勝手に岐阜県観光大使

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岐阜県民は定期的に高いとこに登りたくなる。

泡の出てくる缶ビールが売切れで買えません、大使です。

 

 

※下書きで記事を保存しているため、行った時期と差があります

岐阜県民とは。と聞かれたらこう答えるだろう。

「定期的に高いとこに登りたくなる」

 

もちろん個人差はありますし、統計もありません。

大使調べです。(調べてない)

 

何が何だかですが、登りたいと言ってもですね、定期的に登るのであれば登りやすい山でなければなりません。

 

 

岐阜市には”ちょうどいい”山がございます。

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金華山

であります。

 

標高は329mでちょっとしたハイキングにピッタリです。

すこ~し時間ができたのでちょっと登りました〇

 

長良川河川敷の無料駐車場に車を停め、歩いて登山道へ。

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登山口までの道はこんな素敵なんですよ~

心が整います。

 

道の途中には、

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長良川鵜飼の観覧船造船所があります。

見学ができるみたいですが、予約がいるんですかね?

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すべて手作り、木製。

造船所からはクラシックがかかってました。

クラシック聴きながら仕事とか捗りそうですね笑

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岐阜公園に入る前にお堀みたいなのがありましたけど、これは実際にお堀だったんですかね?

知ってる方、情報プリーズ。

お花がとても綺麗でしたよ。

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悲しい歴史のある御手洗池。

この滝の向こうには昔、伊奈波神社がありました。

名前の由来は参拝前にここで手を洗ったから。

 

岐阜城は関ケ原合戦時、徳川軍に攻め入れられ落城。

その際に大勢の奥女中らがこの池に投身自殺したと伝えられているみたいです。

 

おっかない。

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その近くにはちびっこ天下広場が。(公園)

ちびっこも簡単に天下が獲れる時代です。

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さて、登山の時間です。笑

 

金華山には主な登山道が4つ。

・七曲り登山道

・百曲り登山道

・馬の背登山道

・瞑想のこみち

であります。

 

織田信長らが登っていたと言われているのが七曲り登山道。

ですが、駐車場から遠いので、約2㎞60分の瞑想のこみちを選択。

 

登っていく~

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金華山は「チャート」という硬い岩盤の山。

至る所に岩盤が露わになっており、僕はこれを天然の芸術として見ています。

約1億7600万年前が目の前にあると考えると、興奮します。

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しかし、チャートの登山道は足場が悪すぎます。

捻挫とか怪我には気をつけてください。

マジで歩きにくい。

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岩盤が硬すぎるので木も根を張ることができない。

チャート層が露わになっていて、根っこが露わになっている。

歩きにくい。笑

 

ホント足元には気をつけてください。

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瞑想のこみちには馬の背コースとの分岐点があります。

険しい短時間の馬の背を選ぶか、時間はかかるけど、景色も登りやすさも優位の瞑想か。

選ぶのはあなた次第ですが、馬の背コース、老人幼児は無理です。

きっぱり言い切る感じも素敵です。

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美しい...

芸術です。

 

足元が怖いので下ばかり向いて歩いてるんですが、たまには上も向いてみたい。

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新緑の季節。

若葉が太陽の光を浴び、光っています。

 

生きてるって、素晴らしい。

そんなこと思いながら歩いたな。

 

意外と登山してみえる方は多くて、たくさんの方とすれ違いました。

 

 

だいぶ巻きで歩けたので早く山頂へ着きました。

途中景色の良い展望スポットが2カ所あります。

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そしてついに岐阜城がお目見え。

綺麗だね~

晴天が素晴らしい。

 

日本初の観光展望施設としてのお城。

 

 

岐阜城に近づいてまず気づくのは、

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天守と天守台との差。

であります。

 

予算の都合上実際よりも天守が小さくなったみたいです。

テキトーかよ。

 

岐阜城の入場料は200円。

安く感じるか高く感じるかはあなた次第。

 

城内は歴史の展示室です。

 

 

そして最上階へ。

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天井画がいいですね。

 

岐阜城の一番の目玉はなんといっても景色。

標高329mの金華山の上に建つ岐阜城。

 

展望は超一級品です。

 

 

では、快晴だった日の景色を何枚か、どうぞ。

まずは西、大垣方面。

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滔々と流れる長良川。

遠くには滋賀県との境にある伊吹山。

手前には池田山。

岐阜の城下町が一望できます。

 

ここから信長様が鵜飼を眺め、「鵜匠」と名付けたんです。

感慨深い。

 

次は南、名古屋方面。

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圧巻です。

養老山脈が右手に見え、遠くには名古屋駅のビル群も。

直線距離で約30㎞ほどですので、空気が澄んでいる証拠ですね。

 

しかし濃尾平野は大きいですね。

いわずもがな、夜景は絶品です。

 

次は東、中津川方面。

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丸いシルエットの恵那山は長野県との県境。

こうして見てみると岐阜県って広い。

 

この写真見て気づきますか?

山が直線的に並んでますよね?

すべて金華山と同じチャート岩盤の山々。

 

チャートとはそもそも海のプランクトン等の化石が堆積してできたもの。

南の海からプレートに乗って日本列島へ近づき、沈み込む際に付加体と言って沈み込まなかった部分が地上に表れたのがこのチャート岩盤。

一列にプレートは沈むので東側の並びは一列。

なんなら山の高さもほぼ一緒です。

 

 

地球って本当に面白いですね。

 

 

次は北側、飛騨高山方面。

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綺麗に御嶽~笠ヶ岳まで見れました。

視認距離としては100㎞以上ですね。

それにしてもいい天気だったな~

 

 

風も気持ちよく抜け、登山で火照った体を良い感じに和らげてくれます。

吉牛もビックリの汗だくです。

空気も美味しいのだ。

 

建物の数とかは昔とは全然違うけども、同じ山を信長様も見ていたと考えると非常に感慨深い。

 

 

岐阜城を後にし、下山。

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帰りはまさかの馬の背で。

険しすぎる。

怖すぎる。

 

登りで馬の背はいいけども、下りはエゲつない。

しんどい。膝が痛い。

 

 

 

でも登ってよかったです。

気分転換ができました。

 

一番楽なのは課金してロープウェイですが、時間と体力があればぜひ登山してほしいです~〇

高齢者はロープウェイ推奨。

 

 

低山で比較的登りやすい山ですので初心者でもOK!

だからと言ってへんてこりんな山でもないですし、ちゃんと歴史もあり、知名度もある。

気分が曇った時はぜひ!

 

 

また登ろっと。

よろしく金華山。