本日なんと読者様第1号が誕生し嬉しく思います、ありがとうございます!
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浮かれている、大使です。
3日連続で”ある記事”が勝手に話題になりましたね。
そうです、
【長良川鵜飼】
今日はそんな鵜飼の紹介。
題名に行きつけと書きましたが、今年も3回目と順調に回数を伸ばしております。
それではいきますよ!
・「鵜飼」とは?
鵜を手綱で操り鮎などを捕る伝統的な漁法。
・「歴史」
その歴史は古く古事記にも鵜飼のことを歌った歌謡が載っています。
美濃の鵜飼に関して言えば平安時代に作られた辞書にも載り、長良川鵜飼は1300年の歴史を誇ります。
一番代表的というか有名な歴史を紹介。
”鵜”を操る”匠”と書いて鵜匠(うしょう)。
この名前はあの戦国武将・織田信長が命名したと言われております。
岐阜城(稲葉山城)に居城していた時、城から美しい篝火を見て感動したそうです。
岐阜という名前も織田信長が命名したのも有名な話。
・「現状」
現在「鵜飼」は全国13か所で行われていますが、ここ岐阜県の長良川鵜飼のみ宮内庁式部職鵜匠という国家公務員による皇室御用の鵜飼です。
長良川鵜飼は現在岐阜市とお隣の関市で行われ、合計9名の鵜匠がいます。
岐阜市が6名、関市が3名で行われます。
毎年5月11日から10月15日までの毎日、中秋の名月の日を除き鵜飼は繰り広げられます。(増水時等も中止)
そのうち年8回宮内庁の御料場で行われる御料鵜飼は、獲れた鮎を皇居へ献上されるのみならず、明治神宮や伊勢神宮へも奉納されます。
長良川鵜飼の用具一式122点は国の重要有形民俗文化財、長良川鵜飼の漁法は岐阜県指定重要無形民俗文化財です。
また鵜匠家に伝承する鮎鮓製造技術や長良川鵜飼観覧船造船技術、長良川鵜飼観覧船操船技術は岐阜市指定無形民俗文化財です。
(画像:http://www.stock2007.sakura.ne.jp)
一言でいえば他の鵜飼とは敷居が違うんです。
・「漁法」
舟首に篝火を付けた鵜舟に鵜匠が乗って、1人10~12羽の鵜を操り篝火や鵜の動きで驚かせた鮎を捕まえます。
鵜舟に乗った鵜匠が両手で鵜を操ります。
左手で鵜を操り右手で綱が絡まないようにしています。(上写真)
鵜匠は日頃から鵜と一緒に生活しています。
首を綱で縛られますが小さい魚はお腹に入るように調整してあり、鮎は喉元で引っ掛かります。
鮎を捕った鵜は引き上げられ、吐き出させられます。
総がらみ(以下写真)という漁法は6隻の鵜舟が同時に漁をするので(浅瀬に追い込む漁)篝火が一直線になり幻想的です。
鵜匠は漁に出る前、その日の舟の順番をクジ引きで決めます。
順番により漁獲量が変わるため鵜匠にとってはとっても重要。
・「鵜舟」
鵜舟は全長約13mあり鵜匠と鵜舟を操る責任者、鵜匠の弟子の3人1組が乗船します。
・「鵜」
川鵜に比べて体が大きく丈夫なんだとか。
捕獲して2~3年は訓練をするそう。
鵜飼の前後では鵜の健康診断も行い徹底した健康管理。
通常鵜は5年前後の寿命ですが、15~20年生きるそうです。
・「鮎」
よくツアーでお連れした人から聞かれるのは、鵜が捕った鮎は誰でも食べられるのか?という質問があります。
答えはYESですが、そもそもの漁獲量が少ないため市場には出回りません。
したがって一般人がスーパーでは買えないということ。
じゃあどこで食べられるの?
鵜匠と契約している旅館やホテル、料亭などで食べられます。
(皆さん泊まってね!)
鮎の体にはくちばしの跡がつき、瞬殺するので新鮮でおいしいそうです。
(大使にも献上されないかな?)
(赤い血のようなものが鵜が捕った鮎の証拠)
・「うーたん」
これがなかなか可愛い。
・「鵜飼を見た代表的な有名人」
織田信長、徳川家康、英国皇太子(ジョージ5世)、チャーリーチャップリン等。
ちなみに鵜飼の舞台である長良川ってどんな川?
岐阜県郡上市大日ヶ岳が水源で伊勢湾に注ぐ一級河川。長さ166㎞。
中流域が名水百選、長良橋から上流1㎞までの間が日本の水浴場55選に選ばれ日本で唯一の河川での選定に。
本流にはダムが存在しない。
毎年大規模な花火大会が2回2週連続で開催される。
以上大使が溺愛する「長良川鵜飼」の紹介でした!
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