最近爽健美茶をたくさん飲んでいます、大使です。
コロナウイルスが蔓延している中、2021年春の高山祭が開催されました。
規模は大幅縮小。
悔しい気もしますが、開催される喜びの方が大きいのは事実。
屋台の曳きまわしをせず、行列もせず、からくりもせず、屋台蔵でじっとしている。
しかし、去年はそんなこともできずに終わった。
2年ぶりのお披露目。
屋台蔵から出ることはありません。
そんな風に言われていたと思いますが、実際は自分たちの町内を屋台が曳かれていました。
でも午前10時まで。
それ以降は屋台蔵に納まります。
仕事前に駆け足で見て周ってきました。
いつ見ても美しい世界遺産。
どうぞご覧ください。
上一之町の麒麟台。
なんと駐車場上の桜もまだ残っており、夢にまで見た桜との共演。
なんかあまりの美しさに涙が出そうでした。
本当にカッコよくて美しい。
麒麟台と言えば木の彫刻です。
屋台彫刻の名手であります谷口与鹿が手がけました。
中でもこの鳥籠はたぶん今の技術では作れない名作。
これ、全部木で彫られています。
さらに驚くことを言いますと、一本の木から彫られています。
先に籠を掘り、その隙間から中の鳥を彫りました。
考えられないその技術は芸術という言葉でまとめるのも申し訳ない。
この技術を間近で見られるのがすごいですけど。
ちなみにどの彫刻も一本の木から彫られています。
この彫刻美を見るためだけに遠くから来る価値あります。
まっ僕は近所なんですけどね笑
色んな所に時間限定で曳かれている屋台。
その場で回される時は迫力満点。
人々の声、歓声、屋台が軋む音...
あー、祭りだ。
そんなことをふと思える瞬間です。
町を歩けば屋台に当たる。
そんなことわざがありそうなほど、豪華絢爛の屋台が目に飛び込んできます。
この屋台が曳き回されているのもあと30分。
見れたのが本当にラッキーだ。
正直見てて思いましたが、地元民の方が多いね笑
どんだけ祭り好きなの笑
この恵比須台は町並みも味方に付ける。
家のポジションがいい屋台ですからね。
映えます。
カメラマンもたくさんいましたが、ここの密集具合すごかったです。
(密集と言ってもテレビカメラ4台。笑)
この屋台が通った跡がかっこいいよね。
舗装が新しくなって初めて付いた屋台跡。
この跡はしばらく残っているので祭りの名残を感じられますよ。
何はともあれ、最高の祭りでした。
久しぶりのハレの日。
暗い話題の多い世の中ですが、一瞬だけでも希望の光が見えました。
あ、写真のばあちゃん2人組が暴走しているって思わないでくださいね。
車両通行止めなだけなので笑
来年なら2日間で観光客は20万人来ますが、今年は1.9万人だったみたいです。
平常時の土日よりも少ないです。
それだけコロナの影響があるんですね。
毎年見たい。
誰もが思っていること。
限界こそありますが、10月の秋祭りも、来年も再来年も、中止することなく開催できることを心から願っています。
さて、やる気と元気をいただいた。
2021年頑張ろうか。