久々にスターバックスラテを飲みました、大使です。
本州最東端や本土最西端、島国日本には最〇端みたいな先端がたくさんあります。
もはや島国の先端なんてのは内陸県には一切縁のないことで、そんなとこがあるんやなぁ~的な感じ。
だいたい海に興奮しない僕は先端に立ってもそこまでテンションがあがるはずもなく...
でも綺麗なものには綺麗と。
良いモノには良いと言える大人だと自負しております。
もちろん内陸県であります岐阜県も最〇端に縁のない県ですが、海がないなら県内の最〇端を見つけて行ってやろうじゃないかと。
そう思ったわけですね。
スケールの小さなものですが、岐阜県の最西端に素敵な老舗喫茶店がありました。
奴笠(やっこがさ)
であります。
このお店が位置している場所が、
「岐阜県不破郡関ケ原町今須」という聞き慣れない場所。
分かりやすく地図に出してみましょう。
ここであります。
岐阜県の主要国道21号線沿いに位置している奴笠。
地図上赤線が岐阜県(右側)と滋賀県(左側)の県境です。
車ですと駐車場を出て”岐阜県最西端の信号機”で止まらなければ約20秒ほどで滋賀県へ行くことができます。
おそらく最西端はこのお店と信号機。
お店の紹介をしていきましょう!
だだっ広い駐車場。
スーパーカブなら詰めれば500台以上駐車できそうです。
そう、トラック運転手も駐車できるように広いんですね。
ここは喫茶店。
長距離トラックの聖地でもあるわけです。
トラック運転手だけ優遇!
というわけでもなく、中山道沿いでもあるこの店。
今須宿が近くにあるのでサイクリストや徒歩の人もいるみたい。
サイクルスタンドもあるので安心してチャリ旅してください〇
なぜかこの石像がございます。
最近学校とかで見ないと思ったらここにあったのか金次郎。
早くもワクワクが止まらない奴笠。
店内へ入って行く~
うお~
レトロだぁ~!
なんだこの安心するレトロ感は。
最高だぜ。
床の擦れた具合を見れば相当なベテラン選手ということが伺えます。
日替わりランチは900円。
安くもなく高くもない価格設定というとこでしょうか。
岐阜県最西端ですがしっかりとモーニングもやっております。
割としっかりとしているモーニング。
やはり美濃地方のモーニング文化、恐るべし。
ランチメニューも見てみよう。
セレクトランチの”C”とか美味しそうだ。
カツ丼が好き。
ですが、今回はお店の売りでもあります日替わりを注文。
ランチを待っていると写真を撮ってほしそうなヤツがいました。
あ~
渋いランプシェードだ。
どんな素材を使っているんだろうか。
気になる。
天井のデザインもレトロ。
今の家ではないですよね~こういうの。
てな感じでボーっとしていたらランチ到着~
お~!
目に優しい!
チキン南蛮とエビフライ、さらにはお刺身も光っております。
ご飯は、普通盛の状態で多めな気もします。
どの料理も濃すぎず薄すぎず。
物足りなさを感じさせないくらいのちょうど良さなんです。
このお店のことを調べてみるとどうやら、
「ぎふ食と健康応援店」
というのに登録されているみたい。
【岐阜県では、飲食店などお店のメニューにエネルギーや食塩相当量などの栄養成分を表示したり、県が配布するリーフレットなど健康情報を設置していただけるお店を「ぎふ食と健康応援店」として登録しています。】
らしいです。
健康のことを気にしてくれているんやなぁ。
こうなってくるとこの店の料理すべて”カロリーゼロ”であります。
こちらも要チェック!
モーニング以外のコーヒー注文ではおまけもついてくるみたい。
一日中おれますね笑
7時から20時まで営業しているので、朝行って夜も行くなんてこともできてしまう。
健康第一であります。
どうやらこの地で40年以上営業されているみたい。
ベテランだなぁ。
奴笠から県境までを見てみてもお店の”跡”らしきものは見当たらないので、40年以上岐阜県最西端の座を奪われていないんでしょうね。
無残にもちぎられたような痕が残る看板跡。
それとくるくると公衆電話。
昔はきっと、
「もうすぐ岐阜県でます~、奴笠でメシだけ食べてきます~」
なんて会話がこの電話内で行われていたんでしょうね。
そういうことを妄想していると、このお店への愛着はさらに増していきますね。
また21号を通る際はおじゃまさせていただきます。
美味しいランチごちそうさまでした!
美味しいご飯を食べた後はコーヒーが飲みたくなるんです...