滝を愛する人に悪い人はいない、大使です。
今回の記事もカモシカコースの続き。
割と健脚者向きのカモシカコースは滝との出会いが多いコースです。
前半は久手御越滝、池之俣御輿滝を眺めることができ、壮大な乗鞍の大自然を満喫できます。
前回は池之俣御輿滝までの記事でしたので今日はその続き。
池之俣御輿滝を出ると見えてくるのは...
シラビソショートコースでは見れなかったひとつ。
柱状節理であります。
私の好きな四文字です。
ガッツリ目の前一帯に見えるって感じではないですが、ひっそりと登場してさりげなくアピール的な感じであります。
いつも大自然を見ると感心する。
飛んできた、もしくは転がってきた溶岩石が長いこと放置され、その上に命が芽生える。
どうしてそこに根を張ろうとしたのか。
根を伸ばしたものの土に潜ることができず、岩にへばりつくしかない。
その道を選んだとしても、しっかりと長く根を伸ばし、地に足を付ける。
こんな不安定な感じでも地に足を付ければしっかりと安定し、何年何十年何百年もこの姿で生きることができる。
人生も地に足を付けて生きることが大事なんやな。
歩きながらそんなことを考える。
病んでません。笑
幾度となく崩落を繰り返す場所は人工の手を加えるしか方法がありません。
堰堤を造るのです。
工事中なので割と危険な道を進む。
ぬぬぬ
奴はすぐ近くにいる...
むむむ
奴はすぐ近くに...
塗料のニオイが好きらしいです。
だからかじっちゃうって...可愛いな。
この葉っぱがくるくるなっているのは中に卵が入っている。
何て言うのかは忘れたけども笑、口で器用に丸めるらしい。
すごいよね~
市街地で歩いているだけでは絶対に見つけられない。
夏休みは子供とこういうとこに来て自然に触れたほうが絶対に良い。
しばらく歩き、どんどん標高を下げていくと、滝が見えてきます。
青垂滝
こちらは雄滝であります。
かなり落差があり、一段二段と分かれてます。
見惚れるしかない。
ひたすら見上げ、「綺麗だな~」「すごい」その言葉を連呼するしかない。
それしか出てこないのである。
ポートレート小市。
いいねぇ。
足が長い(風に見える)小市。
直射日光ではあるが、そこまで暑くない。
もちろん日差しの暑さはあるが、気温的な暑さは全くない。
こちらの青垂滝は「雄滝」です。
ということは、雌滝もある。
ちょっと遠いが、こちらがその雌滝。
綺麗に一直線に落下します。
滝壺まで近づくことはできないが、美しさはこの場所まで届きます。
滝壺の奥にある洞窟みたいなのがすごく気になります。
見に行きたいけどね。
苔。
このコースというか五色ヶ原の森自体に苔が豊富すぎる。
豊富だが、この苔、
宙に浮いた岩である。
石を挟んだまま木が成長してしまって宙に浮いたんですね。
見事です。
こんな芸術が見れるのも手つかずの自然が残っているからですね。
それにしてもすごい光景だ。
暗闇にヒカリゴケ。
たっくさん見ることができました。
準絶滅危惧種であり、天然記念物でもある。
光を反射して淡い緑に光るんですね。
いよいよ8時間に及ぶ山行が終了。
最後の場所はここ。
布引滝が見えるスポットである。
ちょっと遠いけどね。
でも綺麗です。
小市一緒に行ってくれてありがとう!
楽しかったぞい!
というか木陰が多すぎてサングラス使う機会少なかったな笑
出会い小屋からハイエースでビジターセンターまでドライブ。
アンケート書いて解散!
最高に楽しかったなぁ。
本当に素敵なアクティビティである。
ガイドさんと歩くというのが最高にプレミアム。
お金はかかるが、安いくらい。
ガチ山のガイドさんを雇うと数万しますが、五色は諭吉でお釣りがきます。
榮一でもお釣りがくるようになります。
ロングコースは市民割も適用です。
帰りはここで汗を流します。
久々に行った。
相変わらず露天風呂は外から丸見えである。
まぁそれも素敵であり、開放感である。
夜ご飯はちとせ。
ざる中華しか勝たん。
夏だね。
偉そうな私。
ぜひ皆さんも早めに予約して行ってみてください。
飛騨高山の観光で絶対的にオススメです。