青いんですね。

ここまでじっくり見られるのも五色ヶ原の森の魅力の一つですね。

一生分のギンリョウソウを見ています。

 

手前にも奥にも。

愛おしいです。

この時期は本当に足元が楽しい。

本当に魅力が尽きない。

 

愛おしい。

たくさんの生物が一つの植物めがけて飛んできます。

人間を恐れることなく、ひたむきに。

 

大きなカツラの木。

存在感がありすぎる。

この辺りのボスかな。

と思ったけど、このような樹木が周りにたくさんありすぎる。

素敵だ。

 

岩盤に張り付くようにビッシリ根っこが。

凄まじい生命力です。

 

さてさて、クライマックスへ。

 

一番迫力のあるはしごを二つ下ります。

下りた先には、


爆発音が連続するかのような轟音の横手滝。

梅雨の時期を超えた滝の迫力は150%!

すごすぎる。

 

もちろんこの激流にも吊り橋は架けられています。

そして渡ります。

 

ここは落ちたら文句なしで死にます。

水量がありすぎて迫力に負ける。

スマホは確実にポケットに入れて渡りましょう。

 

日本じゃないみたいでしょ。

岐阜県じゃないみたいでしょ。

こんな場所が、私が愛する岐阜県にあるなんてね。

ものすごく誇らしい。

私はブログを書くことくらいしかできないけどね。

だからみなさん、私のブログを読んで五色に行ってみてください。

 

このツアーのもう一つの魅力として、

 

人があまり写り込まないという事。

少人数で、前後のパーティーに間隔を持ちながら進むのでどこかで渋滞することもない。

この大自然で渋滞するとか笑えちゃうよね。

適度にスケール感が分かる人の数しか映らないのです。

 

そしてこのコースのクライマックス。

布引滝でございます。

滝壺近くまで下りれるのでみんなでおります。

急なので気を付けます。

 

左の滝の勢いがすごすぎる笑

首が当たったら取れそうなくらいの勢い。

 

布引滝は右側の滝です。

これこれ。

 

写真では見せれるのですが、実際は本当にすごいです。

綺麗すぎて言葉が出ない。

大きすぎて言葉が出ない。

いい言葉が思いつかない。

そんな滝。

今まで見てきたチョロチョロ伏流水がこんな形で我々の目の前に現れてくれるんです。

ここまで来れたことをお祝いしてくれているみたいですね。

 

そもそもこれだけの量の水が乗鞍の山体から湧き出ていること自体に驚きます。

それも延々と。

まさに巨大な水がめです。

 

以前は二つの記事に分けました。

今回は一つ。

よければ前回「秋」の様子もご覧ください。

gifu.gifutaishi.com

 

gifu.gifutaishi.com

 

着眼点などがまるで違います。

 

五色ヶ原の森はガイド付きじゃないと入れません。

もちろん有料です。

山歩きにガイド料なんて払えないって言う人は別に払わずに他の山に行ったらいいと思います。

私はガイドを付けて歩いたほうが絶対に面白いと思っているタイプの人間なので五色ヶ原の森を推します。

日本人はもっともっと山歩きにガイドを付けるということをしたほうがいい。

安全だし、知識が増えるし、環境のことを考えれる。

 

初心者向けのコースもあります。

山登り初心者の方、ぜひ五色ヶ原の森から山ライフ始めて見て下さい。

100%感動します。

 

今年、他のコースも行ってみたいな。

goshikinomori.com