分散登校を男女で分けるのやめません?大使です。
居候ナオキが東農園の仕事を終えて数日。
色々自然をお見せしてきました。
もちろん自然っていうのは、山とか川もあるけど、野菜もあるよね。
人工的に植えてはいるけどさ、人の手も借りながら自然の力で成長する。
飛騨にいる間に飛騨の野菜をたくさん食べたようです。
その中でも、先日紹介した石橋自然農園のとうもろこし。
衝撃を受けたそうです。
確かに糖度20度の野菜を食べるなんてことなかなかないですからね。
その衝撃を忘れぬうちに!
ということで、出会った翌日、石橋自然農園がある地図にない村「山之村」へ行ってきました。
道中はこの先に本当に農園があるのか?
集落があるのか?
って不安になるくらい大自然。
標高1,000mの場所にある山之村へ行く途中には美しい景色もあります。
まずは双六渓谷。
最近飛騨の友人が割と来ている双六。
確かにここには人を寄せ付ける「色」がある。
川底は見えて当たり前。
特に珍しいことでもないですが、特筆すべきはこのエメラルドグリーン。
この色、なかなか出せない色かと思います。
岩陰に隠れている魚たちも残念ながら双六川では見つかり放題。
「氷山の一角」という言葉がありますが、この岩の見え方はまさにそれ。
3mは優に超える水深でも、淀みなく底まで見えます。
双六渓谷から坂道を駆け上がること20分。
ようやく山之村へ到着です。
チャリダーの皆さん、ぜひ双六方面から山之村を目指して登ってみて下さい!
たぶん足取れます!笑
到着後、畑に連れていかれ...
トマトの収穫。
雨続きでなかなか赤くならなかったみたいですが、雨が明けてからは一気に赤くなったそうです。
野菜は収穫の時期を待ってはくれません。
ミニトマト、かわいすぎる。
このまま家に飾りたい。
いくつか収穫をして、一旦戻ります。
戻った後、僕たちを待っていた仕事が...
20年くらいかな?
屋根の一部として使われた茅(かや)
であります。
これを石橋自然農園の畑に運ぶ仕事。
こんな仕事をタイミングよくさせてもらえるってすごく光栄なこと!
茅なんて触る機会ないですからね。
長い間、雨、雪、風にさらされた茅はもはやススキというよりは土。
屋根の上に植物が生えてしまうくらいですからね。
軽トラに乗せて、3往復。
なかなかの重労働です。
鼻の中に茅が入るのでいつのまにか鼻の中が真っ黒に。
驚きでしたね。
長い間脈々と受け継がれてきた茅葺きという文化。
お金もかかるし労力もかかるけど、「自然→自然→自然」の循環が目に見えて分かる。
回収した茅を畑に撒くと、やがて土に還る。
雪が降り、土が雪の下になると微生物が活性化。
その土は良質な土となり、野菜を美味しくさせる。
美味しい野菜ができるという事は生産者の喜びであり、消費者の喜び。
循環って意外と単純だけど、多くの人、物、コトが関わってくる。
奥深いんです。
そしてご褒美!
朝に採れたてのカミオカスターコーン!
採ってすぐのスターコーンと、少し時間があってスーパーに並んでるスターコーンとではまた全然新鮮さが違う。
もちろんスーパーのも最上級に美味しいんだけど、取れたてのスターコーンは全ての食物を凌駕する。
果肉の硬さ、果汁の甘さ、香り...
本当にこれを食べたら他のもの食べれなくなってしまいそう。
ちなみにこの日のスターコーンは最高糖度19度でした。(糖度計楽しい)
そもそも19度20度の糖度って比較するとどれくらいなの?
ってなりますよね。
その糖度になるともうぶどうとかバナナの世界。
カミオカスターコーンはマンゴーを余裕で越える糖度なんです。
ちなみに完熟のミニトマトは驚愕の11.7度。(糖度計楽しすぎる)
同じ種類のトマト(千果)の糖度はだいたい8~10度ほど。
10度をグッと超えてくるってことがあまりないんですね。
なんでも甘ければいいってことでもないのですが、甘いとやっぱり最初に感じる衝撃は大きいですね!
選別作業中はいつの間にか「完熟のミニトマトをどれだけ探して食べるか大会」に変わってました。笑(選別作業はちゃんとしましたよ!)
色々手伝っていたらある事件がおきます。
居候ナオキのスマホがない...
そう!
物をよく無くすナオキがついに大自然の中でスマホを落とした。
一同絶望。
さて、ナオキのスマホの運命は...?