日本人対決っていう響きが好き、大使です。
Googleマップ散策をしていたら下呂温泉で気になるお店を発見。
良い感じのお店だなぁ。
と画面上で思っていても実際に行ってみて「なんかちゃうなぁ」と思うことは多々あります。
なので行ってみるまで分からない。
行ってみるか。
寒いけど。
この日は氷点下11℃の朝。
窓ガラスの結露はバキバキのゴッチゴチに凍っております。
もはや氷のアート。
「氷点下の家」
であります。
少し暖かくなったころに出発。
どうせなら温泉も入って帰ろうということでタオルも持っていきます。
一瞬で下呂に着きますが、実際は1時間です。
よしろう食堂
であります。
看板にくるくるが付いていましたが、回ってはいませんでした。残念。
さて、中に入ってみよう。
店内は狭いです。
カウンターには4席、奥にひとつテーブルがあるくらい。
僕はカウンターに着席。
オープンキッチンで厨房は丸見え。
メニュー表は...中央揃え
ここに来て多彩な変化球を見せてきます。
全盛期のロッテ小宮山悟の様な球種。
そして店名に異変が。
「よしろうと息子と 食堂」
であります。
息子が増えとる。
詳しくはコチラ。
簡単にまとめてしまえば、
「よしろうの息子が30年ぶりに下呂に戻ってきて、よしろうが経営していた食堂を継いだ」
ということでございます。
父の意志も受け継いで自分の色も出していこう?ということでよしろうも息子も店名に入れたということでしょうか。
初めて来ましたので
1、ジェロ(下呂醤油ラーメン)
6、プチルーローハン
を注文。
あなたを追って出雲崎 悲しみの日本海
愛を見失い 岩壁の上
落ちる涙は 積もることのない
まるで 海雪
ジェロです。
ありがとうございました。
きました、ジェロ!
お気づきでしょうが、高山ラーメンではありません。
下呂醤油ラーメンです。
完全オリジナル。
見てましたが作り方も全く違います。
二日間使って仕上げた琥珀色のスープ。
下呂と高山の醤油三種類。
岐阜県内で製造された厳選調味料&食材をブレンドした特性醤油ダレ。
ビックリしたのが麺。
食べたことのない食感で、なんだか水餃子の皮みたいな麺。
モッチモチのモチモチ手打ち太麺。
ビックリしちゃった。
使っている小麦は岐阜県産。
お米はもちろん、飛騨産コシヒカリ。
どうですか。
「ALL岐阜」
と言っても過言ではないお店。
東京に染まっていた息子が、岐阜に染まったことを感じるお店です。
都会の良いところと、岐阜県の素材で今までにないハイカラなラーメンに仕上げておるのです。
すんごい美味しいです。
ルーローハンもいい味出してます。
ジェロのようなスープのラーメンにすごく合う。
この組み合わせは好きだなぁ。
生姜もバッチリです。
お店を受け継いでいく。
先代のイメージが付いてしまったものをどれだけ自分の色に変えていくか。
お店の名前から謙虚さが伺えるよしろうと息子と食堂。
前のよしろう食堂は「THE食堂」だったんでしょうね~
ただただ引き継ぐのではなく、ハイカラさを入れつつっていうのがいいんだろうな。
まだまだ再オープンしてから時間が経っておりません。
これからメニュー数も増えていくということも仰っておりましたので、これからに期待です。
駐車場は市営に停めて歩きます。
横の駐車場は付近の会社のですので停めてはいけません。
市営駐車場は一時間100円です。
駐車場から歩いて5分ほど。
ぜひ下呂温泉に行った際はお立ち寄りください〇