勝手に岐阜県観光大使

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再開通した「のと里山街道」が壊滅的な被害だった

そろそろ灯油の調整を真面目にします、大使です。

 

 

少し前、

4月3日に能登町へ炊き出しに行ってきました。

七尾市から穴水町へは下道、国道を通らないと行けなかったのです。

時間帯によってはものすごく渋滞する。

全く動かない時もある。

 

そんな日が続いていましたが、先日めでたく復旧、再開通。

どれどれ。

通ってみようか。

 

今までは徳田大津ICより先に行ったことなかったですが、越えてすぐに被害が出ます。

今までは緊急車両のみの通行だったんです。

そうそう、輪島方面のみ通行可能ですよ。

穴水方面から金沢・七尾方面へは通行できません。

 

なぜなら道路の崩落がいたるところで発生している。

なんなら二車線とも落ちているところが多い。

そこにバイパスを造って無理やり通しているという感じ。

日本の土木技術がやはりスゴイ。

 

見ている限り、道路の崩落が激しい箇所は完全に後回しである。

そんなに人もいないし、重機もないし。

早くできるとこを一気にやって...という感じでしょうが、あまりにも崩落箇所が多い。

 

道路の中に残った支柱が露わになり、寂し気です。

土台が全部1分ほどの揺れで流れてしまったのか。

ん~怖すぎるなぁ。

「うわっ...」

「ひどいな...」

「よく開通させたね...」

実際にはこの三つくらいしか口から出てこない。

 

元日から残されたままの車は目視ができただけで二台。

早めに撤去することはできないのでしょうか。

なぜ後回しなのでしょうか。

そういえば先日行った飯田港でも車は残されたままだったな。

ナンバーだけは外さないと税金がかかるらしいですね。

これは外しているのでしょうか。

 

信号のない道が開通したとはいえ、段差やカーブが多いため前方車ガチャ次第では下道よりも時間がかかる。(実際に自衛隊の車があまりにも遅くてそうだった。まぁ仕方ないけれど。でもちょっと空いたスペースに車逃がしてくれるとかできないのかな。とは心の中でずっと思ってた。自衛隊って道を譲れない部隊なのか?後ろ車列続いてたし。あ、心の声です)

徳田大津インター越えて一番最初にある追い越し車線を有効に使わないとめちゃくちゃ時間かかります。

ご注意を。

ちなみにその先も追い越し車線ゾーンはありますが、道路や法面の崩落で使えません。

 

何と言っても橋が怖い。

道路の崩落よりも、「この橋大丈夫なのか...」と心配するくらい橋の状態が気になる。

能登島へ渡るための橋は二本あるが、地震の影響で一本が今でも通行止め。

残る一本の能登島大橋へ交通が集中しているため、小さな傷を負っているその橋も安全とは言えない。

実際に昔からある橋はこの能登島大橋なのです。

なので交通がこれから集中するのであれば、所々に架かっている箸も危険である。

 

開通するのはとても良いこと。

そして希望でもある。

 

しかし、安全性は確実とは言えないので、走る時は完全に自己責任。

ボランティアへ行くだけが目的ではあるが、いつでも「余震」が起きることは常に頭に入れておかなければならない。

 

僕は今度からは...

変わらず下道で行くかもしれない。

 

以上、再開通したのと里山街道の報告でした。