勝手に岐阜県観光大使

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岐阜県観光大使の観光情報~高山を拠点に旅をする~

バンジージャンプをやってみたい、大使です。

 

 

先日書きました、高山を拠点に旅をするということ。

 

多くの旅人は先を急ぎがち。

先へ先へ急ぐでない。

 

こんな山奥に来たんだから。

 

 

 

主人公の設定をしましょう。

 

・イイダ ナオキ

・21才

・A型

・東京都目黒区在住(実家暮らし)

・最寄り駅祐天寺駅

明治大学法学部

・実家の近く忙しい居酒屋のバイト

・父は弁護士、母は歯科衛生士

・田舎へ行ったことがない

 

・最近TVで田舎暮らしの豊かさを見て、少しだけ田舎暮らしに興味が出てきた

・法学部だが将来の進路は未知

・日々の満員電車、渋谷駅の騒々しさにこりごり

 

・夏休みに1週間田舎暮らしを体験しようと飛騨高山へ

 

 

そんなナオキが高山へ旅行、という設定。

設定は細かくすればするほど楽しい

 

 

1日目

新宿よりバスにて高山入り。(16:00頃着)

宿にチェックイン(初ゲストハウス)して18:00食事を食べに朝日町へ。

普段慣れない長距離バス移動、疲れがたまっているので21:00ごろ宿へ戻り就寝。

 

2日目

高山10:50発のバスで世界遺産白川郷へ。

集落を歩き回り、「こんな景色は初めて見る」と感動。

結構ゆっくりして15時15分のバスで高山へ。

高山到着後はゲストハウスでゆっくり。コンビニ弁当食べる。

色々な職業の人と話をしあい、刺激を受ける。

刺激や感動を受けた一日。

 

3日目

宿で勝手に観光大使の存在を聞き、案内をお願いする。

鍛冶橋朝市側で集合。町散策。

大使の案内もと、城下町を散策し、インスタで「映え」ているグルメを食べることなく、歴史の説明を受け高山の奥深さを知る。

こんな町歩きは初めてと後にゲストハウススタッフに報告。

歩き疲れ、宿に戻って近くの銭湯へ。

地元のおじさんと世間話をする。

人の温かさを感じる。

 

3日目夜に気づく

「高山に来てから”急いでないな、時間に追われていない”な」

と。

 

4日目

奥飛騨温泉郷へ。

新穂高ロープウェイは快晴。

遠く白山まで見える景色と、目の前まで迫る西穂高

標高2,156mまで上がったのも初めて。

空の青さが濃いことに気づく。

麓で温泉に入りクマ牧場も行って癒される。

この日だけではしご風呂3軒。

高山に戻り、朝日町でご飯。

弓道場で高山の夜の”アソビ”に触れる。

 

5日目

高山市内でゆっくりする日。

ちょっくら飛騨の里まで足を延ばしゆっくり。

高山駅に戻ってアソシアへバスで行く。

快晴だったので乗鞍が露天風呂からばっちり見えます。

「乗鞍という大きな壁に守られている」

普段見ているビルとは違う山の安心感を感じる。

ここで思わぬ出会い。

〇〇農園の生産者と風呂で出会い、明日農園で1日体験をすることに。

 

6日目

宿まで迎えに来てもらい、農園へ。

農場からはまたも乗鞍が。美しい。

「なんだか今日の乗鞍は大きく見える」

土をいじり、野菜に触れる、採れたての生野菜をその場でかじる。

なんだこの体験は。しかも無料で。

帰りにお土産のお野菜ももらい、また必ず来ると約束。

くたくたになりながらも大きな充実感。

「僕は田舎が向いているのか?」

と思ってしまう。

夜は半弓道場へ行きでこなるではしご酒。

 

7日目

東京へ帰宅する予定だったが高山が楽しすぎて延泊。

延泊することに決めたけど、今日何しようかな。

「あ、農場行こう。」

まさかの2日続けての農場。

「土いじりが好きだ。」

農園を後にして観光大使と移住者の仲間たちと飲みに行くことに。

どっぷり高山に浸かってしまい離れるのが寂しくなるけど明日戻らないとバイトがある。

 

8日目

昼前のバスで新宿へ戻る。

 

 

その後大学卒業後、一流企業へ就職。

しかし「本当の豊かさとは何か?」と自問自答を繰り返す日々。

やっぱり高山でのあの1週間が忘れられなかった。

 

ナオキは仕事を半年で辞め、飛騨高山へ移住。

心の豊かさを優先して移住を決める。

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一回の旅で長期間滞在でその土地の魅力に気づく。

多くの旅行客は1泊で満足するけど、ナオキの場合3日目以降じゃないとその土地の魅力って感じれない。

結局インスタ映えという言葉がある今だから、目的のモノを撮影し投稿したら満足。

 

ホームタウンへ帰って写真を見返してもその土地の魅力なんて何も思い出せない。

そんな悲しいことあるんでしょうか。

高い交通費を払って来ているんだから、魅力を感じて帰ってほしい。

 

 

魅力を感じるためには「3日以上の滞在」が必要です。

 

 

ナオキは一流企業を辞めたことを後悔していません。

彼は今、お世話になった農場で土いじりをして生活しています。

※この物語はフィクション(ひどい妄想。笑)です

実際にそうなる人が出てこれば嬉しい。