勝手に岐阜県観光大使

岐阜県へ旅行に来る方も地元の方も!どうぞご参考に!ブログは毎日更新!

ゆっくり岐阜の町を歩いてみた。

誕生日の後は花粉症が襲ってくる、大使です。

 

 

唐突に、最近町をゆっくり歩きましたか?

電車に乗り遅れるからと、早歩きで歩いていませんか?

間に合わない~!と毎日毎日走ってませんか?

スマホばかり見て歩いてませんか?(単純に危ない)

 

たまには町をゆっくり歩いて町の変化や潜在している町の魅力を発見してみましょう。

 

 

先日岐阜大学へ通う友人のあんじーが主催?している町歩きイベントへ参加。

「トマソン探訪」

とう皆さん恐らく聞きなれない言葉。

Wikipediaによると...

「超芸術トマソン」とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。

 

そんな感じです。笑

 

簡単に言うと、

「なぜかそこにある無用な物」

かな。

 

 

探訪の集合場所は、

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岐阜駅北口。

なんだこの路上アート。

こんなんあったっけ?

あんまりよくないよね。笑

 

信長様はどんな気持ちで見ているのでしょうか。

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仕切るリーダーあんじー。

慣れた様子で進行される。

 

参加者は6名。

各地から参加されていました。

 

探訪の目的は、

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とにかく気になるもの(トマソン)の写真を撮る。

であります。

 

それでは、岐阜駅から二班に分かれて出発!

 

 

昭和の時代に賑わった繊維街を散策。

時代は移り変わるもので、1,500軒ほどお店があったのに、今は1割も残っておりません。

時代が変わった証。

しかし、「繫栄した場所にトマソンあり」と大使は思っておりますが、今では無用な物がたくさんあるはず。

 

写真とともに紹介していきます!

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回転灯との縁は切っても切れない町。

これは恐らく回転灯初期の物でしょうか。

もう動いていなく、その役目は果たしてはおりませんが、見る者をハッとさせるレトロフィルム。

これは町をよく見ていないと気づかない。上を向こう。

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奥に見えるのは岐阜駅。

列車を利用してブティックへ洋服を買いに来たマダムたちを見送る看板。

しかし、

字がヘタ。

アンバランスもいいとこですよ。

もう少し綺麗に書けなかったものか。

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トマソンではないですが、レトロな商店街。

お店の数からして、”元”商店街と言ってもいいのでしょうが、まだ営業されているお店もあります。

クモの巣のように張り巡らされた道には蓋がしてあり、雨の日でも町歩きはできます。

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岐阜スカイウイング37の北側のビル壁面。

巨大ビルの建設にあたってこの辺りの商店街は一部なくなりました。

誰がこのアート書いてるんでしたっけ?

聞いたかもしれないし、あまり覚えてない笑

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巨大ビルが建設される前の商店街眺望。

日本ではなく、香港の九龍城砦を彷彿させる芸術性。

このゴチャゴチャ感は、エモい。(使い方合ってます?)

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トマソンに戻りますが、これは分かりやすいトマソン。

何だと思います?

 

 

これ、初期消火したくても、扉開かないですよね。

消火器が先か、室外機が先か。

どちらにしろ、疑問の残る無用な芸術。

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岐阜の九龍城砦から見上げた最新の巨大ビル。

温度差とか質感の違いがエモい。(使い方合ってる?)

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恐らく昔のゴミ箱にぶち込まれたコンクリート片。

これ、このあとどうするんだろ。

謎の残るトマソン。

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おそらく「瓦」という文字じゃないかな。

なにが瓦か分からないけど。

それとも、瓦じゃない?

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あんじーの部下ひでちゃん推しのトマソン。

電柱に差し込まれた注意。

何に注意?

そもそも上を向いた注意は、何に注意?

 

 

 

数時間の散歩でしたが、たくさんの「?」を見つけることができました。

それは現代においては「?」ですが、当時は恐らくすべてに意味があったもの。

それが現代に遺産として残っている。

推理をするだけで昔この場所がどんな場所だったかというのが見えてくる。

明確な答えに辿り着かないのもトマソン探訪の魅力かも。

 

 

僕は探訪に参加し、思ったことは、

「町をゆっくり歩くっていいな」

であります。

 

キョロキョロしすぎると怪しく見られますが、とにかくゆっくり歩くということに意識を向けると、普段はスッと通って見えてなかったことも見えてきます。

トマソン探訪楽しかったなぁ。

何度でも参加したい探訪だったし、意識をし直したいなと思わせてくれる時間でした。

 

 

 

トマソンの聖地である岐阜市。

みんなで一度もっと時間をかけて歩いてみたい。

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こんな冊子もいただいた。

あんじーが作った渾身のすゝめなのでじっくり読みたいと思います。

 

 

早く色んなとこのまち歩きしたいな~。

岐阜県へ遊びに来てくれた人たちとは仲良くまち歩きして健康になりたいと思います。

そうですよね、歩くって健康的ですからね~

 

岐阜県内の町は歩くにはちょうどいいサイズばかりなのでいいですよ!