HC85の魅力をひたすらアピールします、大使です。
2022.07.01
JR高山線の歴史が大きく変わりました。
さて、早速どう変わったのか。
”鉄分多め”の記事をどうぞ。
時刻は8時前。
今回も高山駅をパシャリ。
旅と言えば出発駅撮りがちですよね。
岐阜県警察にお世話になっておりません。
今回の目的は、その奥。
見慣れない白、黒、オレンジ、シルバーの車両。
そしてまたもや特急券。
最近閑散期なのでやたらと特急に乗ってどこかに行きがちです。
そろそろ忙しくなるのでそんなこともできなくなる。
今回の目的、
そう、
7月1日は、
高山本線、
新型車両、
初営業列車、
であります。
新型特急HC85系
であります。
覚えてね。
JRがガチで推している特急列車。
高山市も恩恵を受けております高山線。
あ~LEDうまく撮れない~
特急ひだ4号がその新車両ですが、一番左に新型車両のマークが。
さて、入場しますか!
近くでは初対面!
お~!!!!!
かっこいい!
すごくかっこいい!
主力で走っている現行のキハ85系とは全く違った印象。
まぁそうか、外装も内装も心臓部も足回りも何もかも違う。
そうそう、「HC」というのは、
「HYBRID CAR」
の略であります。
あ、僕がこんなに詳しく書けるのは鉄っちゃんでもなければ、ただパンフレットをもらったからです笑
ハイブリッドって、車のアレ?
その通り!
今までのキハ85系はエンジン2機を積んでいましたが、HC85系はエンジン1機、モーターを積んだ車両。
車と一緒です。
モーターアシストすることにより燃料効率を良くし、燃費をよくする。
二酸化炭素の排出も30%抑えております。
新型のハイブリッドシステムの車両としては「国内初」の120㎞/h運転を可能にしたそう。
ただ、モーターを積んでいるからと言ってまだアメリカカミンズ製のエンジンを積んでいますので100%電車ではございません。
50%汽車、50%電車
であります。
フルカラーLED。
高山線もだいぶハイカラな感じになりました。
すべての情報を表示できるんですね。
さて、扉が開いているので乗り込みます。
いざ普通車へ。
新車の匂いプンプンです。
この匂いが服につくんよな~笑
そして従来の車両とは全く違う明るさ。
すごい、カッコいい。
オレンジ色が鮮やかなシート。
沿線の紅葉や祭り、花火をイメージしているそう。
足元広々です。
それにしても綺麗だ。(新車なので当たり前)
もちろん車両もシートも何もかも違うわけでありますが、完全に従来の車両と違うとこがあります。
これは高山線の歴史を変えたと言われる一つの要素か。
全席にコンセント設置
であります。
これ、すごくないですか?
全席ですよ。
普通車グリーン車関係なく全席。
革命です。
大型荷物置き場も各車両に。
観光地に乗り入れる車両には必須ですね。
多機能トイレは新幹線顔負け。
きっと中は広々しているはず。
男性専用のトイレもあり、洗面台もかなり明るい。
すごいぞこの車両。
というかもはや知ってる高山線じゃないな笑
車両にはナノミュージアムという小さな博物館が。
岐阜県内の伝統工芸品が展示してあります。
車両によって展示物が違うそうなので乗ったら見てみて。
そして、変態は足元まで気にする。
新しくなった足回り。
この先、乗り心地を検証します。
8:00
高山駅発車。
高山駅発上り線の1番列車です。
記念すべき1番列車です。
興奮します。
テーブルはかなり大きい。
金亀館の駅弁も広げて食べれます。
PC作業も余裕ですね。
まず発車の時に驚き。
キハ85系は発車の時に変速の大きなショックが「ガンッ」と来るんですが、
「あれ?動き出した?」
っていうくらいスムーズに動き出します。
マジでこれは驚きます。
マジですごい。
そして、何よりも静か。
ガード下の呑み屋から、閑静な住宅街の寿司屋さんに移動したみたいな感じ。
サスペンションも一新したみたいで、揺れは穏やかに。
シートは新幹線のような硬さで、腰が痛くなりにくい。
心地よい硬さです。
座席と通路の間に段差もなく、窓も大きい。
前面展望がなくなりましたが、気にならないくらいの大展望。
そもそも大展望ってのは一番前に座った人しか恩恵ないですからね。
ガラスに貼ってあるフィルムのおかげか、窓ガラス自体の性能なのか分からないですが、直射日光を浴びてもそこまで暑さを感じない。
きっと窓にも新しい技術が使われているんだなぁ。
この列車は営業1番列車という事で、
沿線でたくさん手を振ってくれていた!
