勝手に岐阜県観光大使

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飛騨にだってお城は......ある?

ドンキホーテが高山にあったらいいな、大使です。

 

 

お城って造ってみたくないですか?

もちろん今の技術を使ってですが笑

でも木材とか石とかは天然のものを使いたいですね。

 

先日神岡町にあるお城に行ってきたので書いていくぅ。

 

~戦国のロマンを偲ぶ~神岡城

であります。

 

戦国時代に想いを馳せたいと思います。

 

鉱山資料館・神岡城・郷土館の共通券が販売されています。

大人200円ってマジ?

安くない?

価格が昭和初期であります。

ちなみに世界遺産姫路城の入場料は1,050円です。

 

チケット買うために進んでいくぅ!

 

外堀発見!

城っぽさでてきました。

 

資料館で入場券を買います。

 

注目はJAF会員。

なんと160円です。

マジ?

名鉄の初乗り運賃よりも安いです。

 

さて、まずは鉱山資料館。

この界隈で採掘される鉱石が展示してあります。


この様な感じで鉱石が展示してあります。

「遥か昔」という言葉では到底足りるものではない時代にできた鉱石が目の前にあります。

 

飛騨と言えば、飛騨片麻岩。

片麻岩パラダイスの飛騨。

日本列島でも最も古い時代の岩石です。

上麻生の岩石が最も古いとされており、岐阜県は地質パラダイスなのであります。

 

花崗岩だ!

しかもこの土地の名前が付いてますね~

さすが地質大国。

 

ちょいちょいこういう展示もあるよ。

よく分かんないけどこの説明文の書体が好き。

 

でました三井の文字。

そう、神岡は”三井の町”なのです。

 

すごいすごい笑

手作り感満載な展示品ばかり。

愛着が持てます。

 

これも手作り。

 

これはガッツリ手書きである。

こういうところが好きだなぁ。

ゆるいとかって言うよりも、何か愛を感じる。

この資料館に懸ける想いが素敵。

 

この鉱山資料館では、飛騨って本当に地質大国なんだなって感じました。

というか専門分野ではないのでそれくらいしか感じれなかった。

ただ、並んでいる鉱石はどれも素敵です。

 

さて、本題の城へ行きましょう!(まだ本題じゃなかった笑)

 

内堀、土塀、狭間、石垣...

この中には間違いなく城があります。

 

16世紀末に築城し、一国一城令のタイミングで取り壊し。

その後は農地でしたが、空堀跡は残っていたそうです。

 

現在のこの神岡城は、三井金属鉱業(株)が神岡鉱業所創業100周年を記念して建てられたそうですよ。

築城は1970年6月。

丸岡城、犬山城を参考にして建てたそう。

確かに似ている。

 

瓦には当時この辺りを牛耳っていた江馬一族の紋章が。

ちゃんとお城です。

小さいので迫力はあまりないですが、銅瓦?が素敵です。

雰囲気を出していますね。

 

中に入っていくぅ。

 

飛騨は縄文時代には人が住んでいたとされています。

今から8000年~9000年前らしいですが昔過ぎてよく分かりません。

日本で人が住み始めた場所としてはだいぶ最初の方だと思います。

 

ってそれにしても城内綺麗すぎんか笑

ビックリしたわ笑

 

展示資料もすごく細かく書かれております。

これは一つ一つ見るとかなり時間かかります。

 

縄文土器もある。

模様が美しいね。

この時代の物が良く残ってますよね。

 

赤色がこの辺りにある縄文時代の遺跡。

シンプルに飛騨すごいね。

 

さて、展望台のある最上階へ。

 

眺望最高です~!

というかここは本当に小さな町です。

正面に見える山は大洞山。

川向こうの貴重な水源です。

今は7,000人ほどの人口ですが、最盛期は約3万人住んでいたとされます。

この小さな町に…

って思いますよね。

町を歩けば至る所に増築を重ねた家々が見られます。

当時の賑わいを建物から感じます。

水路もたくさんあるよ。

 

さて、そろそろ下へ降ります。

次の場所へ。

 

次はこちら。

旧松葉家

であります。

茅葺屋根の入母屋造りです。

建造は明治元年(1,868年)で、昭和43年にこの場所へ移築してきたそうです。

 

木材の規制は明治時代に解禁されたたため、良質な木材をふんだんに使用しているのが特徴です。

 

中へ。

誰もいない。

ちなみに私がここに滞在していた時は誰も来ませんでした。

貸切160円です。

 

この地方特有のお仏壇らしい。

豪華すぎるぞ。

これでいくらするんだろう。

 

仁丹の自動販売機。

これすごい~

マジでマジに貴重だと思う。

こんなとこに置いてないでガラスケースに入れた方がいいよ笑

これこそ今いくらするんだろ笑

 

随所にみられる手彫りの跡。

これはもはや芸術である。

 

最上階部分。

さすがに上の階はモワッとする。

暑い。

一階はひんやりしてとても気持ちがいい。

これぞ古民家。

 

縄で結びます。

基本ですが、この手の建造物は釘を使いません。

すべて木を組み合わせています。

芸術品だよね。

 

一階天井の梁がもう最高の木材。

すばらしい。

囲炉裏の煤で真っ黒ですね~

 

大黒柱もため息が出るくらい立派です。

今国産でこの木材と同じクオリティを手に入れようとするといくらするんでしょうか。

車が一台くらいは買えそうですね。

 

鉱山資料館で地質を学び、城で景色を楽しみ歴史を学ぶ、ここ移築された古民家で当時の貴重なものを目にできる。

 

 

この量で、JAF割りあって160円です。

安すぎ!

もっと取って下さいよ!

払います!

 

こんなに安くても人がいないんだからな。

みなさんどれだけもったいないことしているんだ...

 

 

ぜひガッタンゴーの待ち時間とかに行ってみてくださいよ。

ハマりすぎて集合時間に間に合わなくならないか心配ですが笑

 

ぜひ行ってみてください~〇