ミスチル桜井さんみたいな地声になりたい、大使です。
お店の紹介が最近多いですね~
僕が記事にしたことによってお店がごった返すみたいな影響はほぼ0%なので安心して書いてます笑
先日久々に奥飛騨方面へ行ってきました!
こんなとこに温泉地。
そんな声が聞こえてきそうな場所の日本を代表する温泉地。
高山市街方面から奥飛騨へ向かう時、ヘアピンカーブの場所に一軒の喫茶店が建っていることに気が付くと思います。
この看板、寝ている人以外は嫌でも目に入ると言った方が適切かもしれない。
目立ちますね。
名店の証、くるくるもしっかりと設置。
外観からしても観光で訪れる方は少し入りにくい?
と思いますが、どうなんでしょうか。
場所が少し入りにくいんですよね。
何度かこのブログにも登場している気がします。
パロット
であります。
らっしゃい
であります。
可愛らしい外観ですね~
ベンガラ色の窓枠がとっても可愛らしい。
それでは店内へ入っていく~
レトロ極まりない店内。
レトロという言葉はこういうお店のためにあるのか。とまで思ってしまうレトロミュージアムスタッフ。笑
窓枠と揃えてある食器棚もオシャレ。
入店すると”声の良い”マスターが「いらっしゃいませ」と言ってくれる。
思わず、「ちょっともう一回言ってもらっていいですか?」
そんなことを言ってしまいそうになる。
声ってスゴイ。
マスターの声を聞いただけで「この店ではゆっくりできる」と確信に。
どれだけ落ち着くかと言うと、情熱大陸ナレーションの窪田等さんくらい。
あべのハルカスのエレベーターや諸々のアナウンスはこの人のガイドなので耳を傾けて聞いてみて下さい。
さてモーニングメニューです。
お昼でもモーニングセットOKです
「いやいや、モーニングじゃないやん!」
というツッコミ。
今聞こえましたよ。
美濃地方ではよくある表記なので1㎜も驚きません。
むしろ終日モーニングだったり、
・ 7時~11時 モーニング
・11時~14時 ランチ
・14時~17時 モーニング
なんて店もあるので免疫がついております。
モーニングは「朝に食べる」からモーニングなのではなく、『モーニングという名前のセット』と考えたほうがいいです。
以上GMAからのお知らせでした。
良い声のマスターに注文していく~
もちろんドリンクはホットコーヒーであります。
さてモーニング到着。
彩りがいいですね~
朝から目に刺激を与えてくれるgoodなモーニング。
大好きないちごジャムもございます。
コーヒーはサイフォンで淹れたもの。
サイフォン家でやりたいけどね~
機材を揃えるのが大変だ。
置く場所ないし。
パロットは優しい。
なぜならいちごジャムを塗るジャムベラが付いてきます。
岐阜地区の老舗喫茶店モーニングはスパルタで、基本的に小さなスプーンと小さなフォークですべての行為を終わらすという暗黙のルールが存在しています。
ここの場合、コーヒーにシュガーミルクを入れ、ジャムベラが付いてないと仮定した時、ハードルが一気に上がります。
先にジャムを小さなスプーンで塗ってしまうと、「あ、やべ。先にコーヒーにシュガーミルク入れてなかった...」と緊張感が走ります。
よく考えれば対処法は見つかるものですが、いざその時になってしまうと困ってしまうものです。
これは、何の話をしているのでしょうか。
パロットの話に戻しましょう。
全てがワンプレートに乗ってくるあたりもいいですよね。
テーブルの上が散らかりにくいですね。
そうそう、テーブルの上には旅の想い出ノートがあります。
少なくともパロットは昭和63年から営業されているということがわかります。
なぜか各テーブルごとに分けられた棚。
僕の誕生年のを簡単に見つけられませんでした。笑
今度じっくり探してみます。
そういえばこのパロット、現在創業以来最大?のピンチを迎えております。
コロナとかそんなんじゃなくて、
店のすぐ横の法面が崩落
であります。笑
これ、危機じゃないですか?笑
あと一回災害級の大雨降ったらたぶん流されちゃいますよね...
むしろ昭和63年から裏には切り立った傾斜の付け根にあったり、目の前を川が流れている環境で今まで無事に営業できているのが奇跡であります。
流されていれば今のパロットはないわけですからね...
モーニングが食べれたり美味しいカレーが食べれるのは当たり前ではないということです。
通り過ぎてしまいがちなパロットですが、とっても素敵な空間が広がっていて、どんな人でも受け入れてくれる場所です。
ぜひゆっくりドライブの休憩をしに行ってみて下さい~