これは感動だねぇ。
カメラマンも平日にも関わらずたっくさんいたし。
鉄道っていいなぁ。
途中下り高山行きの新型車両とも離合。
お客さん同士互いに手を振り合うのもすごくいい。
感動だぜ!
そして我が地元にも停車。
毎日のように旧型車両を見ていた幼少時代。
新型車両に我が地元の駅名表示されると大変感慨深い。
名鉄とJRが乗り入れるターミナル駅なので覚えてね。
最上の乗り心地を体感し、あっという間に岐阜駅。
岐阜駅からのこの景色も好きなんだな。
都会!
って感じですよね。
...んなことないか。
外から。
モーターの「モ」が入っている!
高山線ではあり得ないこと!
があり得るようになってしまった...
そんなこんなで無事に名古屋駅到着です。
歓迎の暴力。
うれしいのよ。
退避していくひだを撮影隊が狙う。
黄色い線を越えないか、駅員はお客さんを狙っております。
マナーは守ろうな。
今日のブログ長いですよね。
もう少し、帰りのことを書きますね。
この車両に乗ってほしいからさ。
帰りもどうせなら新型で。
夕方の便です。
行きは普通車だったので、帰りは贅沢にグリーン車。
贅沢をしてしまった。
明日からキャベツ生活です。
タイミングが良いのか悪いのか。
英語表記が撮れました。
日本語を狙っていたのですが。
さて車内へ。
と、待った。
大事なことなんですが、従来のキハ85系と編成が全く違います。
高山発の列車だと一番先頭(名古屋方)が自由席なんですが、新型HC85になるとこれが逆に。
先頭車両(名古屋方)がグリーン車になるんです。
最後車両が自由席です。
完全に逆。
なぜそうしたのかは分かりません。
並んでみえる方が割と間違えていたのでお気を付けを。
さて、車内へ。
前の人は友達ではありません。笑
鮮やかなブルーだ!
これは沿線の川をイメージしているみたい。
そして絨毯敷き。
まさにグリーン車の風格ですね。
こちらももちろん全席にコンセントが付いております。
ヘッドレストは可動式。
読書灯まで付いてます。
リクライニングは電動ではなく、レバー式。
フットレストも新幹線と同じように2パターン式。
シートが普通席に比べて厚め、立派ですね。
座り心地はもちろん、よい。
新幹線に比べると硬めですが、それでも新幹線並みの居住空間。
ひじ掛け良くないですか?
僕ここが一番好きだったなぁ。
仕事が細かい。
夕陽が綺麗です。
今日も暑かったな。
旧型の”ワイドビュー”ではなく、”ナロービュー”にはなりましたが、そんなこと帳消しにするくらいかっこいい車両。
これは間違いないくJR東海の自信作です。
ナロービュー。
運転台が小さいね。
視界狭そう。
やっぱ新車は運転しやすいんでしょうか。
こればっかりは運転手さんに聞かないと分からないですね。
グリーン車に乗ったという証をいただきました。
これを見て書いたので充実しております笑
正直な感想、
この車両は普通席で十分だなと思いました。
静粛性も普通席で高い。
コンセントも全席設置。
サスペンションも違いがあるそうですが、正直揺れるとこは揺れる。
なので普通席が良い。
普通席のクオリティが上がりました。
従来の飛騨は徐々にこの車両に置き換えられます。
寂しい感じもしますが、時代の流れです。
現在大阪駅まで乗り入れている特急ひだ。
この新型車両が大阪まで乗り入れるのはいつになるのかな。
きっと、関西の人びっくりするだろうなぁ。
7月中は名古屋ー高山間を一日2往復。
どの時間が新型HC85なのかは調べてみて下さい〇
ここは優しくないのが大使の悪いとこ。
ただ調べるのがめんどくさいだけです笑
確実なのは、
高山駅駅8時発、ひだ4号
名古屋駅発18時12分発、ひだ17号
です。
気になる方はぜひ乗ってみて下さい。
かなりの長文失礼しました!
\Hello New HIDA/