いまだに雪山に登ろうという気持ちは芽生えない、大使です。
定期的にお伝えしている母なる山「乗鞍岳」の美しさ。
こんな投稿わざわざするかい。って感じですが、私のこんな小さな小さなブログであってもお伝えしたい景色があるのです。
皆さんに見ていただき、元気になってほしい景色があるのです。
能登半島地震があり、4日後の乗鞍。
正月休みもあったのか、この日は山を見る人が多かった気がした。
外国人観光客、アベック、おじさんおばさん、ガチカメラを持った方...
涙を流している方も。
みんなみんな町の東側に聳える山々を向いて、祈るように眺めていた。
私もこの景色を見て泣きそうだった。
どう考えても、どう見ても美しすぎる景色でしょ。
こんな景色を見ていると涙を堪えながらも思うことはたくさんあるのだ。
生きているって本当に尊いことなんだなって。
この景色が見られるって当たり前じゃないんだなって。
生きているって当たり前じゃないんだなって。
この町では一番最後まで光り続けるのが剣ヶ峰。
本当に美しいよ。
言葉なんてのはいらない。
ただただ見てるだけでいいのである。
ここで見ていると日本で一番美しい景色を今ここで見させていただいているなと。
別に日本一がここじゃないのも分かっているし、不特定多数の人が投票する絶景は他にあるのかもしれない。
だけど私がこの場所のこの景色を超える景色は全国でまだ見たことはない。
冠雪した乗鞍がこの時期、雲一つない晴れた天気の下、真っ赤に燃え上がるのは一年の中でも数日しかないし数分しかない。
そんな希少性もある。
この時期、この町に来た方は、晴れていたらぜひこの景色を見てほしい。
遥か遠くに沈む夕日の光が飛騨の国・乗鞍岳を照らしている。
ちなみに乗鞍が主役になっているその時、北側の一軍メンバーたちは控えに回る。
登山が好きな方なら誰もが憧れる山々は、この町では最後まで輝かない。
「乗鞍は高山象徴の山」と言われるのは、この時間になるとさらに実感する。
ほーんと、綺麗すぎる景色だな。