テレビがない人生なんて考えられない、大使です。
『12,486円』
何の数字だか分かりますでしょうか。
まぁタイトルにある通りなんですが。
岐阜市の人間が年間喫茶代に使う平均額(2021年)です。
平均なのでもちろん多くも少なくもあります。
ランキングを見てみると、
①岐阜市 12,486円
②東京都区部 9,543円
③名古屋市 9,377円
④神戸市 8,823円(2020年)
⑤大津市 7,773円(2020年)
...
52長崎市 2,195円(2020年)
であります。
岐阜市が圧倒的です。
長いこと年間一万円を超えておりますね。
すごくないですか?
ライバルとして争ってきた名古屋市は二年連続で一万円を割っております。
どうした名古屋!
東京になんて負けるんじゃないよ!
ちなみに、岐阜「県」としてみても全国一位。
素晴らしい。
「喫茶県」と言ってもいいでしょう。
しかしなぜ岐阜市やその周辺地域(主に美濃地方)に固まっているのか。
この画像がそのキーポイントになりそうです。
この赤線は何を意味するか。
実は岐阜県の総人口はこの赤線の下側に80%以上が住んでいるそうです。
基本的にモーニングは人口の多い場所や固定的な客が流入してきやすい場所に増える傾向にあります。(喫茶店の数やモーニングのボリューム)
それを鑑みると、飛騨地方っていうのは人口が少なく他からの流入も少ない。(観光客は別に考えてみよう)
モーニングは固定客があってナンボの商売、人口的なことで見てみても飛騨地方でモーニング文化が発展するには少し無理があるのです。
岐阜の喫茶店で最重要なのは前にもお伝えしました通り、「モーニング」であります。
何度も何度もこのブログで色々なお店を紹介してきましたね。
ボリューミーなモーニング、人気のモーニングのお店っていうのは人口が多い地域に会ったり、ベッドタウンに位置しております。
ここに全ての記事を貼り付けるととんでもないのでいくつか選抜して紹介していこうかな。
お気づきでしょうか。
ここに貼り付けた記事のお店に岐阜市のお店がないということ笑
ただ、こんな感じのモーニングを提供する喫茶店やカフェがたくさん存在していることは変わらない事実です。
この喫茶代日本一という数字は岐阜の誇りだと思います。
モーニングの文化というのもこの地域のなくしてはいけない文化。
もはや県の予算で守っていかなければならないレベル。
他の地域の方が来てくれて朝喫茶店に行くと、無許可で提供されるモーニングに驚かれるかと思います。
逆に僕たちも他の地域に行くと驚きがたっくさんあります。
・朝早く営業している喫茶店がない
・モーニングが別料金
・モーニングの提供がない
・言わないとモーニング出てこない
・喫茶店で昼ご飯を食べる文化がない
など...
毎度毎度旅行に行くと喫茶店ロスになり、「この県では生活できないな...」となります。
喫茶店などが少ないという事もありますね。
2016年のデータではありますが、人口10万人あたりの喫茶店数は137店舗と岐阜県は全国第二位です。
第一位は高知県で、割と喫茶店が多い。実際僕が遊びに行った時にもそれは感じました。
しかし、高知県は消費額で見てみると10位に入りません。
岐阜県民はどれだけ喫茶店にお金をかけているか。
この県にとって「喫茶代」というのは必要経費として計上されております。
全国的にも喫茶店は減ってきており、ピーク時より半分くらいの店舗数になっているそう。
高齢化や後継者不足など理由はたくさんあるでしょうが、寂しいことです。
岐阜県内の喫茶店モーニングの料金の上限を決めてしまって、それ以上の金額でモーニング提供はできないってふうにしたら?とか思っちゃいます。
それに協力してくれているお店には補助金を出して応援する。
県民には共通のお店で使えるモーニングチケットみたいなのを県民価格で販売したりして。
モーニングを食べに行く人も増えるだろうし、喫茶店も盛り上がりそうです。
あくまでも妄想ですが。
新しくお店を作るのであれば、「喫茶店+コインランドリー+銭湯」とかだと最高よね。一つの建物ですべてが揃うのであれば、それはもう無敵であります。
コインランドリーを使った人は喫茶代を割引や何かオマケを付ける。
あ、妄想です。笑
岐阜県の喫茶店好き、伝わりましたでしょうか。
他の県民には理解できないかもしれませんが、これが岐阜県なのです。
地元民の憩いの場だし、列記とした観光名所でもあります。
ぜひ岐阜県にお越しの際は「朝ごはん」を喫茶店で食べてみて下さい〇